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初夏に見かけるギンリョウソウとは別にアキノギンリョウソウというのがある。
普通のギンリョウソウはあちこちで見かけるので、最近では珍しいとも思わなくなってしまった。四国では6月に見かけることが多く、その後、7月になると南アルプスで見かける。
しかし、アキノギンリョウソウは今回でまだ二度目の出会いだ。
前回は二年前の大川山の山頂付近で見たっけなぁ。
秋晴れが続いている。
月末やら何やらで、暇ではないのだけど、野草友達から散策のお誘いを頂いたので、時間をやりくりして、半日ほど近くの山を訪れた。
花は秋に入ると次第に減ってきて、野山を歩いていても目につくのは木の実が多くなる。
9月初めにはそれほど目立たなかったが、昨日は多くの木の実を見かけた。
お彼岸は終ったが、我が家の彼岸花は今が盛りと咲いている。
彼岸花は植えっぱなしというか、赤い普通の彼岸花は勝手に生えてきたもので、敷地内にの5ヶ所ほどで、季節になると咲き誇る。
最初は彼岸花が敷地内で咲くのはどうかな、などと思ったけど最近では違和感もなくなって素直に開花を喜んでいる。
キツネノマゴはちょっと外に出ればよく出会う花で、好きな野草だがそれほど珍しい花というわけではない。
しかし、ハグロソウとなると話はちょっと違っていて、私は今まで画像は見せていただいた事はあっても、実物は見たことがなかった。
実は去年まで、9月はとても忙しい月だった。
と言うのも税理士さんに急かされて申告用のいろいろな帳面を作成しなければならないのと、春に咲く花の種まき育苗で、今までは山に行きたくともあまりいけないというのが実情だった。
ところが今年から事情が少し変わって、9月も少しゆとりをもてるようになった。
今回の野草散策では9月に見頃を迎える花が久々に見られたのが収穫と言えようか。
瀬戸内海を取り囲む地域にはセトウチホトトギスというホトトギスが分布する。
自分のパソの中のファイルを検索すると、私がこの前セトウチホトトギスを見たのはもう2年前のことだ。04年の9月27日に、比較的近くの山で見ている。
このセトウチホトトギスはどちらかと言うと低山に分布しているようで、標高1000mほどの山に登るとヤマジノホトトギスが何といっても多い。
そのセトウチホトトギスを3年ぶりで見ることが出来た。
台風が去ってようやく秋らしい青空が広がった昨日、野草友達と秋の花を見に行くことになった。当初の予定では峠から歩き始めて小さな縦走コースを辿るか、登山口から登るかのどちらかにするつもりだった。
それが前夜に携帯メールがあって、午前中だけ、この前にご一緒した植物の会の方と同行することになった。指定された場所には約束の5,6分前に着いた。6月にご一緒した女性2人も後から来られ、車が3大揃ったところで出発。
ついていった場所にはこんな可愛い花が咲いていた。
今年の夏は猛暑だったのと、雨が少なかったのとで、秋の花の咲きあがるのが遅れているようだ。
例年なら車で走っていると、コスモスが風に揺れているのがあちこちで目につくのだけど、今年のコスモスの花どころはどこもまだ咲き始めのようで花数が少ないとか。
我が家でも秋の花が例年よりも1週間から10日ほど遅れて咲き始めた。
畑で最近は増え気味で、抜かねばならないキンミズヒキ、勿論、今の季節はどこの山でもたくさん咲いている。
山にはキンミズヒキもたくさん咲いているが、ある程度の高度になるとヒメキンミズヒキといってキンミズヒキを華奢にしたものが咲く。
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