初冬の飛鳥路を訪ねる、その7、高松塚古墳、そして出会った野草たち
橘寺を出て、今度は高松塚古墳へと向かいます。
出来れば、車の通らない細い道を選んで自転車で走りたかったのですが、高松塚古墳への道だけは車道を走るしかないようでした。
それでも、並行して走る田んぼ道があるところは、田んぼ道を走ります。
その頃になると、徒歩で観光して回っている方たちも少し見かけるようになりました。
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橘寺を出て、今度は高松塚古墳へと向かいます。
出来れば、車の通らない細い道を選んで自転車で走りたかったのですが、高松塚古墳への道だけは車道を走るしかないようでした。
それでも、並行して走る田んぼ道があるところは、田んぼ道を走ります。
その頃になると、徒歩で観光して回っている方たちも少し見かけるようになりました。
宿でどこを見学するか見ていた際に、行きたかったのは石舞台と高松塚古墳でした。
飛鳥寺を見た後、周遊地図を眺めていると、石舞台を先に回ったほうがよさそうです。
途中、標識を見たり、出会った人に尋ねながら、飛鳥寺から南に1,2キロ自転車で走った場所が石舞台古墳でした。
前日、例のごとくじゃらんネットで予約した宿に着いたのは、午後7時でした。
直ぐにお風呂に入って、夕食をいただきましたが、懐石風の料理をお願いしてあったので、私たちの年代にはぴったりの献立です。ビールは控えめにして、食後にもう一度ゆっくりとお風呂に入ったら、その後はバタンキューでした。旅に出ると、いつも夜の10時ぐらいに就寝してしまいます。
そのせいで朝は5時ごろから何度か目覚めましたが、この時期は夜明けが遅いので、6時半ごろに起きて、まずは宿の近くを散策です。前日着いたときはもう真っ暗で、宿のロケーションもわかりませんでした。
和歌山港で、フェリーを下りて、そのまま走り始めます。
船着き場のすぐ前に南海電車の駅があって、大阪方面に行くには便利良さそうです。フェリーの港って、普通は駅から少し離れているところが多いですが、さすがに南海電鉄が経営しているだけあって、南海フェリーはちょっと違います。
高野山や奈良方面へは、前もって見ていた地図ではR24を紀ノ川沿いに東へ走るだけでいたって簡単な道筋です。
和歌山の市街地はそれほど大きな町ではないようで、道路も建物も高松などに比べると田舎っぽく感じましたが、言い方を変えれば、車で走る際にもそれほど緊張せずに走れるということです。
11月末の忘年登山で足を傷めたもので山歩きは出来ませんが、旅行ぐらいなら何とかなるだろうということで、6日~7日で奈良方面に行ってきました。12月後半は忙しくなりそうですが、10日前だったら何とかなりそうです。今回は主人も都合がついたので、一緒です。
四国から瀬戸大橋や淡路島経由で行くと、途中で神戸や大阪など車の混んでいる場所を通過するのが嫌で、徳島~和歌山を結ぶ南海フェリーを利用しました。南海フェリーに乗るのは初めてですが、なかなか良い航路です。
日妻山山頂は展望がないので、それほど長居もしませんでした。
Eさんが大福餅を勧めてくださったのですが、その時はあまりお腹も空いてないように思って遠慮したのですが、それが大失敗でした。それは後程わかりますが・・・。
日山を下っていると、何やら赤い実を見つけました。
1月に来たときにも見かけた実で、カナメモチです。実はこのときまで、カナメモチは園芸種の生垣に植えられているのしか見たことがなかったので、自生の木があるのに驚き、記憶にしっかり残っています。
仏生山付近は古墳なども多いようで、歩いていると、「石船古墳」とか「矢野古墳」、さらには「南海道の三渓駅」などという魅力的な道標もいっぱい出てきます。次回は山登りではなく、史跡めぐりでぜひ来てみたいと、早くもそんなことを考えながら歩きます。
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