012年晩秋、徳島花紀行、その5、ナカガワノギクとアオヤギバナ
この日のもう一つの目当てだったナカガワノギクは二か所で見ることができました。
私の持っているレッドデータブックには以下の記載があります。
「徳島県の固有種で、那賀川流域の岩盤の割れ目になどに生える。日本産のキク属ではもっとも分布域が狭い。生育地は増水時に冠水するような場所で、葉がくさび形をしていることから、渓流沿い植物の一つとして分化したと考えられている。頭花はリュウノウギクに似ているが、線形の総苞外片は長さが約1センチでリュウノウギクの倍近くある。逆に草体は10~50センチと低い。・・・」
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