成羽天神山と2度目のセツブンソウお花見、その5、山頂から鈴振崖へ
分岐から少し登ったら車道に出ました。
登る前に以前登ったときの記録を読み返したりしてなくて、記憶が曖昧ですが、車道に出合ったことは何となく覚えていました。
分岐から少し登ったら車道に出ました。
登る前に以前登ったときの記録を読み返したりしてなくて、記憶が曖昧ですが、車道に出合ったことは何となく覚えていました。
七合目を通過してすぐに、登山道左側に岩場があって、岩穴が見えています。
そして、今度こそ、岩穴の中にはなにかお祀りされているようです。
覗き込んだら・・・
10時6分、三度目の渡渉点に来ました。
こんなに渡渉点が多かったとは記憶に残ってなかったのですが、登山靴にして正解でした。
小屋まで下ってきて、ブナを見上げたらヤドリギが着生しているのが見えました。
私たちが出発する前にもかなりの人数の方が山頂目指して登られたはずですが、意外にも山頂はほんの数人の方だけ・・・皆さん、白馬山のほうに周回されたんでしょうか?
毛無山だけに登るのだったらそれほど時間がかからないはずなのに、ずいぶん早く歩かれているなと思ったのですが、そういう訳だったんですね。
山頂でお昼にされている方もいらっしゃいます。
尾根に出た途端にものすごく冷たい風が吹いてきたので、これは山頂はてっきり寒いに違いない、早々に小屋に下りてお昼かな?と思っていたのですが、意外にもそれほど寒くありません。もちろん厚手のダウンを羽織っているのですが、寒い時は5分ぐらいしかいられない時もあったのですが、この日は気温が高いみたいです。
尾根がもう近いな~と思う頃から、ブナの大木が出てきました。
駐車場から車道を横断して登山口方面へと向かうと、私たちの直前に出発されたパーティーの人たちも車道を渡ってすぐのところでワカンを装着されています。
Rさんもすでにスノーシューをつけているし、これは私も観念してワカンをつけるとしますか。
ワカン歩行は2年か3年前の比婆山行き以来かな?
四国の山では持参することはあっても、ほぼ使用することはなくたいていはアイゼンのほうが有効です。というのも四国の山は急峻で中国地方みたいになだらかな雪原を歩くことがほぼないからです。
今冬の四国の山は雪が少ないです。
10年ほど前にも雪の少ない時期があって、2月の笹ヶ峰に登っても雪はないわ、寒くもないしということがありましたが、今年もそんな感じです。
1月末に高知で春の花を楽しんだ翌週は今度こそ雪山?
お誂え向きに2月第一週末直前に平地ではたっぷりの雨が降りましたが、これが日本海側ではきっと雪だったことでしょう。天気予報を見ると、珍しく岡山県北も晴れマークが出ています。岡山のセツブンソウも咲き始めてるというし、これは雪の山を楽しんでその後にセツブンソウを見るのがベストかな?
ラインで提案を流しておき、行先はRさんに一任してあったところ、前日2月1日に三平山とセツブンソウはいかが?という連絡が入りました。三平山は以前にも一度行ったけど、スノーシューハイクにはもってこいのなだらかな山で登頂も2時間ちょっとあれば登れます。
もちろん、異存はないのですが、翌2日は気温が高くなるという予報が出ていて、三平山は一か所雪崩がおきやすい場所があるのです。古い雪の上に新雪が積もり気温が上がると表層雪崩が発生します。
まぁ、行先は蒜山インターを下りてからでも決められるわということで、瀬戸大橋を渡ることに決定。ところが、3人のうちPさんが親類に不幸があって行けなくなりました。セツブンソウが見られないPさん、残念でしょうが、また機会はあるでしょう。
結局、2月2日は坂出の某所に6時集合となりました。
上蒜山の下りは、尾根が南に延びているせいか下蒜山みたいにじゅるじゅるの下り道ではなくて助かりました。
草原のようなところを下っていくので、開放感があります。
鞍部を過ぎて、いよいよ最後の登りが待ち構えていますが、下蒜山からの下りほど下らなかったので、登りもそれだけ楽かな~?と甘い考えでいたら、これが結構厳しかったです。
鞍部から中蒜山方面を振り返るとこれが良い感じです。
フングリ乢ではこれからの登りに備えて、水分補給をします。
300mも下ったということは300m以上の登り返しが待っているということです。
まだまだ先が長いので、少しだけお腹に食べ物を入れたら、お次の中蒜山目指して出発です。
下蒜山を10時34分に歩き始めます。
雲井平からの眺めは素晴らしく、何より今まで歩いてきた道も、今から歩こうとしている道もすべて見えるのが良いですね。四国の山にはこんなロケーションはちょっとないような気がしました。
汗をかいたのでリンゴを食べて一休みしたら、今度は下蒜山山頂目指して歩き始めます。
登山口からすぐは平坦な道になっています。
道沿いにはロープが張られていて、何か貴重な花でも咲くのかな?と思いながら歩いていると、ヤマラッキョウが咲いていました。
娘さんの里帰りお産で二か月余り忙しかった山仲間のRさんでしたが、娘さんも帰ったので山復帰されるそうです。
都合をラインで尋ねたら11月3日に山に行けそうとのことなので、行先は彼女にお任せしてありましたところ、蒜山三座縦走にしましょうとのこと。蒜山は私は一度も登ったことがないのでもちろん賛成なのですが、2か月ぶり以上で山復帰されるRさん、いきなりのロングコースはしんどくないのかな?と要らない心配をしてしまいました。実をいうと、前の週がサガリハゲでロングコースだったので、もう少し楽なところをと思わないでもなかったのですが(^^;)
紅葉を今年はまだ見られてないRさん、標高1000mちょっとの蒜山なら紅葉も楽しめそうとの思惑もあったようです。日没がより早くなっているので、早出は必須です。最初は6時間半あれば縦走できると言っていたRさんもいろいろな記録を見て、出発を早くした方がいいということで、坂出の某所に5時10分集合となりました。
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