春一番に見るランの花はなんと言ってもこの辺りではシュンランですね。
桜の花が咲く少し前から咲き始めます。当地ではサクラが咲き始めると、花散策も次第に標高を上げていくようになりますが、シュンランは裏山のような低い山から標高1000mぐらいの山でも見かけます。
どこにでも咲いている花ですが、味わいのある花です。
今年の冬は寒い日が続いたので、野草の開花が遅れ気味でした。
そのため、いろいろな野草の開花が3月中旬以降にずれ込みました。こういう年は「北国の春」状態で、暖かくなると一気にいろいろと開花するので、3月末からの散策が忙しくなりそうだと思いましたが、案の定でした。
まずは毎年見に行っているケスハマソウを見に行かなくてはと思い、3月27日に行ってきました。
例年、3月末か4月初めに行くことが多いので、私としては今年は早く行ったほうですが、思いのほかたくさん咲いていました。でも、全体としてはまだ5部咲きというところでしょうか。
3月ともなると、野草だけでなく樹木の花も次々と咲き出します。
今年の冬の寒さはツバキ類の開花も遅らせました。ツバキが春の花であることが、今年ほどはっきりと身にしみたことはありませんでした。
いつもですと、冬の初めから咲き出す我が家のツバキも今年は3月になってから驚くほど咲き始めました。ご近所のツバキも同じですね。
山のヤブツバキも今年はほんとに冬の間は花を見せてくれませんでしたが、今回ようやくヤブツバキの花をまともに見ました。
ヒメオドリコソウも早春から春にかけて、あちこちで見かける花ですが、今年は3月末まで見る機会がなかったのでした。今年はヒメのつかない日本のオドリコソウもまだ見ていませんが、こちらもそのうちに見られると思います。
お彼岸の時期は中日をはさんで前後3日ずつ、つまり7日間だそうです。今年は彼岸の入りが18日、彼岸明けが24日だったそうで、23日に県境方面に散策に行った日も、お彼岸の時期と言うことで、前の記事に続けてお彼岸の散策としてアップしてみます。
今年は毎年何回も花を見るユキワリイチゲになかなか丁度良い時期に会えませんでした。ユキワリイチゲは天候に左右され、よく晴れた日でないと開花を見られませんが、アワコバイモは天候に関係なく咲いています。アワコバイモなら咲いているはずと自宅をお昼前に出ました。
今年も何度か様子見に行ったアオモジの咲く場所にも足を運びました。
三度目の正直?それとも四度目の正直かもしれませんが、今度こそ咲いていました。
前日の19日に、石鎚からの帰り道の高速で、新居浜辺りの山すそに山肌を染めるようにアオモジが見事に咲いているのが見えたので、香川のアオモジも見に行かなくてはと思ったのです。
お彼岸の3連休は後半は生憎の雨となりました。
雨が降る前に、なんとか実家のお墓参りに行ってきましたが、そのときに何箇所か寄り道して、野山の野草を見てきました。どれも低山の山すそや田んぼの畦などで見かけた花です。
前社ヶ森の小屋で、前回と同じく、休憩を取ることにしました。
1月には小屋付近まで来ている人が多かったのですが、このときは私たち4人だけです。成就社を出るときにアイゼンを装着していたグループの方たちがいましたが、まだ追いついてきてないようです。
小屋付近からは前回と同じく瓶が森が綺麗に見えています。
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