昔の山渓
ちょっと前に実家に行ったとき、久しぶりで二階の部屋を覗いてみました。学生時代に買ったはずの深田久弥の「日本百名山」が実家に残ってないか、調べて見ようと思い立ったのです。
二階の一室は私と弟が学生時代に持っていた書籍類などで埋まっていました。弟が大の本好きで二階の床が抜けるのではないかと思うほど本が積まれています。その隙間から私の本を探して見ますが、百名山は見つかりませんでした。
代わりに、昔買い込んでいた山と渓谷が本棚に見えました。
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ちょっと前に実家に行ったとき、久しぶりで二階の部屋を覗いてみました。学生時代に買ったはずの深田久弥の「日本百名山」が実家に残ってないか、調べて見ようと思い立ったのです。
二階の一室は私と弟が学生時代に持っていた書籍類などで埋まっていました。弟が大の本好きで二階の床が抜けるのではないかと思うほど本が積まれています。その隙間から私の本を探して見ますが、百名山は見つかりませんでした。
代わりに、昔買い込んでいた山と渓谷が本棚に見えました。
箱に着く手前から半島の突端に白い灯台が見えています。
この箱の近くには確か三崎の灯台と箱崎灯台の二つの灯台があるはずです。
行ってみたいと思いながら、いつも忘れるので、この日は忘れずに灯台のところまで行ってみました。
数日前の週末に、主人と二人で庄内半島をドライブしてきました。
庄内半島は現在は香川の三豊市、2年ぐらい前までは詫間といっていた海辺の町にあります。温暖な瀬戸内海に突き出した半島は浦島太郎伝説が残っていて、今はお花畑で有名な半島です。
近くで育った私は子供の頃から高校時代まで釣りや潮干狩り、海水浴などでなじみのある半島でもあります。
時間の余裕は十分でしたが、12時20分に下り始めます。
この石鎚山系にはコースタイムを書き込んだ道標が立てられていて、登りでは桑瀬峠~寒風山が1時間、下りは寒風山~桑瀬峠が35分になっています。しかし、私の手持ちの地図には登りが1時間20分で下りが50分です。この道標のコースタイムはあまりにも短すぎるように思いました。
Tさんが一度、「このコースタイムは何を基準にして出した数字ですか?」と、管轄のお役所に尋ねたことがあるそうです。そうしたら「30代、40代、50代の年代の人に歩いてもらってその平均を出したものです」と、言われたとか・・。しかし、中には地図やガイドブックでコースタイムを調べずに登ってきた人が、この数字を信用して、笹ヶ峰まで1時間でいけるなら、ちょっと足を伸ばそうなんて話になって、実際はずいぶん余計に時間がかかって下りが遅くなるなんてこともありそうです。コースタイムは短目よりもむしろ長めに書いておいたほうがよいのでは?と話したことでした。特に最近は私達のような中高年の登山者が多いので速くは歩けないですね。
そう言えば、春にナスビ平から一の谷越~チチ山分かれ~中七番へと足を伸ばしたときも、昔の山仲間、S君がこのコースタイムは短めの設定だと言っていたような記憶があります。あのときも、同行の方が道標のコースタイムを見て、チチ山まで足を伸ばしたいと言ったのですが、S君は「時間的に無理」と言ってましたっけ。
平日とあって、山頂は誰もいません。花を撮影しながらののんびりペースで、3組ぐらいの方に追い抜かれたのですが、神戸からのご夫婦は先を急ぐのか下っていかれたし、単独の男性ともう1組のご夫婦はどうやら笹ヶ峰方面に縦走されたようで、山頂には姿がありませんでした。笹ヶ峰方面はガスのために残念ながら、見えません。
さて、まずはお昼にします。Kさんがフリーズドライのお味噌汁を3人前、持参してくれていて、私はナスのお味噌汁をいただきました。Tさんからはすでに焼いてある目刺しが回ってきました。私はデザートの抹茶プリンを回します。小さなクーラーバッグに凍らせたアルミパウチのスポーツドリンクと入れてあったので、ばっちり冷えています。
女性ばかりで行くと、それぞれがいろいろな食料を持参してくるので、食事はなかなかリッチです。この日もすでに水分を1リットル近く摂っていたので、大きなおにぎりは食べられませんでした。食べていると、急に日差しが出てきて、暑くなりました。上を見ると青空がさっきより広がっています。Tさんが立ち上がって笹ヶ峰方面を見にいったと思ったら「きゃ~」と叫ぶのです。どうしたのかと思ったら「笹ヶ峰が見えてる~」と・・。
しばらく山肌を巻いていくと、日の差さない鬱蒼とした感じの谷間に出てきました。
山道の横になぜかザイルやピッケルのようなものが置いてあります。Tさんがそのわけを教えてくれました。この場所は日陰なので冬場は凍っていることが多く、滑りやすいので、安全確保のためにザイルを置いてくれてあるんだそうです。そう言えば、ここ寒風山は冬山入門の山としても四国では有名なのです。
そして、夏の終わりの今も、この谷間は他の場所に比べてかなり涼しく、いろいろな花が咲いていました。
10分ほど休憩した後、9時45分に寒風山目指して歩き始めます。
桑瀬峠に立っていた道標には寒風山まで1時間となっていますが、私の「山と高原地図」のコースタイムでは1時間20分になっています。さて、どちらが実際に近いんでしょう?
寒風山は標高1763mですから登山口からは約600mの高度差です。普通に登れば往復5時間もあれば良いし、道もはっきりしているので、初心者の方や気軽に山を楽しみたい人にはぴったりなのだとか・・。
この日、同行したTさんは、膝の手術をされていて長歩きは出来ないのと、Kさんも久々の山歩きということで、花の撮影をゆっくり楽しみたい私と、3人ともゆっくり歩きましょうというという点で、ありがたいことに一致しています。
中でも約半年ぶりの高山というKさんに最初はトップを歩いていただきました。彼女のペースに合わせましょうということです。
寒風山は最初が急登になっているのですが、花も咲いていて撮影をしながらのペースなので、それほどしんどくもありません。
我が家の野草と書くと、育てている山野草と勘違いされそうです。まぁ、育てている山野草もいくつかはあるのですが、真夏のこの時期は息も絶え絶えという風情です。
ところが野草のほうは元気いっぱいで、我が家にいつのまにか勝手に生えてくるようになった野草たちをちょっと撮影してみました。
2,3日前、行きつけのアウトドアショップに地図を買いに行ったときのことです。
お店から出ると、緑の草の中に小さなピンクの花が見えました。
ムシトリナデシコの花でも咲いているのかな?と思って、よく見ようとしゃがみ込んで観察してみたところ、ムシトリナデシコではないようです。
野草友達の掲示板で2,3度みせてもらったことのあるハナハマセンブリというのによく似ています。生憎とデジカメは持ってなかったので、携帯のカメラで撮影してきました。帰宅してからネット検索したところ、ハナハマセンブリで間違いなさそうです。
お盆に実家のお墓にお参りに行って以来、半月ぶりで実家方面へと行ってきました。
お盆には娘の車に乗せてもらっていったので、いつもの野草ウオッチのポイントに寄ることが出来なかったので、今日は忘れずに車をとめて見てきました。
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