ジャンボフェリーと電車で伊吹山弾丸登山、その2、ハグロソウ
4年前には3合目までタクシーに乗って登り、そこから歩いて登ったのですが、今回は山登りが目的ですから、当然ながら下から歩きます。
登山口から山頂までは6000mとありますね。

4年前には3合目までタクシーに乗って登り、そこから歩いて登ったのですが、今回は山登りが目的ですから、当然ながら下から歩きます。
登山口から山頂までは6000mとありますね。

涼しい風が吹き抜ける気持ちの良い岩の上でお昼を食べた後には、YAさんから畑で育てたという珍しいウリが2種類デザートとして出されました。マクワウリとも違うそうですが、汗をかいた体には果物などがいちばんですよね。下山後は、京柱峠の茶店でしし肉うどんを食べる予定なので、私はこの日のおむすびは一個だけにしておきます。
12時20分、お腹も満ち足りたことだし午後の天気も心配なので、下山にかかりました。

11時まで、ゆっくりと休憩した後、いよいよ山頂を目指して歩き始めました。

さて、小檜曾山にも登ったので、これからは今日のメインの山である土佐矢筈を目指すことにしましょうか。
今日は目的地の土佐矢筈がはっきり見えているので、これなら初めての私でも道を間違えることはなさそうなので、ここからは私がトップを歩かせてもらうことになりました。
PさんとRさんのモデルを務めますので、モデル料は後ほどたっぷりといただくことにしましょう(^_^;

お盆休みもそろそろ終わりと言う8月第三週末は、いつもの山仲間のRさん、Pさん、そして私も特に予定がないのでどこかに行きましょうと、その前の週の四国カルスト行きで話していました。
そろそろ連絡を取って、行先を相談しようかなと思っていた頃、大山振子沢をご一緒したYAさんからメールが届きました。週末にどこかに登るならご一緒したいという文面です。慌てて、PさんやRさんにメールをして行き先を考えました。私の頭では、この時期なら剣山方面か安居渓谷からの筒上、あるいは赤石縦走リベンジぐらいしか思いつかなかったのですが、Rさんから「京柱からの土佐矢筈や小檜曽山もお手軽でいいかも」という案が出ました。
そういえば、土佐矢筈は一度登って見たいと思いながら、まだ登ってなかったんだった、それが良いわということでPさんに連絡したら、Pさんも賛成してくれて、すぐに話がまとまりました。

中津明神でワタナベソウを見た翌週は「どこへ行く?」とPさんとああでもないこうでもないと相談しました。
石鎚には夏の花が咲きだしているらしいですが、土小屋~石鎚は平凡だしなどと言っているうちに、Pさんのご主人のMさんが権現越~黒岳を案内してくださるというので、すっかりその気になって、飯野山にトレーニングで登ったりしていました。ところが、前日3日にお天気の最終確認をしたら、四国の山はどこも雨のようです。雨の中を歩くのはつらいので、少しでも雨が降らなさそうな山を調べたら、岡山県北の山なら大丈夫そうです。
そうと決まれば、中津明神山のササユリがまだ咲いてなかったので、4日の土曜日に岡山の泉山にササユリでも見に行きましょうと言うことになりました。

登りは一応、登山道を登ってきたので、下りは車道を下ることにしました。
見晴しが良いので、車道歩きとは言え、気持ち良いものでした。

中津明神山は急坂の登山道を少し登っては車道を横断することを何度か繰り返しながら山頂に着くようです。

登山口に至る前に、すでにキツリフネが咲いていて、このキツリフネが高知の山には珍しいそうで、早速、撮影会でした。

トラバース道のタカネバラも皆で、思い思いに撮影します。

稜線に近づくにつれて、ますます急勾配となってきます。
ダブルストックもフルに使って体を引き上げるという感じになってきました。

前回の記事で書き忘れましたが、ダイセンキスミレを最初に見た辺りで、10分ほどの休憩を取っています。後から考えれば、休憩を取れるような場所はこの後ほとんどなかったので、Yさんもここで休憩にしたのでしょう。
その後、再び登り始めますが、この頃になると、そろそろ下りの人もちらほら見かけるようになりました。すれ違えるほどの道幅がないので、どちらかが待つわけですが、丁度この付近からイワカガミが咲いていたのです。イワカガミが咲いていると思っていたら、突然、上から落石。下ってくる男性2人組のどちらかが落としたようです。その石が、危うくRさんやPさんに当たりそうになったので、一瞬、どきっとしました。幸い、2人の間を落ちて行ったのですが、Yさんが石を落とした男性に厳しい口調で「もっと大きい声でラクと言わなきゃ」と注意します。たとえこぶし大の石でも、10mほども落ちれば、加速がついて下手すると大けがになりかねません。私たちも下山の時はくれぐれも落石しないようにしなければと、気を引き締めました。

私たちが休憩している間にYさんが一足先に花の様子を偵察してきてくださいました。
運の良いことに、伯州山では見られなかったサンカヨウが咲いているそうです。
それを聞いて、皆、喜んだのは言うまでもありません。

伯耆大山を初めて眺めたのは、家族で23年ほど前に松江に旅した時に電車の窓から眺めた姿だったと思います。
その後、山登りを復活したのが14年ほど前のことで、いつかは大山に登ることもあるだろうなと思いながら、その後もほかの山から眺めたりドライブしながら眺めたりということが続きました。
それが、今年がまだ明けるか明けないかと言う頃、古くからのネット知人のYさんに「今年は6月初めに大山を案内するから、ぜひ予定しておいてね」というコメントをいただきました。
とはいえ、半年も先のことなので、その日のお天気がどうなるかもしれないし、5月後半に入ったら段取りをしようかなという感じでした。
Yさんとはこれまた私の古くからの花友達の方の掲示板で知り合ったのでした。
たぶん今から13~14年ほど前、インターネットで北アルプスなどの山の画像を再び見るにつけ、山への熱い思いが沸々とたぎってきて、当時小学生だった末っ子を連れて立山室堂などにドライブに行きました。室堂から立山連峰の稜線を見上げて、「いつの日か再び、あの稜線に立とう」と思ったことを今も覚えています。
そんな山の画像を花友達の掲示板に投稿していたら、学生時代はやはりワンゲルだったというYさんに「今はいろいろな事情で山には登れないけど、山への気持ちを思い出しました。ありがとう」と言うコメントをよせていただいたのです。
若い時に山に登っていた人間が、仕事や子育てなどで山に登れない気持ちと言うのは一種独特のものがあります。
その後約10年が経って、Yさんは大山の様子や可憐な花をアップしたブログを立ち上げられ、そして私の方も山のブログを立ち上げました。ブログはたまにのぞかせていただく程度でしたが、大山の何とも怖そうななコース…ラクダの背と言うコースを歩かれているようで、確かそのためにタバコも断たれたとお聞きしました。7年ほども前にセツブンソウの自生地を教えていただいたりで電話で連絡を取ったりしたことはありましたが、その後はブログにコメントをいただくぐらいで、もちろん、お会いしたこともなかったのです。

見ノ越へOさんの車で移動していると、何やら白い花が目につきました。
樹木の花です。さては・・・・
数年前に丸笹山に6月初めに登った時にアズキナシと言う樹木の花を見たのです。
それが今回は丸笹では見かけなかったのですが、それはシカにでも樹皮を食べられて、木が枯れたのかもしれません。
見ノ越への車道沿いにはアズキナシがたくさん咲いていました。

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