カタクリを見に鋸山~豊受山へその5、その他に見た花
この日見た花をこの記事で紹介したいと思います。

この日見た花をこの記事で紹介したいと思います。

神社の手前からほんの少し登ると、そこは豊受山の稜線になっていました、
結構な痩せ尾根になっていて、ちょうどお昼の時間にもなっていたので、山頂は後回しにして、三度ヶ嶽という岩場のほうに先に行くことにしました。Pさんの話ではその場所が絶好の展望が得られるそうで、そんな良い眺めを見ながら食べると気持ち良いでしょうね。

カタクリ街道が一段落したと思ったら、今度はエイザンスミレが出てきました。
4月初めに同じ山系で見たエイザンスミレは雪の積もった寒そうな花になりましたが、この日はまさに春爛漫と咲き誇っています。

この日は春には珍しく、瀬戸内海も綺麗に見えています。
3月末に登った赤星山では、もっと気温は低かったのに、やはり海が霞んでいました。でも4月末で気温も高めの割には視界が良くて嬉しい限りです。

山歩きを復活して13年ほどになりますが、カタクリの花は毎年、どこかに見に行っています。
最初は赤星山に何年か行き、その後は学生時代の山仲間とナスビ平へ、ある年は徳島で見たこともあるし、岡山の白馬山出見たことも二度ほどありました。
で、今年ですが、前々から行ってみたかった鋸山に山友達のRさんが案内してくださることになりました。鋸山なら30分で登れると聞き、Tさんにも声をかけてみました。体調などで山から遠ざかっているTさんも30分の登りなら、何とかなるでしょう。登ってしまえば、後は彼女が今嵌っている鳥撮りをしても良いし、カタクリを眺めながらお昼寝しても良いし(^_^;
3月の赤星や4月の腰折山にもご一緒したPさんにも声をかけてみました。
その後、私がバタバタしている間に、Tさんの知人のKさんも参加されることになり、女性5人で賑やかなカタクリのお花見になりそうです。
お花見の日は天気のよさそうな4月26日と決まりました。

オドリコソウやスミレの次には、これも春の山歩きではお馴染みのツクシが見られました。

下りは天気もすっかり回復して、それこそ鼻歌交じりのルンルン歩きです。

今から山頂へ上がろうというときに、これほどすっきりと晴れあがるなんて、なんと運が良いんでしょう。

一旦、鉄塔巡視路を下って、恵良山の登山道を麓から登っても良いかなと思いましたが、Pさんはそのまま鞍部方面に下りましょうと・・・。もしかしたら尾根伝いに道がついてる可能性もあるかも知れないかなと思い、私もそのまま鞍部に向かって下りました。
周辺は竹林になっていて、すぐに鞍部まで下りましたが、意外や意外、その後は道が恵良山の北側を巻くようについています。後でPさんから携帯メールをいただいたのですが、下りきったところに南側方向への分岐があったそうです。と言っても道標や赤テープがあれば見落とすことはないので、たぶん道らしきものがあったのではないかと思います。
Pさんのコピーした地図では恵良山の南側を巻いた道を辿るはずなので、今から辿る道は地図の道ではないと了解したうえで辿って行きます。

腰折山の山頂付近にはホタルカズラが咲いていたようで、私が山頂に着いたときにはトップを歩いていたRさんは早くもホタルカズラを激写中でした。
ホタルカズラは香川の里山でもお馴染みの花で、これは瀬戸内沿いの山ではごく普通に見かけます。
私は荘内半島ですでに見ていたので、今季2度目です。

標高わずか200mの低山に登るということで、私はたまたまカメラなどを入れて来たナップサックがあったので、それにお湯を入れたテルモスと行動食だけを入れて歩き始めたのです。足元も里山ということで簡単なトレッキングシューズです。傘も雨具も入れなかったのですが、後で後悔する羽目に・・・・。
PさんとRさんは、ちゃんとした山用のザックを背負われましたが、Rさんは足元は登山靴ではなくスニーカーです。
今思えば、Pさんだけは装備も抜かりなく出発されたので、いちばん気合が入っていたようです。
目の前には今から登る腰折山が見えています。

4月の第1週末はどこかに登りましょうと、山友達のRさんと話していました。
週末のお天気はイマイチのようですが、6日の日曜日は何とか天気も回復しそうな感じです。
花もそろそろ咲いていることだろうし、行先は皿ヶ嶺、豊受山、梶ヶ森などいくつか候補に上がりました。3月にご一緒したMさんの奥様のPさんにも連絡したところ、Pさんも日曜日ならOKとのことで、女3人でかしましく登れそうです。
前日の天気予報では6日は最高気温も10℃ちょっとのこと。高山だと猶更厳しいでしょうね。そこで、この時期エヒメアヤメとイヨスミレの咲いていそうな腰折山も候補の一つとして考えました。腰折山は瀬戸内海沿いの標高200m程度の低山なので、最悪、傘を差してでも登れるからです。
Pさんとの待ち合わせ場所は豊浜SAなので、前夜は行先は決定せず、条件が良ければ高山も視野に入れようということで、一応アイゼンやガスコンロも用意して集合することにしました。

もと来た道を引き返すと、ものの5分も下らないうちに例の祠を通過します。
下りのコースは初めての道だし、少し危ない場所もあるとのことで、祠に「無事下山」を祈ってお詣りしました。

鉄塔のすぐそばにはアセビの花も咲いています。
高知ではドライブ散策の折りに、すでに見ていたアセビですが、山登りの途中で見る姿は格別です。

赤星山はカタクリの咲く山として四国では有名ですが、以前、早春に登ってマンサクの花を見たことがあります。中尾集落からの登山道が正式な登山道と聞いているのですが、車をたくさん駐車すると集落の方たちに迷惑をかけるからと、未舗装の道を車で登ったほうの登山道しか登ったことがありませんでした。
今回、急遽Mさん夫妻に集落からの登山道を案内していただけることになり、新しいルートを歩けるのは嬉しいことなので、二つ返事で同行させていただくことにしました。

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