10年目のタカネバラのお花見、その6、下山開始
三角点からは、ガスは湧き上がったものの、二ッ岳方面もこの日は良く見えていました。

三角点からは、ガスは湧き上がったものの、二ッ岳方面もこの日は良く見えていました。

トラバース道へ出たら休憩しようかとも思っていたのですが、先に山頂へ行こうということになりました。

しばらく途切れていたタカネバラが少し登るとまた咲きだしてくる場所があって、そこからは大株で花付きの良い株が多くなるので、みごたえたっぷりです。
一行全員、カメラ持参なので、撮影登山となりました。
コースタイムは通常の倍はかかっていると思います。

最初のタカネバラ数株がが出てくると、真っ白なモリイバラも一緒に咲いています。
梅雨時に咲くのでタカネバラの時期は青空に恵まれることがほとんどないのですが、この日は私がタカネバラを見に来始めて以来、いちばん綺麗な青空に恵まれました。

瀬場谷の橋を渡れば、すぐに分岐があります。
タカネバラの季節だけはなんといっても右俣コースでしょう。

東赤石でタカネバラの花を初めて見たのは2007年の6月30日のことでした。
今年もタカネバラを見るために、厳しい登りを登ってきたのですが、タカネバラのお花見も今年で10年目というわけですね。
ほんとは、その前の6月10日にマドの天狗~寒峰という初めてのコースを歩いてきたのですが、この時はうっかりとカメラにメモリーを入れ忘れていて画像がないためアップできませんので、6月18日のタカネバラ山行をアップします。
6月15日は姪の結婚式のため前柄の日から上京していてこちらに帰ってきたのが6月16日のことでした。翌17日に週間予報を見ていたら18日だけが晴れマークでそれ以後は雨や曇りにぱっとしない天気が続くようです。山に行くなら18日しかないと山仲間のPさんにメールを入れておきました。もう一人の山友達のRさんはようやく山に行けるようになったのに、18日は大阪にお孫さんのお守りに行かれるそう。なのでPさんと二人で急遽相談して行き先を東赤石と決めました。例年だと6月末頃に訪れていますが、今年は全般に花が早いので18日でも咲いているでしょう。

銅山越までもう少しというところまで来たとき、せっかくマクロレンズを持ってきているのだから、アカモノのマクロ画像を撮ろうと思いつきました。
アカモノやツガザクラなど小さめの花を撮影するときはマクロレンズは前もってザックの中に入れてあります。

上へ上へと歩いていると、そのうち稜線まで出てきました。
銅山越の少し西へと出てきたようです。

今年はいろいろな行事が毎月のようにあるので、山歩きはここのところ週一のペースです。
5月末にも上京し、6月半ばに再び上京するということが続き、忙しかったわりには山歩きのほうは欠かさずしていたおかげで、記録のアップのほうが遅れ気味になっています。6月3日の山行の記録を20日も遅れてアップするのは気が引けますが、どうかご容赦を。
ここのところ山仲間の方と歩くことが多かったのですが、6月3日は都合で単独でどこかに登ることになりました。オオヤマレンゲの偵察でもよかったのですが、ちょっと早すぎるかと思い、西赤石にアカモノを見に行こうかと思いついたのが前夜11時ごろのことでした。
ところが、早めに就寝しようと思っていたら、仙台在住の親友から真夜中12時に電話が入りました。いろいろと話が弾み、電話を切ったのが深夜1時のこと。これでは早起きは無理ですね。とりあえず、5時半に目覚ましをかけて寝たものの、単独という気の緩みがあって、実際は6時起床です。おまけに前夜に準備をしてなかったので、当日朝になってパッキングする始末。自宅出発は7時前という遅さです。それに輪をかけてあまりの眠さに途中、豊浜SAで車を停めてちょっとシートを倒して仮眠のつもりが30分も寝てしまいました(^_^;川之江インターを降りたのはすでに8時でした。降りてから、後で、西条インターで降りて寒風山でも良かったかな~と思ったのですが、さすがに再び高速に乗るのは面倒で、そのまま別子街道へと車を走らせました。

沢に沿って下るようになれば、後は樹林の中の下りなので、涼しいものです。
Pさんが何か小さな花を見つけたようです。

登る切ると、なだらかな稜線が目に飛び込んできました。
視界を遮るものがなく、なんとも伸びやかな気持ちになれます。

すぐ前を歩かれていた鳥取のご夫婦が「咲いてますよ」と声をかけてくださいました。
登山道から2mほど入った場所で、サラサドウダンが咲いてました。
良かった良かった・・・。
たぶん咲いているだろうとは思っていましたが、実物を見るまでは安心できませんでしたから・・。

ほんの5分ほどの休憩ですが、休憩を取ることで気分がリフレッシュしますね、
さて、今度こそは大神岩までは登らなくては・・・。

車道を登っていると、蛇渕の滝への入り口が見えてきました。
この鳥居は見覚えがあるのですが、前回登った時は蛇渕の滝に立ち寄ることはしませんでしたので、今度こそ、帰りに滝を見ましょうとPさん。

記憶にある痩せ尾根を登りながら、そうそう、この痩せ尾根を登りきったところにゴヨウツツジが咲いていたんだっけと思い出しました。

最近のコメント