010年、総集編、11月
11月の山歩きはいちばん最初に登った比婆山ではほとんど花らしい花を見なかったのに、11月末に高知を訪れて花また花を見るという、四国ならではの花事情になりました。もっとも、比婆山は広島の山ですので、11月ともなれば咲いている花がないのは仕方ないでしょうね。
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11月の山歩きはいちばん最初に登った比婆山ではほとんど花らしい花を見なかったのに、11月末に高知を訪れて花また花を見るという、四国ならではの花事情になりました。もっとも、比婆山は広島の山ですので、11月ともなれば咲いている花がないのは仕方ないでしょうね。
今年は10月も気温は高めでした。やはり半袖で過ごした日が多かったような気がします。
去年の9月に単独で登った伊予富士があまりに気持ちよかったので、今年も10月初めに行きました。山に登った後は花散策も楽しめます。
今年の猛暑は9月になっても一向に収まる気配がなく、秋の野山の花も開花が大幅に遅れていたように思います。
そんな中、9月中旬には、大学のときに所属していた山岳同好会の大規模な集まりがあって、上京しました。東京の雑踏を歩くだけでは気が進まないので、東京在住の友人と陣場山に登ってきました。この時期に関東の山を歩くのは初めてといってもよいぐらいです。
今年の8月は異常といっても良いぐらいの猛暑でした。雨も1ヶ月ほど降らず、平野部で暮らしていると、暑さにうんざりしましたが、それでも山に入ると、山は涼しいものでした。
8月初旬はオトメシャジンなどを見たくて、東赤石に登りました。
北アルプスは学生時代の山歩きの思い出がいっぱい詰まった山々です。
見える山々、咲いている花、ハイマツの緑と白い雪渓のなんともいえないコントラスト。
四国の山も静かで落ち着くので好きですが、やはり年に一度ぐらいは雪の残る山々を歩かずにはおれませんね。
5月末から6月初めにかけて、娘の結婚式でハワイを訪れました。そのため、6月の山行の回数は例年より減ってしまいましたが、代わりに、ハワイではダイヤモンドヘッドを娘夫婦と登ってくるという、貴重な経験もできました。
5月になるかならないかという時期はシコクカッコソウが咲く季節です。
今年は二ヶ所でシコクカッコソウを見ることができました。そのうちの一ヶ所は以前は細々と咲いていたのですが、今年は群生で咲いていて驚きました。こういうのを見ると、すごく嬉しいですね。
5月になると、標高1000m以上でも花が見られるようになります。
今年の5月の山歩きは岡山と鳥取の県境の山の縦走から始まりました。2月の雪の時期に登ったときに、春にはカタクリが咲くということを地元の方に教えていただいたのでした。
野草散策を始めて9年近くになりますが、すべての花を見たかというと、そんなことは全然なくて、いまだに見たことのない花も多いものです。でも、毎年、初見の花を何種類かは見る機会があって、それは嬉しいもので、喜びでもあります。毎日、毎日、珍しい花や初見の花を追っかけたいとは思いません。たまにいつもと違う花を見られるのが、良いのでしょうね。
今年もそんな出会いがありました。
3月になると、野山に咲く花は飛躍的に種類も量も増えて、花散策に忙しい日々となります。毎年、3月~5月までは体が2つ欲しいほどなのですが、今年は家族の都合などもあって、特に気ぜわしかったはずなのに、案外、花散策だけはこなしていて、自分でも驚きました。
今年の特筆すべきことは、なんと言っても自生のオキナグサが見られたことです。前々からの念願だったオキナグサを見ることができたのは、ほんとに嬉しい限りでした。
今年も残すところ10日あまりとなりました。
この後はさすがに山行きの予定もありませんし、おとなしく、家で大掃除や新年の準備などをすることになります。総集編をし始めて何年になるのか自分でもわからなくなっていますが、年末までぼつぼつと今年のまとめをしてみたいと思います。
自分でも自分のブログをまとめて一年間見るのはこのときぐらいなので、少し楽しみでもあります。今年は花以外の画像も少し入れてみようと思います。
天狗塚山頂には、先ほど見えていた数人の方たちももういなくて、私たちだけでのんびりとお昼をいただきました。
風があるといけないので、一応、ユニクロのプレミアムダウンの薄手のを持参していたのですが、その出番もまったくないほど、ぽかぽか陽気です。速乾Tシャツの上から山用の開襟シャツを羽織っただけなのですが、40分も山頂にいたというのに、まったく寒くなくて、とても12月の標高1800mとは思えません。冬山らしいきりりとした寒さが欲しい気もしましたが、冷たい風に吹き曝されることを思えば、天国みたいなものですね。
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