例年、8月末は県境の山に行くことにしています。
ツルニンジン、ミヤマウズラ、ヤマジノホトトギスなどが咲き始めているからです。
今日は山友達のTさんの仕事がお休みだそうで、一緒に軽く散策をしてきました。
8月初めからお盆頃まではキャンプに来る人もいるのでしょうが、さすがに8月末の平日ですから誰も来ていません。山頂付近の駐車場に車をとめて、いつものコースを歩きます。
後で知ったのですが、弘法大師の像が建っているのが山頂だそうです。
そして三角点はその山頂から少し離れたところにあって、高越山の三角点は一等三角点だとか・・。独立峰ですから、わかるような気がします。
そしてその山頂からしばらく尾根伝いに歩いていくと、先ほど歩いてきた道が下のほうに見えてきます。鎖場があったところです。
駐車場から花を見ながらゆっくり歩いても、30分も歩けば高越寺に着きます。
途中に奥の院へ上がるための鎖場なども見えましたが、ともかく高越寺を目指します。
道の傍らにはブナのような大木も時折見かけます。
11時半には高越寺に着いていました。先に着いたSさんは境内で親しそうに男の方と話していましたが、お寺の管理人の方だそうで、毎日のように高越山に来ているSさんとは懇意のようです。私はとりあえず、お参りをします。
高越山は他の四国の山々同様に、その大部分は杉やヒノキが植林されていて、一部、自然林が残っているという感じでした。例年ですとこの時期には標高500mあたりにくれば車内の冷房は要りませんが、今年は猛暑もいいところで冷房が入ったままです。Sさんがまた車をとめてくれました。
この週末は、オトメシャジンには時期が少し遅いものの、東赤石山に末っ子と登ろうかな~と思っていたのですが、末っ子が思わぬ怪我をしたもので、山友達のTさんと徳島の標高1000mあまりの山に行ってきました。
Tさんの知り合いの徳島の方が、高越山(こうつさん)をよくご存知で、秋の花がそろそろ咲き始めたので、案内してくださるとのことです。
我が家の庭では例年は9月になるとクモノ巣がとても目立つようになりますが、今年はなぜか8月からクモノ巣が多いです。
アゲハチョウの仲間は初夏によく見かけたように思うのに、8月に入ってから、アオスジアゲハ、ナガサキアゲハなどが庭を飛び回っています。
言いたくないけど、今年はほんとにいつまでも暑いです。
そんな中でも季節は確実に移ろっています。真っ先に秋らしさを感じるのは、やはり夕暮れ時でしょうか。暑くとも雲の形はもう秋の雲。
それに、空が高くて、徳島の山まではっきり見えることが多くなりました。
今朝は畑の仏壇用のお花を切りに出たら、草むらで虫の音が・・。
キレンゲショウマを思う存分見たら、一ノ森へと縦走することにします。
毎年、キレンゲショウマの季節は同じコースを辿っています。リフトで訪れた人はたいてい、剣山頂を目指しますが、一ノ森まで足を伸ばす人はほとんどいません。このコースは大きな木々が自生した森の中を抜ける道で、真夏の暑い日も木陰の道なので、涼しく、人もほとんど歩いてなくて、静かな山歩きが好きな人にはお勧めのコースです。花も多いですしね。
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