4月はまだまだ咲きあがってくる花も多い反面、バイモやエンゴサクなど早春の花が消えていく季節でもあります。
2月末のただただ花が咲きあがるのを待つだけの楽しい季節とは違い、スプリングエフェメラルとはそろそろお別れをしなくてはいけません。
最初は園芸種ばかりを育てていた私の庭ですが、今では山野草といっても良いものがかなり増えました。
全国各地の花友さんに種をいただいたり株分けしていただいたり、苗でいただくことも多く、おかげまで、早春から初夏にかけては様々な花が自宅でも咲いてくれます。
総集編を書くに当たって、自分のパソに保存している2006年撮影の画像フォルダーをすべて開いています。そうすると3月は上旬、中旬、下旬の3つのフォルダーがあるのですが、下旬にはこれ程花が咲きあがるのかとびっくりするほど、咲いています。
いよいよ春爛漫を迎えようというわけですね。
3月に入ると日差しは日増しに強くなってきますが、三寒四温の言葉の通り、暖かい日が続いたかと思えば、寒の戻りもあったりして、なかなか本格的な春にはなりません。しかし、早春のスプリングエフェメラルを見に行ったり、庭で楽しんだりするようになってからは、そんな行きつ戻りつの春がいつまでも続いてもいいかなと思えるほどです。
再び、総集編の記事に戻ります。
1月~2月に掛けては一年で最も寒い時期だと言われますが、実は地中の温度は二月末には上がり始めるそうです。
その証拠に、うちの庭では二月ともなると、少しづつ花が咲き始めるのです。
野山を歩いて自然の中で咲いている花を見るのは私の最大の楽しみでもありますが、自然の花以外は花ではないなどとは決して思いません。
庭で花を育てていると、ときには自生の花を見ること以上に大きい喜びを感じることもあります。また花を育てることによって、芽生えから最後まで、植物の変化する様子もわかります。
1月は前年から咲き始めた水仙がいちばん華やかな季節でもあります。
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