アケボノツツジ咲く稲叢山に登る、その5、下山とアオハコベ
山頂には13時19分に到着しました。
着いたときには誰もいなかったのですが、しばらくすると6,7人のパーティーの方が登ってこられました。また、続いて数人の方が来られたりして、狭い山頂は人でいっぱいになりました。
Fさんが、直ぐ近くに展望の良い岩場があるので、そちらに行きましょうと案内して下さいました。
山頂には13時19分に到着しました。
着いたときには誰もいなかったのですが、しばらくすると6,7人のパーティーの方が登ってこられました。また、続いて数人の方が来られたりして、狭い山頂は人でいっぱいになりました。
Fさんが、直ぐ近くに展望の良い岩場があるので、そちらに行きましょうと案内して下さいました。
山頂には1組の方を除いては誰もおらず、ゆったりとした気持ちで展望を楽しみます。
この時間になっても大山がこれほどはっきりと見えていること、そして歩いてきた道のりの長いことにRさんが感嘆しています。
私も夏に白馬~朝日までの長かった道のりを眺めたときのことを思い出しました。
歩いてきた山なみを見ると、人間の足って偉大だと思います。
岡山の分県ガイドによると毛無山~朝鍋鷲ヶ山までの稜線は約7kmの距離があり、時間にして5時間かかるとあります。金ヶ谷山までは来ましたが、それでも3分の1ぐらいしか歩いていません。これからが長いですね。
10分ほど山頂で休憩した後、10時53分に再び歩き始めます。
結構急な下りですが、階段がつけられていて下っていると、階段の木のところにサンインスミレサイシンが咲いていました。
固まって咲いているところもあって、綺麗でした・・・・と言いたいところですが、このスミレはがっしりしたスミレという印象が強いです。
軸なども太くて、花も大きめで、たくましいスミレですね。
四国でもナガバノスミレサイシンを見かけますが、もう少し華奢なイメージがあります。
手前にキクザキイチゲの葉も見えています。
このときは普通のったいツボスミレはほとんど見かけなかったのですが、その数少ないタチツボスミレが金ヶ谷山の山頂直下で咲いていました。
ブナの間から向こうの峰が見えていますが、あれはまだ白馬山ではないんでしょうね。
白馬山まではまだコースタイムにして2時間以上の歩きのようです。
11時8分に道標の横を通過です。
標高800m付近に「山の駅」があって、金ヶ谷山だけに登る際はそこを基点に登るルートがあるようです。
縦走中に何かあったときのエスケープルートとしても使えそうです。
ここまで下ってくると、ようやく咲いているタムシバを見ることが出来ました。
縦走路はずいぶん広いのですが、国体の時に広げられたものでしょうか。
時折雲が出てきますが、天気は概ね良好で、青空がとても気持ちよいです。
私は登りで汗が出るのですでに半袖ですが、他の二人は長袖で歩いています。
稜線から北側に目をやると、時々、大山がこんなに綺麗に見えます。
朝鍋鷲ヶ山の展望台から見たときよりも、雲が取れて良い感じです。
12時前、展望の良さそうな場所でお昼にします。
気温も暑くなく寒くなく、微風が心地よくて、いつまでもその場で眺めを楽しんでいたいようなひとときでした。
こんな気持ちよい歩きは、貴重ですね。
お腹もいっぱいになったところで、歩き始めます。
反対の南方面には先ほどから土用ダムというダム湖が見えています。
時々、このダム湖方面に下ろうとする人がいるのか、ダムの敷地内を通り抜けることを禁止した立て看板がありました。
この辺りが縦走路中でいちばん標高の低い場所だったようです。
ダムの水面が目の下に見えていました。
縦走路に再びキクザキイチゲの花が見え始めました。
白馬山への登りは最初はちょっと急でしたが、やがて緩やかになってきます。
Rさんがちょっと疲れてきたようですが、白馬山にはカタクリが咲いているからと励まします。
しばらく見なかったエンレイソウもここに来て再び咲いています。
花が咲いているとRさんも元気になります。
やがて、少し向こうにピークらしき雰囲気がしてきました。
なにやら話し声も聞こえてきます。
と、思ったら、人影が見えてきました。
一登りしたところが白馬山山頂でした。
時刻は13時10分、カタクリの花が咲き乱れていますが、それまで誰も歩いてなかった縦走路が嘘のように、白馬山山頂は多くの人がいました。
GW後半初日の5月1日、岡山と鳥取との県境の山、朝鍋鷲ヶ山から毛無山へと縦走して来ました。
きっかけは1月末の毛無山への登山でした。
このとき、地元の方に山頂でお会いして、春はカタクリが見事だということをお聞きしたのでした。また、キスミレが鷲ヶ山に咲くということもお聞きしていたので、何とか両方を見たいものだと思っていました。
前夜、reikoさんといろいろ相談した結果、ダイセンキスミレが朝鍋鷲ヶ山に咲いていることがわかったので、それならカタクリとキスミレの両方を見るために縦走しようかということになったのです。
野草友達のRさんも参加されますが、お花が咲いているならRさんもロングコースを厭わずに歩かれるだろうということになりました。
由布岳の麓にはキスミレやエヒメアヤメなどが咲くらしいという事はなんとなく前知識として知ってはいたのですが、正確にはいつ頃咲くのかとか、どの場所で見られるのかなどということは、それほど調べていませんでした。
九州に向かう前日に、書店で分県ガイドの「大分県の山」というのをぱらぱら見ていたら、登山口付近でキスミレが見られるようです。
ということで、そちら方面に車を走らせます。
車窓から、黄色い色がちらちらと見えているので、車を停めました。
山頂からは私の提案で周回コースを歩かせていただくことになりました。
野草散策するには、なるべく、違うコースを歩くほうが楽しいし、環境も違うので、また違った野草を見られるからです。
その予想は当たって、その後いろいろなスミレなどが見られました。
徳島の山間部を走っている間はお天気もまずまずだったのに、高知に近付くに連れて、雲行きが怪しくなってきました。冬場ならば、香川が雨や曇りでも、トンネルを抜けて高知に出るとすかっと青空が出るのですが、季節が変わると高知のほうがお天気が悪いなんてことがあるのですね。
目的のハルリンドウは咲いているでしょうか?
さて、この日のいちばんの目的だったエイザンスミレの咲く場所に着きました。
一昨年、去年、そして、今年の3月と、この場所に来るのは4度目か5度目だと思うのですが、いつも2月末か3月に来るので、エイザンスミレの葉っぱだけ確認するものの、花は見たことがなかったのです。
徳島の別の山に咲くエイザンスミレは一際赤い色の花が咲くのですが、この場所のエイザンスミレはどんな花が咲くのか、一度見てみたかったのでした。
4月6日、前々から気にかかかっていたヒナスミレを見に行くことにしました。
その一週間ほど前に見に行った山友達の話ではすでに咲いているとのことで、気が気ではなかったのです。
結果的にはまだ咲いていてくれたので、ほんとにほっとしました。
Mさんは先にエヒメアヤメの撮影をされるそうなので、待っている間、同行のRさんと待ち合わせ場所の近くを少し歩いてみました。
それが思わぬ収穫ありでした。
ショウジョウバカマにアマナまで咲いていたんですよ。
毎年、実家方面の里山にシュンランを見に登るのですが、今年は花散策が出遅れたため、まだ登っていませんでした。
少し遅すぎるかと思いながら、3月30日に登ってきました。
登る前に、いくつか花のスポットを見ておこうと思い立ち寄ります。
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