45年ぶりに苗場山へ、その12、無事に下山
さすがにもう登ってくる人もおらず、下山する人に追い越されるということもなく、とにかく下りで転倒するなんて言うことのないように、細心の注意を払いながら下ります。
さすがにもう登ってくる人もおらず、下山する人に追い越されるということもなく、とにかく下りで転倒するなんて言うことのないように、細心の注意を払いながら下ります。
山頂から下っている際に、遠くに横一直線に見えた峰々ですが、特徴的な形をしていて、それが槍ヶ岳や穂高であることはすぐにわかりました。
同行の広島のご夫婦に「槍と穂高が見えてますよ」と伝えると、驚かれましたが、感動されてました。
木道を歩いていると、行く手にうまい具合に単独の男性が下ってこられました。
五合目辺りはぬかるみがひどくて、とても地べたには座れないので、乾いていそうな石や木を探してその上に腰掛けて休憩します。
登りなので汗も少し書いたので、水分補給もしてチョコレートや飴など行動食も摂ります。
私は朝食用に買ってきていたサンドイッチをまだ食べてなかったので、それもここでいただきました。
たまたま同行されることになった広島のご夫婦は、今までにもロープウエイ利用での谷川岳など、どちらかというとあまり歩かなくても良いような山ばかりに登られているそうです。驚いたのは前日の3日は、広島のご夫婦も栂池自然園を散策されたそうで、違うのはご夫婦は前夜は野沢温泉に泊まられたそうですが、こちらは長野市内で泊ったことだけですね(^^;)
車に忘れてきたスマホを取りに行こうと駐車場を歩いていると、地際に何やら白い花が咲いているのが見えました。
あれまぁ、ウメバチソウではないですか。
翌4日の天気予報は居酒屋さんのTVでもチエックしましたが、その後もスマホの天気予報サイトなどでも何度か確認します。4日はスマホの目覚ましを5時にセットして、起きたらまずは天気予報のチエックです。すると、前日に出ていた予報よりも予報が良くなっていて、雨の心配はなさそうです。
雲りときどき晴れみたいな感じです。
ホテルのほうは前日に料金を精算してあったので、5時半にはチエックアウトします。
山の天候は気まぐれです。
ちょっと前まであれほどガスに覆われていた稜線が、なんだか晴れてきそうな雰囲気です。
プチ周回してきて道標を見たところ、「浮島湿原」という文字が見えました。
展望湿原というのもあるようですが、ガスがかかってきて展望は望めそうもないので、浮島湿原へ行ってみるとしましょうか。
ロープウエイ駅で降りると、まずは栂池自然園のビジターセンターというところを目指すらしいです。
ビジターセンターまでは5分~10分というところでしょうか。
ゴンドライブは標高1500mぐらいまで上がっていくらしいのですが、途中から紅葉真っ盛りの木々の上を通過するようになりました。
巻き道に出てからしばらく歩いたところで、琵琶湖が見えてきました。
ピンクのタニウツギが出てきて、一気にテンションが上がるのを感じました。
タニウツギは四国でこそ咲かないけど、全国各地で見ていて、私にとっては結構思い入れのある花です。
一番初めに見たのは北アルプスの小池新道の登りでした。そして、初夏の東北では早池峰山や主人とドライブした栗駒方面の道沿いで、また岡山の那岐山、鳥取の大山など・・・。
牛尾宮にはすでに若い男性一人がいらっしゃっていて、建物に興味があるのか熱心に見ご覧になっていました。私は?といえば、せっかくですからお参りをと思い、お賽銭をあげるような場所を探すのですが、どちらの建物にもそのようなものがなく、仕方なく若い男性に尋ねたら、その祠にお参りするといいみたいですよ、と・・・
二つの拝殿の間に星道があって、歩いていくと岩に突き当たるのですが、その前に小さな祠があって、そこへお参りすればよいみたいです。
駅から西へと登っている道を歩いていて、ふと上を見上げるとこんな光景が見えました。
3年前から5月下旬に、大学時代の山歩きの仲間で集まっています。
私たちの同期の仲間はすでに3人の男子が亡くなったこともあって、年に一度ぐらいは元気な顔を見ておきたいねということで始まりました。1回目、2回目は東京駅近辺で集まりましたが、今年は去年の集まりの時にすでに大阪で集まろうということに決めてありました。
日程は5月19日で、最初はその頃の天気が余りよくなさそうだったので遅くなっても何とか日帰りしようと思っていましたが、途中から翌20日の天気が晴れに変わりました。天気が良ければどこか京阪神の山に軽く登ってこようという気持ちが出てきて、19日は新大阪近くに宿をとることにしました。
前日は久しぶりの顔ぶれで楽しくお酒を飲み語ったところで9時前にお開き。
その後ホテルにチエックインしてから、20日はどこに登るかスマホで候補を考えます。近江富士でも良いけど、ちょっと軽すぎるかな?そのうち比叡山というのが目に留まりました。たまたま見たサイトに比叡山を登りながらカキノハグサが咲いていたと書いてあって、それは6月上旬のことらしいのですが、今年はいろいろな花がえらく早く咲いているので、運が良ければ見られるかもしれないと思い、20日は比叡山に比叡山坂本駅からの医ぼる登ることに決めました。
翌朝はホテルで5時半ごろ目覚めました。朝食を食べたら8時頃にホテルをチエックアウトします。
比叡山坂本の駅は琵琶湖の西側を走っている湖西線の駅のようで、湖西線には若いころ何度か乗ったことがありますが、ここ40年近く乗っていません。新大阪からは快速に乗りましたが、京都の次の山科駅で湖西線に乗り換えればよいようです。
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