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2005年7月

2005-07-16

仙丈への旅、その1、出航そして青ケシ見物

その後11時に家を車で出発。高松を0時半に出るフェリーで神戸に向かう。

フェリーは空いていて、40分前の到着だったけど、スムースに車を積むことが出来た。

3年前と比べるとサービスも良くなって、女性専用ルームが出来ていて、安心して横になれる。すぐに寝付くために、自販機で缶チューハイを買って、遠ざかる高松の夜景をデッキで眺めながら飲む。今回は末っ子もいなくて、登山口までは一人。

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目が覚めたのは4時ごろの船内アナウンスでだった。間もなく神戸に着岸すると言う。デッキに出ると神戸の夜景が綺麗だ。着岸後、すぐに車で出発。前回は間違って湾岸線に乗ってしまって後で苦労したので、慎重に阪神高速の京橋インターから乗る。港からインターへはわずか500mほど。

4時半を回って、辺りは薄明るくなっていて、ライトなしでも見えるほど。

時間帯が早いのですいすいと走り、あっという間に大阪に。そしてその先は名神の本線を走るか京滋バイパスを走るか迷ったけど、この時間なら混むこともないだろうと、そのまま名神を突っ走る。6時ごろから日の光が眩しく、そして暑くなってきた。朝日に向かって走るから仕方ない。暑くなると急に眠気を催してきたので、適当なPAで20分ほど仮眠。その後また少し走り、7時頃、多和SAで朝食を取る。末っ子がおきているかどうか、電話で確認するためだ。ちゃんと起きていて、ご飯も食べているようなので一安心。ついでに、登山用の行動食やおつまみ類を買い込んだ。もし山で食べなければ、そのままお土産にも出来る。

その後も伊吹山が綺麗に見えていたので撮影するために伊吹PAで一休み。

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小牧インター付近も混むことなくすいすいと走る。8時半頃ようやく中央道に入った。やれやれ・・。

ところが、再び岐阜に入った辺りでまた眠くなったので、もう一度、恵那峡SAで仮眠。やはり20分ほど寝たろうか。これでようやく眠気がおさまった。中津川インターより先は未知の領域だ。長い長い恵那山トンネルを抜けると、そこはもう信州。行く手には山々が見えるよ。右手に見えるのは南アルプス、運転しているのでわき見はできないが、それでも昨日の雨で空気が澄んでいるのだろう、山並みがくっきりと見える。

時間は9時半を越えているが、長谷村のバス発着駅に12時半頃に先輩のOさんと後輩のSさんが来ることになっているから、このまま行くと早く着きすぎる。思い切って、松川インターで下りて、大鹿村の青ケシでも見ていくかなぁ。

松川インターで簡単な地図をもらって、大鹿村に向かう。迷うほどの道でもなく、小渋ダム沿いの道を走り、R152に出たら北上。高遠方面と書いたほうに進む。青ケシを栽培している農園の場所までははっきりとは調べてなかったけど、立て看板があったので、入り口はわかった。ここから先は四国の山道並みの細い山道だ。途中、道が左右に分かれていて、迷った挙句右に曲がったら、民家の角先に出てしまった。やばい。詳細な地図も持ってないし、仕方なく携帯で104にかけて大鹿村役場の番号を教えてもらった。役場にかけて訊いてみるとここはやはり左折らしい。そして、まだ相当走らないといけないとか。

時間が気になるがここまで着たら引き返せないので、先にと進む。道の傍らにはホタルブクロやウツギも綺麗に咲いている。そういえば、今年は6月に山に行かなかったので、ホタルブクロもまだ見てなかったんだね。それにしてもウツギが今頃満開とは・・。四国では5月か6月初めまでだろう。

ところどころに立っている看板を頼りに進むと、やがて相当な山奥に。やれやれ、ようやく農園に着いたよ。時間はもう11時半を回っている。駐車場には車が一台も止まってない。声をかけたら、女の方が出てきて、「今は青ケシの一般公開はしてないけど、咲き終わりで良ければ、見て行ってください」とのこと。勿論、無料です。お言葉に甘えて、見せていただいた。

これが青ケシ。高地での栽培がいいのか綺麗なブルーをしている。

dsc00745 花は青ケシだけではなく、デルフィニュームやアストランチア、オダマキなどいろいろ栽培されているようだった。

農園のご主人と少し話をしたら、R152への下り道を教えて下さった。農園までの道を逆戻りしないといけないかと思ったら、登った道をそのまま進めば、また152号に下るとのこと。

お礼を言って、農園を後にする。

2005-07-12

後1時間後に出発

今、荷物の最終の点検中です。

明日の今頃は山小屋で寝てるかな~?

お星様が見られますように・・・。

2005-07-10

雨のクレオメ

昨日からまた雨だ。

昨日は一日忙しく、今日も午後になってようやく庭の花を見回る余裕が出来た。

畑に出ると、クレオメが可愛く咲いている。去年のがこぼれて発芽したものだけど、6月までは雨が降らなかったので、かわいそうなくらい、元気が無かった。

花は咲いても、最初から萎れたような花しか咲かない。

それが7月に入って雨が降り始めるとめきめき元気になって、今日はあのクレオメの特徴である長いしべを伸ばして咲いていた。

dsc00950 もともとこのクレオメは4年前の秋に耕地の梶が森という山に登ったときに、車で下る途中、山間の集落で咲いているのがとても印象に残って、翌年から種まきしている。このときもやはり秋の雨の中で、しっとりと咲いているのが素敵だった。

アジサイやこのクレオメのように雨の中では一段と映える花というのがる。

dsc00930 このホクシアも処分苗を購入したものだけど、長雨にもダメージも無く、綺麗にしっとりと咲いている。

DSC00941so-puwa-to こちらはソープワート。二年前に見知らぬ人の畑で裂いているのを見ていたら、その家の女性が株分けして下さった。花好きなもの同士はなぜかそういうことが間々ある。

増えて困るから、いくらでも持っていって下さいとのことだった。

そういう縁を感じる花はなくなると辛いが、今年もまた場所は移動しているが、tyなんと私の畑で咲いてくれたのを見るとほんとにいとおしい。

dsc00938 このオレンジ色の花はモントブレチア。クロコスミアとも言うらしい。

うちに昔から植わっている花だ。

こういう花もやはり絶やすのは辛い。

結局、私は欲張りってことなんだろうなぁ。(^^;)

2005-07-08

ムラサキニガナ

今日の讃岐富士で咲いていたのは他にはナツトウダイなど。

dsc00902 このナツトウダイはなかなか可愛い花だけど、ここのはずいぶんと草丈が高くて、中には70センチ近くのもあった。

登りは樹林帯のコースが涼しくていいだろうと思い、登り始めたが、気温が高いので、やっぱりバテ気味。考えたら6月は全然登ってないから無理もないか~。

嬉しいことに樹林帯の中でムラサキニガナ発見。

dsc00847 この花は好きな花なんだけど、とにかく撮影が難しい。マクロで撮影するとたいていぼやけていて、綺麗に撮れたためしがない。

2年前に比叡山で撮影したのも全滅だった。薄暗いところで咲いているから、ピントが合わないったらないよ。

サルトリイバラの葉を背景にしてようやくこの程度。

他にもキッコウハグマ、ツルリンドウ、ヤブタバコなどの秋の花たちも元気な株がいくつも山道わきで見られた。

今日は後輩と携帯メールで時々連絡を取り合っていたけど、丁度、ピークに着いて一息入れてたら、後輩からのメール。大平小屋の予約を入れたとのことだ。

少し疲れたのでベンチで少し横になる。気持ちいい~。

山でのお昼寝は最高だ。

他の登山者がきたので、ボチボチと下り始める。展望台に寄ったが、今日は展望はなし。

下りは一般ルートを下る。オカトラノオの咲きの頃を見ることが出来た。

そして、なんといっても今日の収穫はこのリョウブ。

dsc00910 帰宅して検索するまではわからなかったので、リョウブまたはネジキと思っていたのだが、調べたところリョウブだね。花も葉もそして木肌も美しい。

こんな低山にもあるとは驚いた。

dsc00907kihada樹肌はこの画像だよ。 こんな木なら、庭木に植えたいと思う人が多いのもわかるよね。

ヤマハッカ

来週半ばにはいよいよ南アルプス行きだ。

夕べは東京の後輩と電話して、どこの小屋に泊まろうかという相談だった。

結局、北沢峠の大平小屋に泊まって、天候次第で、翌日は山頂付近の仙丈小屋に泊まろうということに。小屋に二泊と言っても、それなりに着替えや食料も必要だから、リュックも大きめのを買わないといけないかな?

天気予報を見ると明日からは雨が続くようなので、なんとか今日のうちにトレーニングしようと近場の里山に登ってきた。毎年、7、8月は暑いので、低山は避けて、この時期は石鎚や剣方面に登ることが多い。7月に讃岐富士のピークまで行くのは考えたら初めてだよ(^^;)

銀行に用事があったので、それを済ませてから、登山口に向かう。途中、スーパーにて昼食と飲み物を調達。

誰も登ってないだろうと思ったけど、それでも車が2台ほどとまっていた。

ウツボグサがほとんど咲き終わっていたけど、それでも少しは咲き残ってた。

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去年、何度か観察に来た、登り口付近のオカトラノオは今年は咲いてないようだ。

しばらく登るとヤマハッカの花。なんだか秋の花のイメージがあって、実際、秋に咲いてるのを良く見かけるのだけど、このヤマハッカが結構咲いている。

dsc00810 こんな風に真正面から撮影すると、まるでウサギが並んでるみたいで可愛い。

ところで、ヤマハッカを見てわかったよ。

この前から私が育てている、名前のわからない花の正体はヤマハッカだったんだ。

私はそそっかしいのとものぐさなもので、野山で種採取しても、うっかり名前をメモするのを忘れることが多い。それで、去年、なにやら採取した種を播いたのだけど、名無しのゴンベイ種だったんだよ。何かわからぬまま大きくなったその植物は、最近になって花穂を上げてきたのでどうやらシソ科の花みたい、もしかしてヤマハッカ?なんて思ってたところだった。

dsc00929 これがその何かわからずに育てていたヤマハッカ。合計6ポットもこんなのが育っている(^^;)

まぁ、なにが咲くのかな?という楽しみがあって、これもいいかなぁ。

2005-07-06

ポピー・パッシーノ開花

1日夕方に雨が降り始めて以来、今日で6日目、お日様を見てない。

涼しいのはいいのだけど、イトシャジンの花つきが途端に悪くなった。

やはりカンパニュラ系統は過湿には弱いみたいだ。

蕾を持っていたポピー・パッシーノが今朝、開花していた。

dsc00761 リシリヒナゲシとまったく同じ花だ。ここのところの長雨で湿度が高いのが影響したか、花びらに黒い斑点が入り、あまり綺麗な開花とは言えない。

花の大きさはリシリヒナゲシより少々小ぶりのようだ。株はリシリヒナゲシよりも繁っているのだけど、花のほうに栄養が回らなかったのだろうか?

それにしてもパッシーノも種を播くこと二回目でようやく開花までこぎつけたよ。

この前開花したばかりのリシリヒナゲシと比べてみた。

risiritopassi-no 左が4日ほど前に開花したリシリヒナゲシ、右がパッシーノ。

こうして見比べても違いはよくわからない。(^^;)

6月半ばに植え付けたフルーツトマトもようやく赤く色づいてきた。

かじってみると、ちょっと皮は固めだけど、お味はまずまず。トマトなんて作るのは久しぶりだけど、これはミニトマトみたいなものだから、わき芽かきなんてこともしなくて良さそうだ。

ほんとは畑に植え付けたかったけれど、水不足のためにプランター植えと相成った。

dsc00768 この赤は下手な花よりもよほど可愛いかも知れない。

dsc00766 こちらは今朝からずっと廊下のカーテンにとまっているニイニイゼミ。セミは毎年、こんな風によくカーテンに止まっていることが多いけど、今日は気温が低めだから、あまり動けないのだろうか?

2005-07-05

クマゼミ初見

午前中は予報どおり、雨も上がっていた。

こういうときでないと、なかなか草抜きも出来ないので、洗濯物を干しに出たついでに、畑で草抜きを1時間弱ほどやっつける。

dsc00730 土曜日に定植したセンニチコウやゴジカ、ダンギク等はちゃんと根付いたようだ。大雑把な性格なので、株間も適当だ。花のためには株間を取ったほうがいいが、そうすると乾燥しやすいので、ちょっと窮屈なぐらいに植え付けた。そうすれば、葉が繁って根元に日が差し込まないので、少しでも水遣りが楽だと思う。

もっとも、センニチコウは毎年育てってるけど、水遣りなんかしたことはないけどね。それほど乾燥にも暑さにも強くて丈夫だね。

dsc00733 ピンクのバーベナ・ハスタータがもう一輪二輪咲いていた。小さい花だけど、私好みだね。綺麗な緑色の葉っぱと可愛い花がマッチしている。

庭の雑草も少しは抜かなくちゃと思い、庭に出たら、セミがびっくりしたのか、慌てて飛び立った。今年初めて見るクマゼミだ。うちの庭では梅雨明けの7月20日過ぎに見かけ始めることが多いが、今年はずいぶん早いようだ。これも6月の驚異的な暑さのせいだろう。

雨の降った後は作業もいろいろ多い。

3月から4月に掛けて咲く水仙、グランドモナークもようやく葉っぱが枯れたので、球根を掘り上げてみた。この種類は最近植えっぱなしだったので、そろそろ掘り上げどきだろう。

ついでにその辺りにはびこっているドクダミの根っこを削除した。雨で地面深くまで掘れるので、作業がやりやすいからね。

2005-07-04

深夜の映画鑑賞

私はテレビを見る習慣があまりない。

唯一、テレビのスイッチを入れるのは、深夜、後片付けも終ってからかなぁ。

それも普通の番組ではなく、自宅で14年程前から引いているケーブルTVを通じて放映される映画専門チャンネルを観る。もともと映画は好きだけど、劇場に行って観られるのは精々月に2回がいいところ。実際は月1か二ヶ月に一度ぐらい?

映画専門のチャンネルはケーブルTVを引くと無料で観られるものと有料のスターチャンネルというのがあって、もう7,8年前からこのスターチャンネルも有料で観ている。

ところがこの無料のほうの(勿論、ケーブルTVの聴取料は必要だけど)チャンネルは最近ムービープラスという名前に変わったんだけど、ちょっと古いけど面白いものをやっていたりする。たとえば、うんと以前にはアントニオ・バンデラスがハリウッドに来る前にスペインで出ていた映画など。田舎の劇場に来る映画って、ハリウッドものか邦画しかないので、こういうヨーロッパ系の映画は妙に面白く感じる。

話が逸れた。ともかく、プログラムを見てから「これを観よう」というのではなく、一日の用事もあらかた終って、ごろりと横になって映画のチャンネルを回した時にやっていた映画、これに妙にはまることがある。

先週の半ばにやっていた映画に「Secretary」というのがあった。冒頭からうまく観られた訳ではなく、始まって15分ぐらいからだろうか?この映画のことは以前、新聞だか雑誌だかの評論を見た記憶があって、タイトルはすぐわかった。

ジェームズ・スペーダー扮する弁護士に雇われた若い女性のお話だ。どうやらこの女性、何かあると自傷行為をしてしまうらしい。弁護士にタイプを打つように言われてタイプミスを注意されると自分の足を裁縫セットの鋏で傷つける。弁護士のほうは逆にマゾの傾向ありのようだ。2人のやり取りがおかしくて、ついつい引き込まれて、最後まで見たかったけど、そうすると3時を回りそうなので、諦めた。それが金曜日の深夜にたまたまTVのスイッチを入れたら、丁度、冒頭部分をやっていた。金曜日の夜だし、翌朝は末っ子の学校も部活もお休みだし・・・ということで最後まで観た。

2人とも相当代わった性癖の持ち主だし、きわどい描写もあるので深夜の放送にならざるを得ないようなものだけど、そこがいいんだね。ヒロインのリーが付き合っていてプロポーズされる男性がいるんだけど、結婚直前になって、ウエディングドレスの衣装合わせまで済ませた後に「貴方ではダメなの」と婚約破棄。ちょっと「卒業」を髣髴させるなぁ。その後も行き違いがありながらリーの愛は強く、2人はハッピーエンドに。観終わったらすぐに内容を忘れてしまうような映画が多い中で、印象に残る映画だった。一つ間違うと暗い映画になりそうなテーマだけど、鑑賞後に爽やかな後味が残り、ユーモアもあって、ここ数年で観た中ではピカイチかなぁ。

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2005-07-03

大渇水、一転、豪雨

6月中の空梅雨はどこへやら、7月1日から一転、豪雨の毎日だ。

私の住む市では被害者まで出てしまった。6月全体での総降水量が20ミリちょっとだと言うのに、この3日間での雨量の合計が200ミリ。ちょっと極端過ぎるよ。

だいたいにおいて、讃岐は昔から日照りに喘いできた土地だ。県土が狭く川はどれも小さい。流れる距離が短いから仕方がないが、雨の降らないときは流れる水の量はごく少なく、それがひとたび大雨に見舞われると、今度はあふれそうになる。

dsc00926 大雨の最中に、3株目のリシリヒナゲシが咲いた。高温多湿に弱いので、一番に軒下に避難させといたのだ。3日間降り続いた雨のせいで、気温も下がっているので、今のところ、綺麗に咲いている。

昨日の早朝の豪雨で、駄目になりそうな苗もたくさん出た。一番弱かったのはニコチアナライムグリーンとバーバスカムで、この二種類はどちらも大きな柔らかい葉を持つ。この葉っぱが強い雨に打たれてダメージが大きそうだ。不幸中の幸いだったのは、一箇所ではなく軒下にも分けて置いてあったので、そちらはなんとか助かったこと。発芽して、ようやく本葉が出始めたアプリコット色のジギタリスもやっぱり駄目っぽいよ。だけど、これは親株があるし、何より種がたくさん「採取できているので、また播きなおせばいいね。

雨も十分過ぎるほど降って、畑は地中深くまで潤ったようなので、今日は育苗箱に育った苗を植えつけることにした。夏の間の適度な雨を何とか期待したい。

作業時間が1時間ほどしかなかったので、まずはヤグルマソウ、エキウムなど抜きたくても土がコチコチで抜けなかったものを抜いてしまう。次に、先日、ビオラなどを抜いた後の場所を耕して、化成肥料を入れ、(普段はマグアンプ+化成+堆肥が多いが)ダンギク、センニチコウ、マリーゴールドを植えつける。そして、ゴジカやバーベナハスタータの苗も一部を植えつけた。ダンギクは苗の数が多すぎるのと、まだ十分に育ってない苗が多かったので、半分ほどは、再び、育苗箱に植え替えをした。(夕方、急に実家の母が来たので、この苗は持って帰ってもらった)

dsc00892 画像は早くも花穂があがろうとしているバーベナハスタータだよ。この種はprimroseさんに去年いただいたもの。

dsc00931 こちらはアストランチャの鉢の中から勝手に出てきた、どうやらスカビオサの花らしい。アストランチャは1ヶ月ほど前に行きつけのHCでポット苗を見かけて、連れ帰ってしまった。何度も種まきしているのに、一向に発芽しないので、業を煮やしたというところ。

ところが鉢に植え替える際に、傍らからなにやら出てきてる。小さかったので、そのまま一緒に鉢に植え替えたら、少し大きくなってスカビオサらしいと気づいた。

蕾も持っているから、思わぬ儲け物だね。本体のアストランチャのほうは蕾が出来ていたのに、この暑さのためか蕾が駄目になってしまった。

スカビオサといえば、去年はディープ・クイズ・レッドなど種から育てたものが数本あったんだけど、畑に地植えだったためか、今年は跡形も無く消えた。やはり珍しいものは鉢のほうがいいのかなぁ?

2005-07-01

夕立

夕方、今年初めてとも言うべき夕立が来た。

昨日から空気が湿気を含んでいて、雨が近いなぁとは思っていたが、これほど雨が降るのを心待ちにするのは11年前のあの大渇水以来だね。

テラスに座って、中庭を眺めていたら、なにやら白い花が目にとまった。

1ヶ月ほど前に咲いていたゲラニウム・ピレネカム・アルバムが再び咲き始めたようだ。

このゲラニウムはずいぶんと繁殖力が強いそうで、翌年は雑草並みに増えるそうだが、白い小花はなかなか可愛い。

dsc00903  来年、あちこちでこぼれても、この花なら許せるかなぁ?

dsc00890 こぼれるといえば、ヒゴスミレの閉鎖花の蕾が次々と上がっているが、うっかりしているとこんな風に弾けて飛んでしまいそうになる。

今日は間一髪で弾け飛ぶ前に気付くことができたので、種はそのままポットにまくことが出来たよ。

dsc00897 アスチルベのピンクの花も知らない間に咲いていた。白花のほうはもう二週間も前に咲いて、とっくに花は終ったが、どうやらピンクは時期が遅いようだ。

何時の間にか月桂樹が生えていたよ

うちの庭には小鳥が冬の間よくやってくる。

だもので、小鳥の落し物ともいうべき、こぼれ種発芽が多いんだよ。

5gatu17_026 これは、去年、畑に突然出てきたランタナ。これも小鳥の仕業だろうね。あまりに大きくなりすぎるので、去年の晩秋に枝をポキポキ折って、小さくしていたのに、またでっかくなってしまった(^^;)

dsc00611 このヤブランもそうだね。マンリョウなんかはあちこちから出てきて抜かないといけないほど。

畑のキンミズヒキも何時の間にか出てきたものだ。

dsc00894 半年ほど前、庭の池の向こう側に行ってみたら 、見慣れない木が目に付いた。勿論、もともと植わっていた木ではなく、これも鳥のプレゼントだなぁと思ってた。

で、今日、もう一度見に行ったら、えらくでかくなってて、樹高が1m30センチほどにもなってる。それに枝もずいぶん張り出しているし。この前も月桂樹?と思わないでもなかったけど、あの時はそんなに香りがないと思ったが・・・今日、葉っぱを一枚取って、香りをかいだらこれはもう間違いない。月桂樹だね~。それにしても、庭の通路ともいうべき場所にこんな大きくなる木をどうしたらいいんだろう?

月桂樹って、HCなんかで売ってるの、意外と高いよね(^^;) 冬場のシチューや今f頃のマリネにも良さそうだけど・・。

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