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10月4日、落合峠から矢筈山に登ってきました。
去年、一昨年と、紅葉の時期に来ましたが、10月初めに登るのは初めてです。きっかけは山友達のTさんから4日にどこかに登りましょうと誘われたことでした。この時期、行ってみたい山はたくさんありますが、落合峠方面は春以来なので、一度行って見たいと思っていたところでした。
コスモスといえば、我が家から30分足らずのところに、国営さぬき満濃公園というのがあって、コスモスが110万本、咲き誇るそうです。山登りを再開する前は、子供が小さかったこともあって、公園でコスモスを撮影することもありましたが、今では公園の花を撮影することはほとんどなくなりました。
蕎麦畑を生まれて初めて見たのは、たぶん、妙高かどこかの山に登った帰りの電車の窓からだったように思います。もう30年以上も前のことです。
一面に真っ白に広がる光景はしばらく脳裏から離れず、そのような光景を見ることは、これから先あまりないだろうと思っていました。
その後も、蕎麦の花が見たくて、蕎麦の種を買ったこともありましたが、種まきしそびれて、その後も蕎麦の花を見ることはなかったのです。
インターネットを始めたことで、刺激を受けて、再び山に登りたいと強く思ったのは2000年のことでした。その後、山に登るために、山麓を車で走ることが多くなりました。そして、四国でも蕎麦畑が見られるということを知ったのでした。実際、徳島の祖谷(いや)地方はお蕎麦で有名なところですから、蕎麦畑があっても不思議ではないのですね。
そこまで行かずとも、香川と徳島の県境に行けば、夏から秋にかけては真っ白な蕎麦畑を楽しむことができます。
9月末のある日、お蕎麦でも食べに行こうと主人と車を走らせました。
お目当てのお蕎麦屋さんは混んでいて、残念ながら予定外のお店で食べたのですが、せっかく山里に来たのだからと、もう少し山の奥へと車を走らせました。
すると、思いもかけないところで、貴船菊と出会えたのでした。
10分ほど休憩した後、15時40分、土小屋を目指して最後の歩きです。
それにしてもこのコースは東稜にでも登らないと、山歩きとしては少し物足りないコースかも知れませんね。やはり西日本一の石鎚山ですから、老若男女、誰でもが歩けるように整備されているのでしょうか。
東稜分岐からは、朝方歩いた道を引き返すだけなので、勝手がわかります。
ずいぶん整備された、いや整備されすぎたといったほうが良いほどの道なので、景色と花を堪能できそうです。しかし、同じ道と入っても朝と夕方とでは光の当たり具合が違うので、山もまた違った雰囲気になります。
弥山は素通りして、登山道から少し西ノ冠岳のほうに行った所に展望の良い場所があって、そこで、しばし展望休憩です。
目の前には西ノ冠岳~二ノ森、~鞍瀬の頭、~堂ガ森に至る稜線がくっきりと見えていて、いつまで眺めていても飽きないぐらいの素晴らしい眺めです。
展望の利く尾根に出たら、その後はここでしか見られないという絶景に、歓声を上げるばかりです。あっちも、こっちも素晴らしい眺めで、登りながらも後ろを振り向いたり、横を見たりで、忙しいです。快晴で足元が良いので、なおさら周囲を見渡す余裕ができます。
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