特に山の予定は立ててなかった今日でしたが、朝一番で友人から電話がかかってきた。
別に用事があって、一度会う必要があったのだけど、彼女も山の好きな人なので、たちまち話がまとまり、近場の低山歩きをすることになった。
10時に待ち合わせた後、登山口まで車で進む。友人が別の道を教えてくれたおかげで、フデリンドウの群生地を発見。
クロバナオダマキは04年初夏の種まきだった。普通は二年後の開花となるものが多いが、このクロバナオダマキは種播き後一年の去年も良く咲いた。
オダマキは宿根草だが短命だと聞く。しかし、2年ぐらいは株も維持できるだろうと考えて、去年はほとんど種を播かなかった。そうしたら、畑に植えておいたものが半分ほどに減ったが、中庭にも数株植えておいたので、今のところ5株ほど残っている。
昨日は今週で唯一お天気が良さそうだったので、山のような洗濯物を干し、トイレの掃除をして銀行の用事を終らせて、その足で山に向かった。前回はイチリンソウもヨゴレネコノメもまだ咲いてなかったので、咲いているところを見るのが目的だ。
以前に来た時は、久万から黒森峠越えをして桜三里に出たのだった。
それもすごい山道だったが、今回は走ったことのない小田方面に抜けようと考えた。
前々から小田深山という場所に興味があって、一度行ってみたいと思っていたのだ。
綺麗な渓谷にブナ林、カタクリも咲くらしい。
皿ヶ嶺からの下り道も、ゆっくりと花を見ながら下ったが、それでも二時には下ってきた。
少し時間があるので、そのまま川内には向かわずに、上林トンネルを抜けて久万方面にドライブすることにした。02年秋に皿ヶ嶺に登ったときもこのトンネルを抜けて久万側に下ったが、っても良いところだったと覚えている。
ブナ林を抜けるとあとはゆっくり歩いても20分で竜神平に着く。
アップダウンもそれほどなく、歩きやすい道だ。一箇所だけ、まだ雪がほんの少しだけとけてない場所があったが、4月ともなるとさすがにほとんどの場所は雪はとけていて、道は去年の秋の落ち葉に覆われている。ドウダンツツジの木を見かけたが、花は当然のことながらまだ咲いてなくて、名札がかかっていて名前がわかった次第。
ハルトラノオが咲いている登山口より上では、昨日は咲いている花は一つも見かけなかった。見えるのは芽吹きを始めた野草や木々のみ。
そんな訳ですから、綺麗な花画像を期待される向きはこのエントリーはパスしてくださいませ。自然の風景が好きな方にはどれも味わいのある光景かと思います。
皿ヶ嶺の登山口は幾つかあるが、一番一般的な登山口は風穴だろう。
ここから登ると山頂までは1時間半もあれば登れるし、コースもよく整備されていて迷う心配はまったくないし、何より竜神平までは急勾配の個所がほとんどないので初心者の人にもお薦めだ。昨日も日曜日とあって、駐車場には車も10台ばかりとまっていた。
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