初めての塔の丸へその3、剣山系の山々が次々と見える
稜線に出てからしばらくすると、まず最初に三嶺が見えてきました。
山友達のPさんから塔の丸からは三嶺が素晴らしく良く見えると聞いていたので楽しみにしてましたが、最初に見えるのも三嶺だったのですね。

稜線に出てからしばらくすると、まず最初に三嶺が見えてきました。
山友達のPさんから塔の丸からは三嶺が素晴らしく良く見えると聞いていたので楽しみにしてましたが、最初に見えるのも三嶺だったのですね。

ソバ畑見物で思いがけず時間を食ったので、その後はノンストップで登山口の夫婦池を目指します。
ところが一宇銀座あたりでは曇っていた空が第一ヘアピン辺りまで来ると、枯れて柄来たではありませんか。登るにつれて天気が良くなる・・・こんなことってあるんですね。
後からラフォーレ剣山の支配人の方らしき人にお聞きした話では、この朝は丸笹や塔の丸からは雲海が綺麗だったそうです。ということは山の上は天気が良かったのですね。
いったん、がっかりしたのが、晴天を見て再びルンルン気分になりました。

9月の中旬までずいぶん忙しかったのですが、10月に入ると一段落して時間ができました。
ところが、9月末の高知花散策で長時間運転したためか、珍しく風邪気味になってしまい、10月最初の週末は自宅で大人しくしていました。山登りよりもある意味疲れたようです(^_^;
とはいえ、大人しくしていたおかげで直ぐに体調が戻ってきて、そうなると天気の良いうちにどこかに登りたくて気もそぞろに。前々から徳島の塔の丸には登ったことがなかったので、10月6日に塔の丸にでも行こうかと言う気分になってきました。
この日はほかの山友達の方もお仕事だったりで、単独で行くことにしましたが、前夜の天気予報を確認するとどうやら7日のほうが天気が良くなってきたようです。一応、目覚ましは5時にセットしたものの、一人で行くとなるとうまく起きられるかな?
案の定、5時にいったん目覚ましで起きたものの、二度寝してしまい、次に目覚めたのは6時20分でした。時間が遅いので、行くかどうかちょっとの間悩みましたが、天気が良さそうなので出かけることに決定。

このは初見の花を5種類も見られ、それもほんとに嬉しかったのですが、もう一つそのことの負けず劣らず嬉しかったのはアサマリンドウの素晴らしい光景を見られたことでした。
アサマリンドウは9月中旬にすでに標高の高い寒風山で見ていましたが、標高1000m辺りの山でも充分咲きますので、時期をずらすと低山で見られるのですね。

花散策に時間を取られてしまったので、池の段からは越原越経由でセンターへと下山することにしました。
去年も下った道なので、様子もわかっています。
下山を始めたのは14時20分でした。

ススキが生い茂っている場所は踏み跡がはっきりしないので、そのうちに、適当に歩いて見ます。
もちろん、花の咲いている場所は踏まないように極力気をつけます。
すると、こんな花が・・・・

池の段に着いた時間が比較的遅かったせいか、山頂にいた方たちは全部でも5~6人と言う静かさでした。
5年前のブナの紅葉時には、なんと100人もいたことを考えると、嘘のような静かな山頂ですが、静かな山が大好きな私には嬉しい限りです。
おまけに、東の方角にはなんと大山が見えていました。

立烏帽子の下りにかかったら、後は鞍部まで下って池の段まで登り返すだけですが、登りは大したことないので、あと一息ですね。

ようやく立烏帽子の駐車場も近くなってきたかなと言う頃、見覚えのあるサンインヒキオコシの花が咲いていました。
去年はそれが何と言う花なのか、歩いている途中ではわからず、帰宅してから調べてわかったのでした。

結局、二か所で寄り道したので、県民の森に着いたのは9時10分ぐらいでした。
先ずは、センターに行って、10円の地図をgetしようということになりました。

山頂周辺を散策していると、足の付け根あたりが珍しくつりました。
それで、思い当たることがありました。というのは私の山仲間の方が熱中症になった時に、足がつったのを見たことがあったからです。
普段、足がつることなど皆無だったのですが、これで、自分が軽い熱中症だったことがわかりました。道理で足が前に出なかったわけです。
この後、駐車場のトイレの中で着替えをしたときも足がつりそうになったのですが、下山はバス利用だったので心配せずに済みました。

八合目を過ぎたら、花が多くなったので、急に元気が出てきたようです。
花撮影には私よりもまだ時間をかけるPさんのほうが、いつの間にか私の後ろを歩くようになっていました。それまでは、私が不調でかなり遅れをとっていたのですけどね。

5合目の小屋のおじさんに「今日の伊吹山はガスは出ないんでしょうか?」とお尋ねしたら、おじさんは「今日はずっと晴れるでしょうね」と(^_^;
そうなんだ、伊吹山は午後からたぶんガスるだろうから暑さもたいしたことないだろうと考えていたのは甘かったようです。
12時10分、五合目を出発します。

伊吹山はガスが良くかかる山だから、そのうちガスがちょっとぐらい出てきて涼しくなるだろうと思いながら登っているのですが、意に反して?ガスが出るどころか、相変わらずピーカンのままです。
でもそのおかげで、展望はばっちりだし、草むらの中の花も楽しみながら登っていきます。

一合目で休憩した時に見えていたハングライダーがすぐ向こうで練習している横を登っていきます。
この日は風もまずまずあったし、何より、眺めが素晴らしいので、こんな日に空を飛ぶのは最高の贅沢なんでしょうね。

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