山歩き

2007-05-01

今年もカタクリのお花見、その4、ブナとシロモジ

予定ではこの後、尾根筋の道を通って帰路に着くはずでしたが、時間もまだ早いことだし、何より滅多にないほどの晴天なので、このまま帰るのは惜しいという話になりました。地図を見ると稜線までは400m弱の登りです。コースタイムなどを考えて、一の谷越えまで登り、その後、稜線を西に歩いてチチ山分れから大永山トンネルまで下ろうということになりました。S君が若い御嬢さんたちに「歩けるか?」と訊くと御嬢さんたちはにこやかに「大丈夫!」と答えます。Nさんご夫婦と私も願ってもない話なので大喜びです。

カタクリ自生地には次々と見物の方たちがやってきて、中にはここでお昼を食べている方もいます。

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2007-04-30

今年もカタクリのお花見、その3、カタクリ満開

10時7分、カタクリ自生地に着きました。登り始めから二度も休憩を入れましたが、それでも1時間40分もかかっていません。足の速い人なら1時間10分ほどで歩けるのではないでしょうか。

すでにカタクリの花を見物している人が5,6人いるようです。

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今年もカタクリのお花見、その2、ヤマエンゴサク

沢沿いの道なので、チャルメルソウもたくさん咲いているのですが、花色が赤くなくどれもずいぶん小型なので、コチャルメルソウのようです。群生しているので、いつでも写真は撮れると油断していたら、帰りは別コースだったので、とうとう撮影しそびれました。(^^;)

後方を歩くご夫婦連れのNさんの奥様はこれまた野草好きな方で、道の傍らに生えている野草を見つけては、「これは何?」と仰います。おかげで私が見逃しそうだった花も見つけていただきました。

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今年もカタクリのお花見、その1、中七番から歩く

カタクリの花は去年は徳島の山で見ることが出来ました。

その前、2004年春には赤星山の山頂で、一番良い時期に見ています。

今年はどこで見ることになるかな?と思っていたら、学生時代の山仲間のS君からナスビ平へのカタクリのお花見の案内メールが届きました。

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2007-04-17

奥物部の山、その8、林道歩きが終る

未舗装の林道を歩き終わる頃、スミレがあちこちで見え始めます。

シロバナネコノメソウはそうしてみるとスミレよりもまだ早く咲くと言うことですね。因みにこの未舗装の林道の名前は大栃林道と地図に記されているようです。

大栃林道の終点には林業組合の小屋のようなものが建っていて、かなり広い空き地になっています。

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奥物部の山、その7、シロバナネコノメ

ジル沢沿いに下り始めて10分ほど経ったとき、道沿いの林床になにやら緑色の芽吹きが始まっています。近寄ってみてみるといろいろな種類の花の芽吹きのようです。もう少し歩いていくと、シロバナネコノメが咲いていました。少しばかり興奮しました。シロバナネコノメは何しろここ二年程見てないのです。以前は剣山や皿ヶ嶺でもたまに会えたのですが、時期がずれているのか、それともシロバナネコノメが減っているのか、最近はなかなか会えません。

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2007-04-16

奥物部の山、その6、ジル沢に下る

中東山を下るコースは地図上には載っていませんが、中東山西斜面をジル沢源頭に向かって下るコースがあるそうです。前日にKさんがアウトドアショップで確認した話では、赤テープなどもきっちりとついていて、わかりやすいとか。

下りコースへの分岐は中東山山頂から北に少し後戻りしたところにあります。したがって、先ほど歩いてきた道を10分ほど後戻りします。歩き始めは14時40分。およそ20分ほどコーヒーブレークした訳です。

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奥物部の山、その5、中東山へ

白髪山から東方向に剣山へと伸びている縦走路を石立山分岐からは南下します。今日のコースは言うならばジル沢を囲んでコの字型に歩くコースです。

分岐から中東山へ至る稜線はだだっ広い稜線で、歩こうと思えばどこでも歩ける状態ですが、ルートは一応、稜線東側についているようです。

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2007-04-13

奥物部の山、その4、石立分岐へ

昭文社の「山と高原地図」では白髪山分岐~石立山分岐までは2時間半となっていますが、実際はとても歩きやすい道で1時間半もあれば十分歩けると思います。私たちは昼食時間が30分+休憩時間10分を入れても2時間ちょっとで歩いています。

この日は、自宅を出る前に食べる時間がなかったので、R195沿いのコンビニで買ったサンドイッチを別府峡手前ですでに食べていました。しかし、林道歩きと急登を登ると、またもやおなかが空いてきたので、ウエストポーチに入れてあった、バナナを歩きながら半分ほど食べます。Kさんなどはすでに小さ目のアンパン5個を歩きながら平らげたようです。一方、Hさんはといえば、先ほどから休憩の旅にタバコを吸い、お茶は飲んでいますが、食べ物は口にしているのを見ていません。よくおなかが空かないものだな~と感心していました。

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奥物部の山、その3、稜線漫歩

稜線に出たら、アップダウンはほとんどありません。

どこまでも続く縦走路は気持ちの良い笹に覆われて、まるでハイキングムードです。

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2007-04-12

奥物部の山、その2、林道歩き、そして稜線へ

登り始めた位置でKさんが高度計を見ます。登り始めは標高約900mです。

辺りに咲いている花はキブシとツルギミツバツツジらしき赤っぽいミツバツツジ、それに道路法面に可愛いスミレ。

撮影したいところですが、林道歩きが余分になっただけ、時間の余裕がないので、花の撮影は諦めて歩きながらバシャバシャと撮れる風景にします。

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奥物部の山、その1、アプローチ

4月8日、高知と徳島の県境になっている奥物部の山々を歩いてきました。

以前から一度行ってみたいと思いながら、アプローチも長くて、また今まで行ったことがなかっただけに、なかなか近づけなかった山でした。

きっかけは3月末に自宅近くのスーパーでばったりとKさんの奥さんにお会いしたことでした。主人の友人であるKさんは、最近、精力的に山歩きをされていて、去年11月には八面山、今年2月には寒峰のフクジュソウ自生地に連れて行っていただきました。奥さんも看護婦さんと言う忙しいお仕事の合い間を縫って、山歩きを楽しまれています。そこで、スケジュールを話していたら、たまたま4月8日は奥さんモ私も予定がないということがわかり、是非、どこかにご一緒しましょうということになったのでした。

数日してご主人のKさんから携帯メールがあり、Kさんも一緒に自然林の残った山に行きましょうということに・・。

山行の予定が4月5日頃に送られてきました。白髪山分岐~高ノ瀬、~中東山とありますが、この辺りの山に不案内な私には地図が思い浮かびません。昭文社の山と高原地図で前日にチエックしてやっと、歩くコースがわかりました。

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2007-03-22

梶ヶ森、早春、その5

車で下っていると、道路法面になにやら白いものが見えます。

Tさんに、何か咲いているようなので車をとめてもらうよう、お願いしました。

車を下りると直ぐに目にとまったのは、ジロボウエンゴサクでした。

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2007-03-21

梶ヶ森、早春、その4

山荘はありがたいことに営業中でした。

それほど寒くもないし、お天気も良いので、外でプリムスを炊いてラーメンを作っても良かったのですが、梶ヶ森に咲く花のアルバムをまた見せていただきたいこともあって、中に入ります。

秋にコーヒーをご馳走になった食堂スペースで「こんにちは」と声をかけたら、秋にいらした女性がやっぱり出てきてくださいました。おなかも空いていたので、山菜そばを注文します。

アルバムもいろいろと見せていただき、山の話などいろいろ伺いました。マンサクは山荘から車道を下っていると道路の直ぐ上方に咲くのだそうです。ただ、時期がかなり遅くて、4月半ばでないと咲かないだろうとのこと。標高1200mは春の訪れも遅いのですね。

山荘の入り口付近で木をくり抜いて作られた手桶を大小いろいろ売っています。Tさんが山復帰記念に一つ買って帰りたいけど、歩きなので持てないかな?と言うので、私が持ちましょうと言うことになりました。あまり大きいのはさすがに重くてダメですが、一番小さいのは軽いので、これくらいなら手に下げて1時間ほどは歩けます。

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梶ヶ森、早春、その3

コーヒーとパンでおなかが少し膨れたら出発です。考えてみたら、朝はほとんど食べてなかったのでした。いつもは登り始める前にコンビニでお昼を買う際に、サンドイッチなど買って車内で食べることが多いのですが、今回は前日のうちに行動食なども調達済みだったし、お茶や水も前夜のうちに自宅で用意してあり、お昼もTさんがラーメンを持参しているということで、コンビニで買い物する必要がなかったのです。

明るい尾根道は先ほどの岩場の寒さがまるで嘘みたいに暖かくて快適です。

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