この山にはヒナスミレが咲く場所が数箇所あって、4月には綺麗に咲いていたのですが、お天気が悪くて、まともな画像が一枚も撮れませんでした。
そこで、5月上旬に行った際に、もう一度ヒナスミレを見たいと思っていたのです。
アケボノスミレを見たのは、去年が初めてでした。
関東から四国の花を見に来た方をご案内しているときに、その方に教えてもらったのでした。
アケボノスミレの名前は知っていましたが、自分ひとりで見つけたとしても、なかなか名前がわからなかったと思います。
今年は咲く場所と時期はわかっていたのですが、去年とはまた別の場所でも見かけたのでした。
チゴユリがその山に大群生すると知ったのは、3年前だったでしょうか、それとも2年前だったでしょうか?
ともかく、南向きの山の斜面に足の踏み場もないほど咲きます。
登山道沿いにもずっと咲きますが、逸早く咲くのは、やはり南向きの斜面です。
4月にちょくちょくスミレを見に行っていた山に、5月上旬に、再び、行ってきました。
まだ見ていないスミレがあるのと、トリガタハンショウヅルなどの様子を見るためです。
それにチゴユリもそろそろ咲き始めているに違いありません。
まずは4月下旬にたまたま見つけたニリンソウの群生の場所に寄ってみました。
冠山のピークに着いたと思ったら、S君はなにやら、進行方向と反対の方向に歩いていきます。どこへ行くのかな?と思ったら、展望のすごく良い岩場があって、そこに腰掛けると、石鎚方面から高知の稲叢山方面まで、素晴らしい眺めです。時間も丁度良いので、ここでお昼ご飯ということになりました。
このコースは誰とも出会うことなく、また先を歩いている人もなく、嫌に静かだなと思ったら、それもそのはず、通行禁止のルートだったのですから・・。しかし、ちょっと危なそうなのは崩壊部分だけで、あとは倒木、少し朽ちかけた木の橋ぐらいで、山を歩きなれている人なら、特に問題なさそうです。
ナスビ平に到るコースは他にも尾根コースがあるらしいのですが、そちらは沢コースよりも時間が余計にかかるようです。10分の休憩後、8時50分に歩き始めます。
風穴の近くにある休憩所の屋根は登山道を半分ほど下ると見えてきます。道沿いのブナが見えなくなったら、あとは20分も下ると、風穴です。
春のこの季節はスミレやネコノメソウの仲間がいろいろ咲いていて、私のような小さな花が好きな人間は退屈しませんね。
5月に入ったら入ったで、イチリンソウやヤマブキソウ、ラショウモンカズラなどがこの道沿いに咲きます。
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