朝鍋鷲ヶ山から毛無山へのルートは05年の岡山国体のときに整備されたそうで、ルートは間違いようもなく、要所要所には道標などもきっちり立っています。
登りの階段もそのときにつけられたのでしょうが、最初から最後までほぼ階段の登りで、あまり快適とはいえません。しかし、高度は確実に稼げますね。先ずは300m余りの登りを登り切って稜線に出るわけです。
GW後半初日の5月1日、岡山と鳥取との県境の山、朝鍋鷲ヶ山から毛無山へと縦走して来ました。
きっかけは1月末の毛無山への登山でした。
このとき、地元の方に山頂でお会いして、春はカタクリが見事だということをお聞きしたのでした。また、キスミレが鷲ヶ山に咲くということもお聞きしていたので、何とか両方を見たいものだと思っていました。
前夜、reikoさんといろいろ相談した結果、ダイセンキスミレが朝鍋鷲ヶ山に咲いていることがわかったので、それならカタクリとキスミレの両方を見るために縦走しようかということになったのです。
野草友達のRさんも参加されますが、お花が咲いているならRさんもロングコースを厭わずに歩かれるだろうということになりました。
小屋まで来るとそこはもう9合目です。
山頂からは子供さんも交えて、10人以上の人が下ってきました。
子供さんはシリセードで上から下ってきます。それを見て、下りは絶対にシリセードをやろうと思いました。昔は北八つの春合宿などでよくシリセードをして遊んだものでした。
5合目の少し上で、ザックを下ろして休憩に入った途端に、下から一組のご夫婦が登ってこられました。
私たちのことを知っておられる様で、声をかけていただいて、すごく驚きました。
どうやら、reikoさんの掲示板に時々書き込みされているMさんご夫婦のようです。
毛無山ビジターセンターには綺麗な水洗トイレも設置されていて、丁寧に掃除をされている方がいらしゃっていて、頭が下がりました。
他の方たちがすでに出発された後、私たちもゆっくりと出発です。アイゼンは最初からつけていくことにしました。ずいぶん暖かくて、たくさん着込むと汗をかきそうな気がしたので、私はこの日も速乾の長袖シャツ一枚という薄着で歩くことにしました。
歩き始めは9時10分です。
2月21日、岡山の毛無山(けなしがせん)に登ってきました。
帰路はセツブンソウなど、早春の花も楽しむという豪華版です。
ここのところ、庭仕事や家事に追われて、あまり山に行ってなかったのですが、高松の山友達のreikoさんが誘ってくださったのです。しかもノーマルタイヤの普通車である私の車では到底行くことの出来ない岡山の雪深い山です。
幸い、Tさん、Rさんの都合もつき、今回も4人で仲良く行ってくることが出来ました。
1月10日、高速1000円サービスを利用して、岡山の八塔寺山に行ってきました。
もう1つの目的は日生のカキオコを食べることでしたが、それだけでは運動不足だし、日生からそう遠くないところで適当な山を探していて、八塔寺山を見つけました。
咲いている花はほとんど見ることが出来ませんでしたが、たまたま山里の車道沿いで早くも紅梅が咲いていました。
後で調べたら、宿の正面に見える玉峰山は出雲風土記にも出てくるなかなか由緒のある山のようです。
宿の夜は文庫本を読むぐらいでほかにすることとてないので、私にしては珍しく10時には就寝します。そして5時には起床です。
身支度したら、カメラバッグにしているウエストポーチだけを持って出発です。
三瓶山から下ったら、今度は出雲大社に向かいます。
私は出雲大社には一度も行ったことがなく、恥ずかしながら、出雲大社がある場所さえ良く知らなかったのでした。
R184をどんどん北上するとやがて出雲市内を通り抜け、えらく広い田んぼや葡萄畑の中を走っていきます。出雲大社って街中ではなく、田園地帯にあるのですね。やがて正面に標高500mほどの山々が連なっているのが見えてきました。
主人の話ではその山の麓でしかも海寄りの場所に出雲大社があるのだとか。
休憩途中で、営林署の方なのか、二人の男性が朝日岳方面に向かっていきました。ザックも小さく軽装なので、ちょっと上までしか行かれないようです。実際、この方たちには蓮華の森付近で、この後、追い越されたのでした。日々、山を仕事場にして歩かれている人は歩みも速いですね。
お昼休憩を終えて、私たちが最後の歩きにかかったのは11時半でした。
ここ白高地沢から蓮華温泉までのコースタイムは地図には細かく表示はされてなくて、ひっくるめて2時間20分となっています。また、朝日小屋から蓮華温泉までのコースタイムが7時間ですから、前日に続いてまずまずのロングコースなのです。
吹上のコルからほんの少し下ったところに、かなり大きな雪渓があって、これは傾斜があるので、危なそうだなと思っていたら、ちゃんとステップが切ってありました。
前日に朝日小屋の直前で、ショベルを持った小屋の若い男の子たちとすれ違ったのは、このステップを切りに行ってたのですね。
最近のコメント