10月の梶ガ森、その8
14時を回ったので、そろそろ帰路につく事にしました。
天気はよいですが、秋の日暮れは早いので、初夏みたいにゆっくりはしていられません。
それに登り道で撮影しそびれた植物もあって、それも撮りたいですからね。
14時を回ったので、そろそろ帰路につく事にしました。
天気はよいですが、秋の日暮れは早いので、初夏みたいにゆっくりはしていられません。
それに登り道で撮影しそびれた植物もあって、それも撮りたいですからね。
山荘の裏手を少し歩くとブナ林になっているそうで、少し散策してみることにします。
実は春に龍王の滝から登ってきたときに、ルートが二手に分かれているところがあって、その一方がこの山荘にいたる道だったのです。途中まで偵察にきたのですが、小屋側からも様子を見ておきたかったのです。
龍王滝の駐車場横を通過すると、あとは車で15分ぐらいでしょうか。
春にはこの龍王滝から歩きで登ったのですが、風がとても冷たいところがあったのでした。確か雪も積もっていました。下りは梶ガ森山荘から、この車道を歩いて下ったのを思い出します。徒歩だと登りは1時間ほどかかります。
山荘近くになると展望が開けてきて、周囲が明るくなります。
当然日当たりが良いので、リンドウなど日当たりを要する花が見られるようになります。この梶ガ森には中二の夏休みに中学から集団登山で連れてきてもらっています。そのときはガスががかかっていて、展望は全然ありませんでした。それから数十年後の01年だか、02年の9月に当時小学生だった末っ子と一緒にこの梶ガ森に来たのです。リンドウが一杯咲いていて、山でごく普通のリンドウをそれまで見たことがなかったので、とても驚いたものです。
集落沿いに車を走らせると大きな銀杏の木があって、道はヘアピンカーブになっています。道路上にはたくさんの銀杏の実が落ちていて独特の匂いが漂っています。実を拾いたいと思ったのですが、帰りにしようと思っていたら、帰りには誰かが拾ったか、残ってなかったのです。残念。
この大銀杏を越えるとその先にはもう民家はなくて、鬱蒼とした森の中の車道を登ります。
梶ガ森山頂に至る道は途中までは集落があって、小規模な田んぼや畑なども見られます。
田んぼや畑のあぜ道には、平野部とは一味違う花が咲いています。
道端には綺麗なピンクのノコンギクが固まって咲いていました。この日はシロヨメナやノコンギクをずいぶんたくさん見かけました。
ほんとうは10月上旬にでも、高知の梶ガ森に行きたいと思っていました。
それが親類に不幸があったり、他の用事が出来たりで、山友達が5日に梶ガ森に行くというときに同行できませんでした。何度も行っている山だし、山頂まで車で行けるので、自分の体さえ空けば、直ぐにでも行けます。
来週になるとまた忙しくなるので、なんとか体が空き、お天気も良さそうな今日、(12日)、出かけてきました。秋の花、センブリとウメバチソウは一度は見ておきたいですね。
アサマリンドウは9月初めの寒風山に登ったときに、1輪だけ咲いていて、今年初めての出会いとなりました。
しかし、1輪ではやはり物足りないですね。嬉しいことに、アサマリンドウだけは県内の山でもたくさん咲きます。
車を走らせて、今度はアサマリンドウのお花見です。
ソバ畑を心行くまで眺めたら、今度はアケボノソウを見に行きます。
9月にちょっと見に来たときには、まだ一輪も咲いていませんでした。アケボノソウは9月から10月にかけて徳島や愛媛、高知の山に登ると、登山口までの林道沿いでよく咲いています。ですからわざわざアケボノソウを見に行くことは少ないのです。
それが今年は9月が猛暑で雨が少なかったせいか、花の時期が遅かったようです。さて今日は咲いているかな?と気にしながらいつもの場所を見てみます。
咲いています・・・。良かった・・。
この秋は3連休が多いですね。
昨日は朝から青空が広がったのですが、」3連休の初日とは知らず天気予報を見たら、翌週のお天気が今ひとつなので、急遽、山方面にドライブすることに決めました。すでにお昼近くで、本格的な山歩きは無理なので、ドライブしながらアケボノソウやアサマリンドウを見て歩くというものです。
大勢でワイワイ言いながら行くのも好きだけど、一人で自由に動くのもたまにはいいですね。。
途中、スーパーでコーヒーとお昼ご飯を調達したら、真っ直ぐ南を目指します。
目的の場所に着くまでも、何度かソバ畑は目にしましたが、車をとめることなく通過します。
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