12月に何気なく鉢を眺めていたら、芽が出ていまいた。
細かい切れ込みのある葉はどうやらコリダリス・フレクソーサのようです。
このコリダリス・フレクソーサは流通名をヒマラヤエンゴサクとか、コリダリス・チャイナブルーともいい、4月頃にとても綺麗なブルーの花を咲かせます。
ポレモニウムの仲間を育て始めてから5年ぐらいになるでしょうか。
ポレモニウムは和名はハナシノブといい、初夏にブルー系の綺麗な花を咲かせる植物です。一番最初にハナシノブの種(英国産でした)を播いたのは、02年ぐらいの事だったと思います。それまでは園芸植物しか育てた事がなかったもので、肥料のよく利いた用土で(つまりパンジーやビオラ用のと同じような用土です)育てました。そうしたら、株はものすごく繁り、大きくなったのですが、肝心の花の時期には花芽が上がらず、梅雨時の湿気で蒸れてしまい駄目になりました。
その後、カラフトハナシノブ、西洋ハナシノブなどを種から育てたときは失敗したときの教訓が生かされたか、何とか開花まで持っていけるようになりました。
去年の秋には自家採取の白花ハナシノブの種を播いて、今のところたくさんの苗が育っています。
06年春は種を2袋も取り寄せて、育てたパンジー・モルフォがたくさん咲いてくれました。
パンジーやビオラの仲間は種が結実しやすいものとそうでないものがあって、モルフォやソルベYTTなどはどんどん種が出来ます。まぁ、種が結実しないように花ガラ摘みをしない私もいけないのですが、何しろ数百株と咲くので、そんな面倒な作業はしないことにしています。また、花ガラ摘みをしないからといって、花つきがすごく悪くなると言うこともないようです。
ともかく、06年4月から5月にかけてはパンジーとビオラの種がどっさり採取できたので、秋にはそれらの種を播きました。
庭のほうは山と違って冬の前から春の花が咲き始めるので、区切りがつくことはありません。
しかし、12月から2月の間は水仙やビオラが主になります。
今年はそんな中、ダイヤモンドリリーが12月に入っても綺麗に咲きました。
10月の庭の楽しみはシュウメイギクの開花です。
中庭はシュウメイギクに乗っ取られているといってよいほど、シュウメイギクが地下茎を伸ばしてあちこちで花茎を上げています。
例年だとお祭りの時期に咲く花ですが今年は、暖かいせいで花が遅かったです。
9月も庭に咲く花の種類は少ないのですが、それでも8月のようなことはなく、8月の猛暑に息も絶え絶えだった花経ちも少しは元気を取り戻すようです。
そして、庭に咲く花もさることながら、私にとっては次の春を目指して種まきが始まる新たなシーズンの幕開けでもあります。
8月に庭で咲いた花もやはり種類は少なかったです。
しかし、毎年咲いてくれるお馴染みの花は、忘れずに咲いてくれたので、淋しくはなかったですね。
また今年の夏は猛暑に加えて、雨が降らなかったので、もし畑に何かを植えておいたとしても、水遣りが出来ずに枯らしてしまったのではないかと思います。
7月の画像フォルダーを開けて驚きました。春に比べると咲いている花の種類も激減です。
今年は特に夏用の花の種をあまり播かなかったので、無理もないですね。それに夏場は山に行くために留守にすることも多く、水遣りなどの世話が出来難いので、畑にはこぼれ種でほうっておいても咲くような、暑さと乾燥に強い花のみとなります。
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