ここ2年ほど、連続して秋の梶ヶ森に登っています。
梶ヶ森は、中2のときに母校の中学から集団登山で連れて行ってもらった思い出の山でもあります。山頂まで車で登れる気安さもあって、山歩きを復活した7年前ごろからも折にふれて訪れる山です。
山友達のTさんと、今年は23日に訪れようということになりました。例年より二週間ほど早い梶ヶ森散策です。
四国カルストという名前だけは前々から知っていました。
実をいうと、結婚して間もない頃、一時期松山に住んでいたので、松山から香川に帰る際に、一旦、高知に立ち寄ってから、香川に帰ったことがあります。そのとき、高知に抜けるついでに四国カルストに寄ってみようという話になり、一度だけ立ち寄ったがありました。
去年の連休にも高校時代の友達と四国カルストに行こうという話になっていたのに、直前で没になりました。
そんな訳で、四国カルストとはあまり縁がなかったのですが、8月18日に山友達のTさんと四国カルスト行きが実現しました。
山頂前ですでに到着していた末っ子が待っていました。
コンビニで買ったお弁当を食べようと思ったら、お箸が私のザックに入れてあったので、食べられず待っていたようです。お箸を渡すと待ってましたとばかり、パクパク食べ始めました。
それにしても、この日も山頂では誰も会いませんでした。最近、平日に登ることが多くて、静かな山頂を楽しむことが多いです。
瀬場の登山口は標高650m、着いたときの外気温は車についている温度計では22℃でした。意外と涼しいものだと思いましたが、登っているとやはり暑いです。7月に登った北アルプスとでは暑さが違います。まだ一本目の休憩だというのに、喉が渇いて、早くも水分をかなり取りました。末っ子に冷凍したミカンを出してやろうとして、ザックの中を探し回りますが、ありません。おかしいな?自宅に忘れてきたのでしょうか?結局、帰宅してからわかったことですが、冷凍ミカンは全部、末っ子のザックに入っていたそうで、彼は先に休憩場所に着いていたので、全部食べていたそうです。(^_^;ラッキーだったのは歩き始めの頃に降っていた小雨が、歩き始めるとすっかり上がったことでした。
10分休憩した後、9時50分、再び歩き始めますが、今回も尾根コースを登ることにしました。丁度出発する頃に、入れ違いに夫婦連れらしい一組の男女の方たちが登ってこられました。瀬場で私たちが歩き始めたときに、やってきた車の方でしょうね。でも、歩くコースが違ったか、この後は誰にも会うことはありませんでした。
前回の記事でも書いたように、7月19日に北アルプスから帰ってきてからというもの、山行は全面的に自粛して、8月3日に自宅で営む法事の準備や掃除に明け暮れていました。
今年は3泊も山小屋に泊まり、よく遊ばせてもらったので、それもいたしかたないですね。
一昨日、最後まで我が家に泊まっていた甥っ子も帰ったので、これで我が家の一大イベントは終了です。法事が終わったら、ちょうど、東赤石にオトメシャジンが咲く時期でもあるので、後片付けも終わった7日に東赤石に登ろうともくろんでいました。
今回のパートナーは久々に、高二になった末っ子です。
渡渉点を過ぎると、杉の植林に入りますので、それまでの岩ごろごろの山道ではなくなり、下るのも少し楽になります。岩場下りが多かったので、たぶん夜や翌日は少々足ががくがくするのではないかなと、杞憂していたら、やっぱりその通りになりました。^_^;
トラバース道から直角に北に曲がると、この一ヶ月で三度目という東赤石への急登が始まります。もっとも、急登はものの15分ほどで終わり、稜線に突き上げて赤石越に出たら、あとはどうということのないダラダラした登りを10分ほど登るだけです。
取りあえず、トラバース道経由で、赤石山荘まで行き、何か暖かいものでも食べようということになりました。東赤石山頂に行くかどうかは、また分岐のところで、決めればいいことですし・・。
権現越から西に向かう登りは足場の悪い急登で、去年はここを下ったわけですが、こんなところは登りたくないねと話しながら下ったところです。それを雨が降る中、黙々と登ります。山道はある程度以上の強い雨になると、人間だけでなく水の道にもなります。つまり降った雨が登山道をまるで小さい沢のように流れ始めるのです。
少し登ったところで、ちょっとでも樹林の影になるようにと、11時過ぎに一本入れます。
この場合が樹林で雨を少しでもしのごうということなのですが、それでも、容赦なく雨が落ちてきます。ここでも何か少し食べておこうということで、各自、行動食などを食べます。
再び歩き始めてから10分ぐらいのところで、トラバース道と山頂への稜線経由のルートとの分岐に出ました。去年は稜線伝いに下ってきたので、今から歩くルートは初めてのコースなのです。
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