初秋の高知花散策、その3、ホドイモ
マメ科の花が続きます。
カノコユリを撮影した後、そのあたりの植物を見ていたところ、奇妙な花が目につきました。
マメ科の花が続きます。
カノコユリを撮影した後、そのあたりの植物を見ていたところ、奇妙な花が目につきました。
季節が秋に変わり始める頃から、マメ科の花が多くなってきます。
昨日の高知では、早速、3種類のマメ科の花が見られました。
まずはよく似た2種類のマメ科の花です。
雨が少なかったという高知の山にも、先週末には雨が降ったそうで、初秋の花がそろそろ咲き始めているかもしれないということで、この時期としては初めての高知散策に行ってきました。
初秋の花と言うよりも夏の花ですが、山すそにはカノコユリがまだ咲いていました。
ここのところ、雨が降ったりちょっと用事もあったりで、山にも野草散策にも行ってなかったのですが、今日は岡山に住んでいる孫の満一歳の誕生日でした。
未熟児で生まれたうえ、生後10日ぐらいで7時間にわたる心臓手術を受けた孫は、正直、この先、生きていけないのではないかと、私は内心思っていたほどでした。それが今では小さいながらも、一人前に育っています。
娘婿も今日は夏休みを取ったそうで、孫と、娘夫婦、そして私たちジジババで、岡山の池田動物園と言うところに行ってきました。
池田動物園と言うのは岡山市内の京山という低山の山裾を利用した動物園らしく、坂道を登って周回するといろいろな動物が見られるようになっています(といっても初めて訪れたのですが)
ですから、動物を見ながら歩いている小道沿いは鬱蒼とした林になっていて、木々の株もとにはヤブミョウガが咲いていました。
今年は、猛暑だったため、低山には全くと言ってよいほど近づきませんでしたので、ヤブミョウガの花もこれが今年のお初です。
いつも私がヤブミョウガを見ている山では、そろそろ実になり始めているのではないかと思います。
余談ですが、親類からミョウガの根?苗?をいただいて、今年はミョウガを植えているのですが、茎や葉の様子はヤブミョウガそっくりです。ですが、ミョウガの花は、先ほど検索したら、地下からあの食用にするミョウガが出てきて、その先に白い花を咲かせるそうです。
姿かたちはよく似ていても、花のつき方はまったく別なんですね。
ミョウガの花はまだ見たことがないので、これから少し気をつけて観察しなければ・・・。
昨日から、当地では恵みの雨が降っていて、人間も草木もやっと一息ついたというところです。
朝のうちに、郊外の産直市まで仏壇用の花を買いに行ったついでに、少しだけ野草ウオッチングしてきました。
休憩時には昭文社の地図を出して、岡山の男性に今歩いているコースをレクチャーします。男性は国土地理院の2万5千図のダウンロードしたのを持参していましたが、その地図には、東赤石までしか載っておらず、下山コースの辺りは切れてしまっていたのです。
ついでに、この辺りの山道をざっと説明します。
そして、山荘裏手の水たまりで汲んできた水は捨てて、この沢で水を汲みます。後は下りだし、途中に水を汲めるところも何か所かあるので、大丈夫です。
そんなこんなで20分ほど休憩したのち、また下り始めます。
植林帯に入ったら、ごろごろ岩歩きから解放されて、ようやく膝への負担が減りました。
このコースの見どころである沢に着いたら、すっだれギボウシが咲いていたので、撮影です。休憩は取らず、立ったまま5分ほど撮影します。この沢に着いたのは15時25分でした。
分岐に着いたら、ここからはザックは置いて、ウエストポーチと片手にペットボトルだけ持って、山頂までピストンです。岡山の男性はテン泊用の大きなザックを背負っていたのですが、小さなバッグにやはり水と最小の荷物だけ詰めて出発です。
赤石山荘到着は11時32分でした。
もちろん、人っ子一人いません。
着いてすぐに、ザックを下ろして、小屋の裏手の水場に行ってみて、びっくりしました。
なんと、いつもの水が流れていません。小屋の裏手には黒いホースが引かれていて、いつもホースから山の水が流れているのですが・・・・。今年は雨が極端に少ないので、東赤石も水が少ないのかも・・・。こんなことなら途中の沢で水を補給しておくのでした。
オトメシャジンの咲き乱れるロックガーデンに来ると、途端に撮影モードになってしまって、歩くスピードが落ちます。でも、それが目的だから、いいのです。
沢のほとりで腰を下ろしたら、今回はさすがにお腹が空いて、コンビニで買っておいたホットケーキを食べます。この日は汗をいっぱいかいたので、なんとなくおにぎりなどご飯系があまり欲しくないですね。このホットケーキが意外と食べやすくてgoodでした。
そして、先ほどから足が窮屈で痛みを覚えたので、内側に履きこんでいた5本指のソックスを脱ぎます。ついでに休憩中はソックスも靴も脱いで足をリラックスさせました。これは槍の下りで横尾山荘で休憩した時に試したのですが、足の疲れが取れてこれからもやってみようと思っていたのです。ここでの休憩も虫に悩まされることもなく、涼しくてほんとに気持ち良かったです。
2度目の休憩場所でも沢の水で顔を洗います。
お腹はあまり空いてないので、ここでもポカリを飲むだけにしました。腰を下ろしていると、涼しくて昼寝したいぐらい・・・・。こんな山奥にまったく一人でも全然怖くもなく、昼寝したいなんて、我ながらどういう山姥なんだ?と苦笑してしまいますが、下界の35℃の猛暑を考えると、ここは別天地ですね。
同じ山に何度も登っていると、たいてい休憩場所が決まってくるものです。
ここ東赤石は特にその傾向が強いような?
初めての休憩場所は私の場合必ず瀬場谷で、ここで休憩を取らずに歩いたことは一度もないですね。
沢のほとりにも必ず下りてみます。
6月にはまだヤマツツジが綺麗に咲いていたところまで登ってくると、天気が良い日は対岸の展望が開けます。
8月13日、昨日のことですが、この猛暑の最中に物好きにも東赤石に登ってきました。
今まで、8月の東赤石には5度ほど登っていますが、これほどお日様が良く拝めた東赤石は私としては初めてでした。
今でこそ、東赤石と言えばタカネバラと言うことで、タカネバラの時期にはたとえ雨が降っても結構な人が登りますが、もともと10年以上前に私が東赤石に登ったのはオトメシャジンが見たいがためでした。
イワタバコを見に行ったら、思いがけずいろいろな花が咲いていて、20日も野草散策すらしてなかった私でしたが、結構楽しめました。
ウバユリはここ数年、あまり咲いているのに会えなかった花ですが、これもたくさん咲いていました。
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