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2005年3月

2005-03-11

元気だったレオ君

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DSC0009612herio朝一番で電話がかかってきた。
高校時代のバレー部の仲間からだ。彼女のご主人が損保の代理店をしているので、うちの車や家の保険でお世話になっているから、途切れることなく付き合いが続いている。
用件というのは別のバレー部の仲間のところから、出荷できない花が大量に届いているので取りに来いとのこと。
その仲間は園芸農家を営んでいて、ご主人そして息子さん夫婦でビニールハウスを7つも8つも立てて、ポインセチアやハイビスカスを作っている。ところが息子さんが今年初めて手がけたセネシオがいろいろな事情があって、出荷ができなくなったらしい。

電話をかけてきた仲間の家には年に二回ほど行くが、今回は秋以来かなぁ?
彼女の家は去年の連休に新築したばかりで、秋に来たときにはまだ庭が出来ていなかった。それが今回は100坪以上はあろうかという庭は各所にレンガを積んで花壇をつくってあるようだけど、その花壇にはまだ花があまり植わっていないようだ。うちで去年掘り上げた水仙ガリルも200球ほど分けたのだが、綺麗にレンガで囲った花壇で咲いたらしいよ。(^_^)
小さな酒屋をしてるので、その後は忙しくて花を植える時間もきっとあまりなかったのだろう。こんなことなら、ビオラをいくらか持ってくればよかったなぁ。

彼女のところには白い大きなオス犬が一匹いるんだけど、このレオ君は私が無理を言って、彼女に押し付けて飼ってもらったんだよ。
というのも今から16年ほど前にうちの縁の下で野良犬が子犬を5匹産んでしまって、当時まだ小さかったうちの子供たちに、全部飼ってやって欲しいと、泣きつかれて、さすがにそれは無理だったけど、それぞれの子犬の引き取り手を捜したのだった。
結局,一匹だけだった白い男の子が彼女の家にもらわれ、茶色の女の子は主人の弟宅に(去年の秋に死んでしまったけど)毛の長い女の子が私の実家に、という具合にもらわれていった。
うちには残ったメスの子犬が二匹残り、娘がキキ、ララと名づけておばあさん犬だけど、今も何とか元気に生きてる。
話が逸れたが、そのもらわれていった白い犬レオ君は昔と同じでやっぱり、人懐っこく擦り寄ってきた。

彼女は運動神経抜群で私以上に元気そのものだったけど、三年前に子宮ガンを患い、子宮を全摘している。その後も持ち前の頑張りで見事に復帰して、今でもママさんバレーでバリバリ活躍しているよ。一度、一緒に新居浜の西赤石山にツガザクラを見に行こうといいながら、まだ実現してないね。

あ、そうそう、福寿草の里のことを教えてあげたら、この日曜に高知に住む息子さんのところに行くそうで、その途中に立ち寄りたいというので場所を詳しく教えたよ。うまく見れるといいね~。

お土産にセネシオの切花をいっぱい、そして、鉢花を大小取り混ぜていただいてきたよ。

2005-03-09

暖かいよ


今週に入ってから、今までの遅れを取り返すかのように、一気に気温が上がっている。
おかげで畑に出ると、毎日、何かしら開花しているね。

昨日、帰宅してみると、開花していたのが紅花ミツマタだよ。これは欲しくてたまらなかったのをようやく去年見つけて植えた花だから、とりわけ咲くのが待たれたね。去年は3月半ば頃に既に開花しているのを買ってきたから、うちで咲いたのは今年が初めて。私が適当に植えただけなのに、しっかりと根付いてくれて、しかも蕾もびっしりあるんだよ。ジンチョウゲの仲間だけあって、今日は屋敷内の白花のジンチョウゲも仲良く開花してた。
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ブロック塀際のヘリオフィラも一昨日咲いたと思ったら、今日は花数がぐんと増えていた。暖かいと覿面に咲くよね。
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同じく塀際に植えてあるパンジー、アプリコット・シェードはいまや満開状態だけど、その横に見慣れない顔がのぞいている。どうやら、うんと前に植えた原種に近いビオラがこぼれ種で出てきたらしい。この紫と黄色の昔からあるビオラは強いね~。きちんと植えたことなどここ10年ほどないのに、毎年どこかしらで育っている。
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ビオラ・ソルベYTTも花数がここ2きて増えたようだ。よく見ると一株に丁度白い咲き始めの花、少し咲き進んだ淡い紫の花、もっと咲き進んで紫色が濃くなった花の3種類が揃った株があったので、撮影してみたよ。
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最後にクリスマスローズのガーデンハイブリッドの株、ブロッチ入りの花だけど、これも咲いたよ。花の大きさは他のものより少し小さ目かなぁ。ブロッチ入りはうちではこれだけだよ。

2005-03-08

福寿草の里、半月後

夕べ、Yさんからかかってきた電話で急遽決まった話なんだけど、今日はどこかにお花を見に行こうということに。
お花と言ったって、いまどき咲いてるのは梅かユキワリイチゲか福寿草ぐらいだよね。
とにかく、いつものco-opのお店で10時に待ち合わせということに。

家族の朝食は後片付けが楽なように夕べ深夜にサンドイッチを沢山作っておいたので、楽勝だ。洗濯物をささっと干して出発。
店内で今日のお昼のばら寿司と白和えを調達してからみなで行き先を相談する。今日は飯山のOさん、市内のNさんも一緒だ。
結局、いいお天気だから福寿草の里も道路は問題ないだろうということで、高速に乗って高知の大豊に向かった。
途中、いつもの如く、立川PAで休憩を。コーヒーも缶コーヒーではなく自販機のだけど、レギュラーのモカコーヒーをたっぷり目というのを選んだ。外のテーブルと椅子で飲んだが、この時点で早くも気持ちいいと、みんな笑顔。なんたって、空気が違うやね。山々も見えるしね。
半月前とは違って、外の空気も柔らかで、いかにも春だね。寒さはちっとも感じないよ。立川PAからものの10分も走ると直ぐに大豊インターだ。ここで下りて、池田方面に走る。しばらく吉野川に沿って走り、豊永駅近くで東に折れて、京柱峠、梶ガ森方面と書かれた標識の指す方向に走る。ここからはもう山道の雰囲気だよ。途中の定福寺はOさんがきたことがあるそうで、今日は時間があるようなので、帰りに寄ろうということに。

半月前に走ったときとは違い、道路の凍結の心配は全然なくて、快適に登る、気温もぐんぐん上がっているようで、暖房を入れるどころか窓をあけて走ってもいいぐらい。行き違う車もこの前よりは少ないような気がする。やっぱり福寿草の見頃が過ぎたのかも。
この前、車をとめた沢で、やっぱり今日も車をとめて降りてみた。雪は全然なくて、歩きやすい。ちょっとした滝があるんだけど、その上方まで登ってみた。踏み跡がいくつかついていて、どんどん登れそうだけど、今日はそれが目的ではないので、ほどほどにして福寿草の里に向かう。dsc0008512

滝からものの2,3分で目指す南大王の福寿草の里に着いた。車の数はこの前の3分の2というところ。
登り口付近からは黄色い福寿草が遠目にも沢山見えている。雪も完全にとけているし、花もこの前よりずっと多いね。
ただ、咲き始めの楚々とした雰囲気はもうなくなっている。春爛漫というべきかな?
Oさん、Yさん、Nさん、みんな一斉に完成を上げる。私もそうだったけど、15分ほど棚田の中についた道を登るんだけど、その間ずっと途切れることなく福寿草が咲いているんだよ。その数5万株というからすごい。Yさんが地元の人に訊いたんだけど、この地では昔から福寿草が自生していて、訪れる人にもいっぱい福寿草を分けていたそうだ。
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上まで登って、黒豆でできた味噌などを買った後はお待ちかねのお昼だね。暖かいし、まるでおばさんの遠足(^^;)
梶ガ森を正面に望み、ちょっと下を見れば福寿草が見えるという絶好のロケーションで食べるお昼は美味しくないわけがないよね。
よく気のつくOさんはデザートにお手製のバナナ&ブルーベリーの入ったヨーグルトを持ってきてくれてて、それにYさんが売店で買ったヨモギたっぷりの草餅も出たよ。
食後は腹ごなしに福寿草を見ながら辺りを散策。何か柑橘類が植わった畑があると思ったら、柚子の畑だった。柚子って、あんなに丈が高くなるなんて知らなかったなぁ。坂道を歩いているとほんとに汗ばむくらいの陽気だ。
車に乗り込む前に、それぞれブンタンを買い込んだよ。

帰りの寄り道は予定通り、定福寺に。よく手入れの行き届いた庭で、聞いたとおり、オウレンの花が沢山咲いていた。そして嬉しいことに一年ぶりのジロボウエンゴサクにも会えたよ。白い小ぶりのショウジョウバカマも数株咲いていたけど、これはきっと園芸種なんだろうね。
山ではまだまだ咲かないお花も日当たりがいいためか一足早く咲いているようだった。
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山門からは沢を隔てて、棚田越しにに梶ガ森が見える。草はまだまだ茶枯れているけど、あと一月もすれば、いろいろな芽が萌え始める季節だよ。
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2005-03-07

ヘリオフィラ開花

<昨日に続いて、風は強いもののよく晴れて春らしい一日になった。
今日は用事も仕事もあるので、流石に園芸三昧とはいかない。昨日植え替えをした苗たちに水遣りをしてなかったので、午前中に水遣りだけ済ませる。風があって、陽射しも強いから、これからは水遣りが欠かせない。

午後、帰宅して、畑をもう一度見回った。水遣りの時にはささっと水遣りだけしかしなかったので気付かなかったけど、塀際に植えてあるヘリオフィラが3輪ほど咲いてる~。嬉しい~。このヘリオフィラの種は私が仲良くしてもらっているネット花友のブルースターさんに3,4年程前にいただいた株から自家採取したものだ。実を言うと初めてヘリオフィラの株をもらったのは2000年の秋だったような気がする。この頃は自分で育てた花から種を採るということをしてなくて、種は毎年新しく購入していたのだった。翌年ぐらいから種の採取に目覚めて、種をつける花からは自分で種を採取するようになった。
2003年~2004年の冬は寒波がひどくて、実を言うと私が種まきして育てたヘリオフィラはほとんど全滅だった。よいうのもそれほど寒さに弱いとは知らずに全部の苗を畑中央部に植えてしまったのだった。という訳で、去年は友人に分けてあげたヘリオフィラは友人宅で綺麗に咲いたのに(友人はコンテナ植え)本家の我が家ではさっぱりだった(^^;)
これに懲りて、今年は暖かい塀際を上場所に選んだのだけどこれが正解だったようだね。他にもちょっとブルーが薄めのミスターサマースカイというのも種まきしてるんだけど、無事に咲いてくれるかなぁ?
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よく見回ると、ヒゴスミレも葉っぱは哀れだけど、蕾がついてるよ~。
そして、先日からカウスリップの発芽かな?と思って見守っていた発芽・・これもどうやらカウスリップに間違いなさそうだ。やれやれ。
いくつかの芽が出てるけど、一つだけ少し大きめの芽があるよ。このぐらいになるのに一体どのくらいの期間がかかったんだろう?
観察不足もいいところだね。
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ミニアイリスのダンフォルディエも昨日辺りから開花し始めた。この鮮やかな黄色はちょっと他にはお目にかかれないね。
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昨日植え替えたポレモニュームヤオダマキ、ペンステモンたちもみんな元気そうでほっとしたよ。
ポレモ君はまだあと20株ほどもあるんだけど、いくら保険たって、ちと多すぎかなぁ?(^^;)

2005-03-06

オーリキュラが届く

今日も青空が広がる絶好のお天気だったけど、先日、山に行ったばかりなので、さすがに今日は庭仕事と家事ですごすことに決めた。
布団を干し、こたつを上げて掃除機をかける。洗濯物もたくさん干したよ~。

午前中にタキイ種苗からプリムラ・オーリキュラの苗が届いた。このオーリキュラ、夏前に通販で頼んでいたもので、本来なら12月ごろに到着予定だった。ところが晩秋に詫び状が届いて、「台風のために苗が駄目になって、届けるのが遅れる」とのこと。そしてつい1週間ほど前にも、また届けるのが3月中旬ごろに擦れこむという詫び状が・・。いい加減、頭にきていたところだった。
急いで箱を開けると、まあまあがっしりした苗が5ポットは入っていてほっとした。
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植え替えが気になっていたものも、ついでに植え替えを。ポレモニウムが大きくなってもう小さいポットでは窮屈そうなので、一回り大きいポットに20株ほど植え替える。ついでにフウリンオダマキも。
一昨々年、母から分けてもらったスズランも芽を吹き出しているので、植え替える。一年間大きめの鉢に植えていたせいか、ずいぶんと根が増えてこのぶんなら去年の倍ほども咲いてくれそうだ。このスズランの鉢にセツブンソウを種をばら撒いておいたのが二芽発芽している。これをそろっと植え替えたんだけど、ずいぶん長い根っこの下のほうに小さな球根が早くもついてるんだよ。これがセツブンソウの球といわれるものだね。
他にもオーリキュラやアネモネ・シルベストリス、コリダリス・チャイナブルーも日向軽石や赤玉、といった水はけの良い用土で素焼きの鉢に植え替えた。
夏越ししてきれるといいなぁ。シルベストリスの花はシュウメイ菊そっくりの白い花で、これが秋ならシュウメイギクと言われても疑わないだろうね
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パッシーノやカンパニュラ・ロツンデフォリアも試しに少し植え返してみた。が、数が何しろ多いので、本格的な植え替えをするためには、また用土を買い足してこないとね。それにいつの間にか薄暗くなってきたと思ったら、もう6時を回ってたし(^^;)
夕食用に昼のうちから煮豚をちゃんと炊いておいたんだけど、すき焼きが好きな主人がすき焼きの用意をしてくれていたよ。ラッキー。
これからは日も長くなって、庭仕事もやり易くなるね~。
あ、そうそう、クリスマスローズのスポット入りのガーデンハイブリッドやエリックスミシーの蕾も少し膨らんできたよ。
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2005-03-04

雪の竜王峠

夕べは本格的に雨が降った。
こんな降り方をするのは、もう、春になっている証拠だね。

今日もはっきりしないお天気かと思っていたら、10時ごろから青空が出てきた。
幸い、今日は久々に特に用事のない一日だ。これを利用しない手はないとばかり、山友達のYさんの携帯に電話する。
Yさんもすぐに電話に出て「今日はかかってきそうな予感がした」って(^^;)。こりゃ完全に 見透かされてるね~。
もう一人、以前、讃岐富士にご一緒したNさんも誘って欲しいと言われていたそうで、都合がつくならco-opのお店で11時半に待ち合わせということに。

時間どおりに行くと、既にYさんとNさんが待ってくれていた。ついでにお店でお昼ご飯と飲み物、行動食を調達する。
私は1リットル入りのポットに二本お湯を用意していたので、紙コップ入りのコーヒーと熱湯を注ぐと出来るというスープのもとも買う。
2人に私の車に移って貰い、出発。目指すは三頭トンネル。いつもの走りなれた道だ。
三頭トンネルの手前で少し寄り道して、ユキワリイチゲの偵察をするが、今日もやっぱり花が開いていない。やっぱりもっとお天気が良くないと駄目なようだね。
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辺りにはヤブツバキの木が多いが、おおかたは咲き終わっている。だけど、例の沢の近くにはヤブツバキのまだ咲き残ってい木があって、綺麗だよ。
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さて、ここを出発するといよいよ三頭トンネル手前を左折し、川に沿って車で10分ほど走る。この辺りに来ると阿讃山脈の峰々が目前に見えるのだけど、それが雪をいただいて、また見事だよ。時々、車をとめて、カメラで撮影してみる。霧氷っていうのかなぁ、木々に白く雪がびっしりとついて、ほんとに綺麗だ。考えたら、大学のときに尾瀬の燧ケ岳を下るとき、あたり一面霧氷で綺麗だったけど、それ以来かなぁ?
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そんなことを考えているうちに、目指すコミュニティセンターに着いた。ここに車を置いて、後は歩きだ。先日、琴南の詳しい地図をもらったので、その中に紹介されていたハイキングコースを今日は歩くつもりなんだよ。12時50分出発。沢を渡ってすぐに「寒風峠」と書かれた山道に入る。林道もついているが、普通タイヤの車ではとても走れそうもない。
山道はまずまずの登りで、それほどきつくもないがそれほど緩くもないという程度。出発したときには少し寒く感じられたが、登っていると少し汗ばむほど。沢山着込んでいたYさんはちょっと暑そうだ。着るものの調節は、私などはだいたい無意識にこれぐらい着ればいいとわかるけど、やっぱり、何度か山に行って慣れないと、感覚的にはわからないようだ。歩き始めは少し寒く感じる程度がベストかな?そして休憩時はじっとしているとすぐに体が冷えるから、一枚羽織るぐらいでいい。
歩き始めて30分もしないうちにYさんが「おなかが空いた」というので、大休止を取る。ほんとは山歩きでは50分歩いて10分の休憩ぐらいが丁度いいんだよ。まぁ、今日は、ピークを目指しているわけではないし、足慣らしだから、それほど神経質になることもないね。
食べ終ると、ちょっと体が冷えてきたので、私が持参したポットのお湯で紙カップコーヒーを作る。Nさんはこの紙コップコーヒーのことを知らなかったようで、「こういうのを売ってるんですよ」と教えてあげると驚いてた。しかし、山で飲む熱々のコーヒーはいつもながら美味しいね。YさんもNさんもこんな美味しいコーヒーは飲んだことがないと相槌を打つ。なぜだか、山で食べるものや飲むものってほんとに美味しいよね。
さて、お腹が満足したところで出発。この辺に来ると霧氷なのか、木々に白く雪がついていて綺麗だよ。
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道は時折、林道や車道に出ながらも上でと向かう。もう山道らしきものも見えず、そのまま林道を進んだところで道標が。「至竜王峠」となっている。寒風峠を目指すつもりが何時の間にか「竜王峠」行きに。林道を何度か横断するので、どこかで間違ったらしい。まぁ、どちらに出てもそれほど代わりはないので、そのまま進む。標高はそろそろ800mはあろうかと思うが、所々に集落がある。眼前には雪をいただいた竜王山。アンテナが建っているから、たぶん、去年登った阿波竜王かな?それにしても、こんな絶景を毎日眺められるなんて羨ましい限りだ。山奥で不自由も多いだろうけど、こんな気持ちのいいところで暮らしていたら、誇りっぽい町の暮らしは嫌になるだろうなぁ。
この頃には空も青空で、アスファルトにはところどころ新雪が積もっていて、鼻歌でも出てきそうなほどいい気持ち。花こそ何にも咲いてないけど、道端の空き地にはフキノトウがいっぱい出てるよ。
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ここにも道標が出ていて、竜王峠登山口まで250mとなっている。どこが登山口かわからないけど、いちばん上にあった民家の裏手についている道がどうやら登り道らしいので行って見る。杉の樹林帯の中を通っている道でどうやら正解だったようで、竜王山方向に登っている。途中、ショウジョウバカマの群生があったけど、蕾がかなり膨らんでいる株もあって楽しみだね。
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10分ほど登ったところでまた道標。矢印を見ると、下から斜めにここで合流した道が本道だったらしい。どうやらいくつかの道があるらしい。道標では竜王峠まで1150mとなっている。携帯を見ると時刻は2時半。どうやらリミットだね。峠までは行けても帰り道に要する時間を考えるとこの辺で引き返したほうがよさそうと判断。立ったままでしばらく小休止して引き返した。下りは矢印があったほうのどうやら本道と思われる道を下ったが、新雪の上はすべりやすかったよ。10分ほどで林道に立った道標まで出てきたが、この道も取り付きがちょっとわかりにくいなぁ。
後は、もときた道を下るだけ。何時の間にか青空ではなくなって風も出てきた。やはり、あの地点で下って正解だった。
あ、そうそう、余談だけど、車で下っているとき、イノシシを見かけたよ。
去年も赤星山で5,6頭のイノシシと遭遇しかけて、あの時はほんと怖かった(何しろ一人で歩いて下ってるとき)
今日は車だから怖くはないけど、それにしても最近のイノシシは夜行性ではないのかな?

義妹からのお雛様

今日は雛祭りの日だった。
娘の初節句の時に母が送ってくれた八段飾りのお雛様があるけど、もうそれを最後に飾ったのは何年前になるかな?
あれは娘の初節句のためにお雛様を飾っていた年、そう昭和57年の3月、姑は入院中だった。前年に手術した胆石の術後が思わしくなく、癒着してしまってそのための手術で入院していた。そんなわけで、娘の初節句のお祝いは姑が退院してからの旧の桃の節句にすることにしていた。
ところがそんな姑が入院中に心筋梗塞の発作を起こしてしまい、帰らぬ人となったのは」3月16日の早朝だった。
前夜は私が姑に付き添っていて、その夜主人の従姉妹が私と交代してた。その従姉妹から電話がかかってきて、驚いて病院に駆けつけた。姑は心臓マッサージを受けたり電気ショックの最中だったがだめだった。
急いで帰宅して主人や主人の兄弟に連絡。そして、ご近所の講中にも手配。たぶんバタバタとその段飾りの雛も片付けたと思う。
というのは、その後疲れからインフルエンザにかかった私は39度以上の高熱でお葬式に出るのがやっとだったのだ。
そんな訳で娘の初節句はたぶんしなっかtんだろうなぁ。
その後何度かはお雛様もだしたけど、いつも姑の法事と近いのでなんとなく落ち着かない。
もともと人形があまり好きではない私は娘が出してほしいと言わなくなったのをいいことに、もう10年以上は出してないような気がする。

そんな私に引き換え、義妹はお雛様が好きな子で、私が結婚直後も義妹の親王飾り選びにデパートまで付き添ったことがある。
自分のための人形が欲しいなんて思ったことのない私にはちょっとわからない感情かもしれないね。
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義妹からはその後も何度か雛の季節になると、ちょっとしたお雛様が送られてくる。
そして、今年も・・・。夕方、郵便受けに何か包みが入っていると思ったら、義妹からの小包で中には陶器の可愛いお雛様。
今年はもう雛を飾ることもないだろうなと思っていたけど、予想外にこんな可愛いお雛様の登場だよ。

もう一つ、数年前にいただいたのも出してみたよ。
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2005-03-02

ネモフィラ・インシグニスブルー開花


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午後から畑を見回ったら、ネモフィラ・インシグニスブルーが開花していた。
花芽は今年はずいぶん早くから、そう、1月半ばから確認してたんだよ。でも、1月の寒波のおかげでうまく開花できなかったようで、1月末の上京から帰って観察してみると、ずいぶんいじけてた。
だから、今日の開花が実質的にいちばん花と言えるかな?

ネモフィラも大好きな花で、種から育て始めて、もう15年ほどになるかなぁ。インシグニスブルー以外の品種も育てたことがあるけど、やっぱりこの色がなんとも言えず綺麗なので、ここ10年ほどは毎年この種を播いてるよ。沢山苗が出来たときはご近所の花友にも勿論お裾分け。草丈が低いのでコンテナ植えにしても可愛いし、こぼれ種も結構育つよ。ただ、根腐れしやすいようで、高温多湿が続くとあっという間に駄目になる。なもので、私は畑の隅に肥料控えめで植えている。水遣りもよほど乾燥したときぐらいしかしないよ。

花の大きさこそ違うけど、野草のオオイヌノフグリと色もよく似ているよ。オオイヌノフグリも可愛い花だけど、これもずいぶんはびこるので適当に抜いてるけど、それでも、まだまだ畑には沢山生えてる。(^^;) オオイヌノフグリが畑で目立ち始めると、ネモフィラも咲くんだね~。
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あ、そうそう、ジンチョウゲも何時の間にか咲いてたよ。
間違いなく春だね~。
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久しぶりにうどん屋をハシゴ

先日からちょこっと帰省していた娘が今日はまた下関に帰るという。
息子のほうは、昨日、九州でのバイクのツーリングから帰ってきた。私はといえば、昨日まで用事があったけど、今日はやっと時間が取れた。
ということで親子で久々にうどん屋めぐりをすることに。
讃岐うどんブームは流石に下火になりかけたらしいけど、我々香川県民にとってはうどんはやっぱりいつ食べても美味しいものなんだよね。毎日、お昼がうどんでも飽きないと思うし、値段的にも下手に家で何か作るよりもずっと安かったりするよ。
息子のほうはまだ食べ盛りなので、かけうどんだけでは嫌だというので、二軒回ることにした。
1軒目は息子が目をつけていたらしい新しいうどん屋。到着したのは昼前だけど、セルフのうどん屋さんで店内にはジャズが流れているという、ちと変則的なお店。最近の新しく出来たお店は、若者向けのこういうお店も多い。
メニューは肉牛蒡ぶっかけとか、豚しょうがうどんなどという、あまり聞いたことのないものがある。
娘と私は二軒目も回れるように軽くぶっかけうどんに。息子は思った通り肉牛蒡ぼっかけ。3人とも、勿論、「小」を。
まずまずの味だが、ワタシ的には山下のぶっかけがいちばん美味しいと思う。なんと言っても山下はだしが美味しい。

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ニ軒目はかの有名な飯山の中村へ。客が自分で裏の畑でねぎを採って来て刻むというあのお店です。
8年前はほんとにお店の人が1人か2人しかいないので、仕方なく客がセルフでねぎを刻んでいたんだけど、今はちょっとやらせ的な気がするね。
それにいちばん最初に行ったときはずいぶんわかりにくい場所だったけど、今は土器川沿いに綺麗な道が開通して、こちらから行くと難なくわかる。駐車場には大型の観光バスが一台とまっている。平日だというのにお昼時は団体さんが押しかけるらしい(^^;)
川の土手から店に下ると、そこにも県外ナンバーの車がずらりと並んでる。今日は水曜日だというのに、みんなわざわざ休暇でも取ってきてるんだろうか??ここはうどん玉がなくなり次第閉店になるので、早い者勝ちみたいなものか?
幸い、例の大型バスの団体さんが丁度帰り始めたところで、それほど並ばずとも済んだ。
ワタシと娘はかけうどん(もっとも、ここのメニューはかけと釜玉しかない)、それに天ぷらを一つずつのせて二人とも250円。何ものせないただのかけうどんなら150円。
釜玉を頼んだ息子はうどんがゆで上がるまで10分ほど待たされたようだった。
今日はだしがちょっと薄めだったかなぁ?
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2005-03-01

タチツボスミレとキジムシロ

今日は予想に反して、朝から快晴になった。
夕べの週間天気予報では今週いっぱいは寒いようなことを言っていたけど、どうしてどうして、強烈な陽射しのせいで外にいると寒さは感じないよ。こんないいお天気なのに、二時過ぎに野暮用があって出かけることが出来ない。用事は少し長引いて3時過ぎに終った。
末っ子のお迎えまで2時間近くある。頭の中で急いで時間計算をして、讃岐富士の麓散策ぐらいならなんとかなると判断して、車を走らせた。
市内の野草友達からナガバノタチツボスミレとキジムシロが咲いているという情報をいただいてたんだよ。
登山口の野外活動センターに車を置いて登り始めるとすぐにキジムシロの黄色い花が目にとまる。
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少し歩き始めると今度はナガバノタチツボスミレがちらほらと咲いている。スミレとも約一年ぶりの対面かなぁ?ん??秋にそういえば天霧山で狂い咲きしているタチツボスミレを見つけたんだっけなぁ。でも、スミレはなんてったって春に見るものだよね~。
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あとしばらく登ってみたけど、やはり花が咲いているのは登山口近辺だけのようだね。時間切れでもあることだし下るとしよう。
下りは別の道をたどってみたら、そこはもう群生といっていいほどスミレが咲いてた。このぶんならたぶん、2月中旬から咲いてたのかな?ほんとに早春から咲いてるんだね。
登山口辺りはく草っ原のようになってるんだけど、クヌギが根を出していたよ。もうすぐ双葉を展開するのかなぁ?
拾って帰っても良かったけど、今以上に大木が増えるとうちの家はどうしようもなくなるので諦めた。(^^;)
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スミレが咲いてるって言うことはもう完全に山の花のシーズンが始まってるんだよ。
急いで、山友達に携帯で連絡したことは言うまでもない。

ニゲルの色変わり

dsc00138syoudsc000932syoudsc00139syoudsc00138syou 前にも書いたかも知れないけど、去年、200円台で処分株を購入したニゲルなんだけど、それは可愛いワタシ好みの真っ白な花が咲いてるんだよ。
このニゲル、萼片(ガクヘン)の上側がかすかに赤みを帯びていたんだけど、咲き進むとこの赤みがもっと強くなってくるようだね。
今では一つの鉢にまるでシロとピンクの両方の花が咲いているように見えるよ。

それともう一つ気付いたのは、去年は丸弁の可愛い花が開花したのに、今年は剣弁で大き目の花だなぁと思ってた。それが、8つある蕾が次々と開花する中で5個目の花殻は」丸便の花が開花しているんだよね。クリスマスローズってやっぱりいろいろな変異が多くてそれがまた人気の秘密なんだろうな、と思ったことでした。

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