山歩き

2017-09-16

3年ぶりの北アルプスへ、その13、西鎌尾根へ

双六小屋でも朝4時前に目覚めました。

前夜の天気予報ではこの日は9時ごろに晴れるものの、あとは曇りのようです。その前の二日間が素晴らしい上天気だったので、そろそろ天気も崩れ始めるのでしょうか。何しろこの夏のアルプスは二日続きの晴天がなかったそうです。

前日と同じように朝は持参した食料で軽く食べますが、この日は少し肌寒いので小屋で用意してくれたお湯でカップヌードルの小さいのを一つ食べました。曇りなら気温も低いと思い、この日からタイツを着用します。それが正解だったのでした。

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2017-09-13

3年ぶりの北アルプスへ、その12、三俣小屋手前で引き返す

その日の目的は双六と三俣蓮華へのピストンだったのですが、三連の山頂から三俣小屋の赤い屋根がちらっと見えました。三俣小屋には数年前にも行ってますが、ここは確かサイフォンで淹れてくれる美味しいコーヒーとケーキが名物で、欲張りな気持ちが出てきました。

それなら早く山頂を後にすればよいものを山頂で親切な男の方が、写真を撮ってあげますよと言ってくださったりして、記念に何枚も撮影したりします。

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2017-09-12

3年ぶりの北アルプスへ、その11、三俣蓮華岳

双六岳山頂では鏡平小屋で作ってもらったお弁当の残りを頂きました。

山歩きの時は一度に食べると苦しいので、ちょこちょこ食べるのが調子よいですね。

ここで、驚いたのが、私のカメラのバッテリーが早くも切れてしまいました。予備のバッテリーを一本しか持ってきておらず、あと二日以上の行程があるのに、バッテリーは大丈夫かしらん?

Rさんも双六小屋に着く前に早くも16ギガのメモリーがなくなったそうで、画像のサイズを大きくしたままの設定で撮影していたようです。幸い、予備のメモリーを持っていたから良かったのですが、泊りがけの山行ではバッテリーやメモリーのことも油断できません。

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2017-09-11

3年ぶりの北アルプスへ、その10、双六岳に向かう

軽く食べ終わったら、双六と三俣蓮華岳に向かってピストンに出かけます。

Rさんはサブザックを持参していましたが、私は今回はサブザックも持参していません。縦走用のザックから要らない食料や着替えを出すだけですが、それでもかなり軽くなりました。

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2017-09-10

3年ぶりの北アルプスへ、その9、白山が見えた

この日は安定した晴天のようで、槍が隠れる心配なく歩けます。

今まではいつ、雲に隠れるかとひやひやしながら歩いていたのですが、朝からずっと見えているというのも有難味が薄くなりますね、って贅沢でしょうか?(^_^;

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2017-09-07

3年ぶりの北アルプスへ、その8、ウメバチソウ

弓折乗越を目指して、後一登りと言うところで、足元に白い花が咲いているのに気付きました。

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2017-09-06

3年ぶりの北アルプスへ、その7、日の出

27日の朝は4時前には目覚めました。

トイレに行くついでに、外へ出てみたら星がかなり瞬いていました。

予報でもこの日は晴れになっていましたが、素晴らしい一日になりそうです。

4時になったのでRさんを起こし、身支度を整えます。小屋の朝食は頼んでないので、お弁当をもらい、小屋の方が用意してくださっているお湯でインスタントコーヒーを入れ、ナッツや簡単に食べられるもので朝食を軽く済ませました。

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2017-09-05

3年ぶりの北アルプスへ、その6、久々に眺める逆さ槍

今度こそ、あの高みを越えたら鏡池みたいね・・・と言いながら登り着いたら、予想通り、そこは鏡池でした。

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2017-09-04

3年ぶりの北アルプスへ、その5、青空が眩しい

イタドリヶ原には11時過ぎに着きましたが、道沿いにザックを下ろして少し休憩しました。

毎回、この辺りの登りが暑くて苦労します。最初に登った時には同行の後輩がこの少し上から熱中症になり途方にくれたことがありましたし、私が熱中症もどきになって、この辺りで20分ほど昼寝をしたこともあります。

今回は体調はまずまずですが、カメラのレンズが曇ってしまい、これから先の撮影がどうなるだろう?とちょっと不安です。

11時20分、水分補給を済ませてから、再び登り始めます。

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2017-09-03

3年ぶりの北アルプスへ、その4、ジャコウソウが綺麗

秩父沢の水はその上の雪渓が解けて流れた水ですから冷たくておいしいのです。

このコースは、秩父沢のちょっと上にも確か小秩父沢というのがあって、水場には困りません。なので、新穂高を歩き始めるときには水分はあまり持ちませんでした。この日は凍らせたアクエリのパウチを2つ+凍らせたポカリ+お茶1本です。そのうちのポカリ1本をすでに飲んでしまったので、代わりに沢の水を詰めました。何しろ、このコースを10年前に午後から登ったことがあるのですが、同行していた後輩がポカリを飲まずお茶だけ飲んでいたら熱中症になって歩けなくなったという苦い思い出があるのです。

それ以来、夏場の山登りは必ず早めにポカリを飲みます。

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2017-09-02

3年ぶりの北アルプスへ、その3、意外と花が多い

ワサビ平では雨具を脱いで片付けたりして、かなり長めの休憩を入れました。

土曜日と言うせいもあるのか、それとも日曜以降が晴れという予報が出ているせいか、ワサビ平でこんなにたくさんの人がいるのを見たのは初めてでした。私がいつも梅雨明けしない時期の平日に訪れているから、そう思うのでしょうね。

ワサビ平を出発したのは8時30分ぐらいだったでしょうか。

2011年に同じコースを登ったときはワサビ平を6時50分に出ていますから、今回はかなり遅めです。

因みに、2011年の記録はこちら

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2017-09-01

3年ぶりの北アルプスへ、その2、ワサビ平へ

幾度となく歩いた新穂高からワサビ平への道ですが、四国の山仲間と歩くのはこれが初めてです、

蒲田川は濁流となって囂々と流れており、2011年に単独で同じコースを歩いた時には登りでも下りでも雨のため、同じ濁流を見ながら歩いたものでした。ついついその時のことを思い出してしまいます

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2017-08-31

3年ぶりの北アルプスへ、その1、アプローチ

一昨年、昨年と、私としては夏の恒例行事となっていた北アルプス行きが叶いませんでした。

今年こそは行こうと、心の中では決めていたのですが、7月は次々と用事ができていつも訪れている7月半ばの花の時期に行くことができません。そんなとき、高松の山仲間のRさんから今年はご主人と別行動でアルプスを歩くと聞きました。ご主人は西穂から槍へ縦走されるそうですが、Rさんは新穂高~鏡平~双六~西鎌尾根~槍~槍平~新穂高と周回コースを歩くそう。同じコースを2011年に単独で歩いていますが、あの時は西鎌尾根を歩いた日がガスのため、槍がまったく見えず残念な思いをしました。いつの日か、だんだん大きくなる槍を眺めながら西鎌尾根を再び歩いてみたいと思っていたので、Rさんと同行させてもらうことにしました。日程はRさん任せでしたが、8月中旬以降は私のほうもいつでも出発できる態勢になりました。

Rさんのほうは天気待ちで、毎日のように天気予報とにらめっこされていたらしいです。8月も半ばを過ぎ、そろそろ山に秋の気配が漂う頃、Rさんから決行の連絡がありました。それによると、8月26日に出発、26日朝に新穂高を歩き始め29日に下山とのことです。

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2017-08-24

里山のミヤマウズラ、ツルリンドウ、ミシマサイコ、ヒキヨモギ、シラヤマギク

8月末から9月上旬にかけて見られる花たちです。

ミヤマウズラはここ数年、見られる年と見られない年があります。

ランの花と言うことで、時々盗掘に遭うことが多く、見に行ったのにがっかりして帰ってくる時もあるのです。

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2017-08-21

酷暑の中、里山にキキョウを見に行く

四国の夏はここ数年、とても暑くて、酷暑と言っても良いぐらいです。

とりわけ今年は暑いと感じるのは、こちらがそういう年代になってきているからかもしれません。

お盆も終わった週末の19日、高い山には都合で登れなかったのですが、体が鈍ってはいけないので猛暑の中、里山に出かけました。

里山のキキョウは毎年、8月下旬か9月上旬に見に行ってるのですが、気合を入れないととても歩けません。まして、この日は涼しい午前中ではなく、なぜか一番暑い午後1時ごろから歩くことになりました。

とはいえ、山に入ると家で想像するほどは暑くないもので、時々吹き渡る風は爽やかなものです。

いつも、いちばん最初の株には登り始めて1時間弱ぐらいの場所で会えるのですが、今回はその場所の株は花を咲かせてなくて、見かけたのは蕾だけ。

なので、なおも歩を進めます。

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