ツワブキ
ツワブキというと私には晩秋のイメージがある。11月から12月にかけて穏やかな日差しを受けて、庭の陽だまりで咲いている、それが私のツワブキのイメージだ。
今年の10月は昼間は半そででも良いような毎日だったけど、それでも、ツワブキの蕾が膨らんでいるのは知っていた。我が家では玄関から出入りする事はまずなくて、車で帰宅すると庭を横切って母屋に入る。その庭の通路沿いにツワブキがたくさん植わっている。
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ツワブキというと私には晩秋のイメージがある。11月から12月にかけて穏やかな日差しを受けて、庭の陽だまりで咲いている、それが私のツワブキのイメージだ。
今年の10月は昼間は半そででも良いような毎日だったけど、それでも、ツワブキの蕾が膨らんでいるのは知っていた。我が家では玄関から出入りする事はまずなくて、車で帰宅すると庭を横切って母屋に入る。その庭の通路沿いにツワブキがたくさん植わっている。
去年は大麻山の山頂にはたくさんのヤマラッキョウが生えていた。
ところが9月末に行ったところ、山頂付近の笹原が草刈されていて、笹と一緒に生えていたヤマラッキョウやツリガネニンジンもすべて一緒に刈られた後だった。今からちょうど蕾をあげようという矢先の草刈だったので、えらくがっかりしたものだ。
もう今年はこの山のヤマラッキョウは見られないかな~と落胆したものだが、野草はなかなかしぶといものである。
見事に復活していた。
朝目覚めると、曇っていて、久しぶりで少し雨が降ったようだった。
こんな日は畑の草取りをしないといけない。お日様が照ってると作業するには暑くて汗だくになるからだ。残っていた草を一通り鍬で削って、この前から植え替え途中になっていた水仙の球根を植えつけた。一雨降ったといっても、ほんの表面しか湿っておらず、少し耕すと下はカラカラの土だ。
午後は何とか明るくなってきて雨の心配もなさそうなので、近場の山に行く事にした。
主人は讃岐富士にさえ誘ってもなかなか来ないのに、今日は「大麻山に行く?」と訊いたら珍しく行くという。「アケビがなっているかも」といったせいかな?
時間があれば、帰りにはサクラタデとイヌセンブリを見て行こうという話になっていた。
サクラタデは9月末にも立ち寄ってみたけど、一つも咲いてなくて今年はダメかな~と思っていた。しかし、Rさんにサクラタデやシロバナサクラタデの見頃は結構遅いと教えてもらった。いつもの場所に寄ってみると・・・。
山頂でひとしきりいろいろな花を見て、さて山を下ろうという段になって、ふと後方を振り返ったら、ボクチの花が目に入った。
こんな大きな花に気がつかなかったのもおかしいが、辺りは木々やいろいろな草が生えていて、それらに紛れて、ほんとに今の今まで目に入らなかったのだ。
この山に去年も10月20日頃にセンブリとアサマリンドウを見に来ている。
そのとき偶然にもツクバネの実を見つけたのだった。
今回も季節が同じだからツクバネを探しながら歩く。9月末に来たときは雨が降っていたこともあって、ちゃんと探せるような状態ではなかった。
しかし、今度は天候も良くて、直ぐに探すことが出来た。
山歩きのコースは今回は変則的なコースを取った。まず阿波竜王ピーク近くに出て、しばらく尾根伝いに歩き、讃岐竜王の山頂直下で分岐を下る。
つまり普通は下から登ってくるものだが、林道が山頂直下を通っているので、上から下へと下ったわけだ。4合目ぐらいまで下ったら、再び登る。
10月初めの梶ヶ森でセンブリを見てからと言うもの行く山、行く山で必ずセンブリを見る。
百発百中ならぬ4発4中。
そしてアサマリンドウのほうは4回中3回の割合で見ている。
そのぐらい四国の山ではセンブリやアサマリンドウはポピュラーな花だということだろう。
11月初めの連休に上京することにしている。
そして、天候がよければ、久しぶりに本州での山歩きを楽しむ予定だ。
10月は突然膝の痛みが出たり、いろいろな都合で、山を車で登って散策はしたが、山歩きがなかなか出来なかった。そろそろ、少し歩いておかないと体がなまることと、毎年見ている阿讃山脈のセンブリやアサマリンドウにも会いたかったので、野草友達のRさんと、秋の一日を山で過ごしてきた。
標高1300m以上は花もほとんど終っていたが、1000m程度に下ってくると、まだまだリンドウやセンブリなどが咲いている。
特に驚いたのは三日前に登った低山で、一輪しか咲いてなかったリュウノウギクが既に満開になっていたこと。
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