勤労感謝の日の飯野山、その3
登っている途中はずいぶんたくさんの人に会ったので、山頂はどんなに混雑しているかと心配しましたが、団体さんが下った後だったようで、それほど混み合うこともなくほっとしました。
途中から空いたイスとテーブルでゆっくりとコーヒーを飲み、お菓子をいただきます。
下りはYさんの提案で、眺めの良いルートを下ることになりました。
その前に、山頂直下の展望台から、眺めを楽しみました。
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登っている途中はずいぶんたくさんの人に会ったので、山頂はどんなに混雑しているかと心配しましたが、団体さんが下った後だったようで、それほど混み合うこともなくほっとしました。
途中から空いたイスとテーブルでゆっくりとコーヒーを飲み、お菓子をいただきます。
下りはYさんの提案で、眺めの良いルートを下ることになりました。
その前に、山頂直下の展望台から、眺めを楽しみました。
飯野山にもシマカンギクが生えていることは、10年ほど前の秋に来たときに確認済みだったのですが、果たして今も咲いてるだろうか?と思っていたのです。
そうしたら、やっぱり思っていた辺りに咲いてました。
11月23日、この時期としては10年ぶりぐらいで飯野山に登りました。
はるか30年以上前に、飯野山の山すそで住んでいたことがあって、その時にまだ2~3歳だった子供たちを連れて登ったことがあります。当時は登山口手前の団地がなくて、今、団地になっている場所はまだ桜がかなり植えられていて、お花見をしたこともあります。3月ごろだったと思いますが、登るときも下りの時も、もちろん山頂でいる間も誰にも会わない山でした。
山頂のお堂はヤブに囲まれていて、展望も一つもなくて「なんとつまらない山」と思ったことです。
その後、2001年ごろに再び山歩きを始め、飯野山に登ったところ、山頂の木が切られて展望が得られるようになっていました。
つい3年ほど前に覚えたのがサンカクヅルの紅葉です。
これは真っ赤に染まって、目にも鮮やかな紅葉となります。
実も食べられるのらしいですが、今年は実を見つけることができませんでした。
晩秋の里山にはいろいろな木の実が見られますが、シロダモは中でも一風変わっていて、花と実が同時に見られる木です。
ヤマラッキョウは香川の里山では時折見かけます。
どの山にも咲いているというわけではないですが、山によってはかなり多いです。
今年はリュウノウギクの花をなかなか見ることが出来ずにいましたが、11月中旬に入ってようやく見ることができました。
不思議と香川の里山でも西に位置する里山にはシマカンギクは多いですが、リュウノウギクはあまり見かけません。どのあたりに分布の境目があるのか、一度調べてみたい気もします。
中旬に訪れた里山では、どちらも咲いていましたが、しいて言うならば、リュウノウギクのほうが多かったようです。
愛媛の山ではそういえば、不思議とリュウノウギクを見てないように思います。
タイトルは木の実を先に出したのですが、ムラサキシメジと言うのを始めて見たので、これをトップに挙げてみました。
友人と歩いていて、見つけたのですが、ムラサキシメジは食用のキノコだそうで、採取しなかったのが残念でした。
色がきれいでも食用になるのはタマゴタケも同じですね。
何を隠そう、このワタクシメ、タマゴタケはもう何年も前にバター炒めで食べているのです。
小学生時代は父とキノコ狩りにしょっちゅう行ってました。この辺りで採るのはハツタケ(父はホンバと言ってました)やアブラタケというのをよく採ってました。
下るにつれて、モミジやシロモジが色鮮やかになってきます。
中に、シロモジの木葉をバックにモミジの紅葉が撮影できる場所がありました。
紅葉の重ね撮りは華やかになりますね。
丸山荘の水場では濡らしたタオルでRさんの目の周囲を綺麗に拭いましたが、幸い少し傷は残るかもしれないですが、「これからお嫁に行くわけじゃなし」ということで、目自体には異常がなくてほっとしました。
コーヒーは二杯分用意してあったのですが、ここまで下ると下山してからどこかで飲むほうが早いかもしれないと思い、休憩だけして下ることにしました。
笹ヶ峰のトイレをお借りしたりで、丸山荘から下り始めたのは14時10分頃でしょうか。
山頂に着く前からお腹が空いてたまらなかったので、着くなり直ぐにお昼にするつもりが、ちち山方面を何気なく見てみたら、ガスがどんどん上がって行くではありませんか。
見る見る間にガスが上がって、ちち山やその向こうの冠山まで見えだしました。
これはもうお昼を食べている場合ではありません(^_^;
目を楽しませてくれる紅葉もだんだん少なくなってくる中、こんな赤い実を見つけました。
これは秋の東赤石でも見たことがあるので、すぐにわかりました。
メギの実ですね。
沢沿いの道は、傾斜もそれほどなく、よく歩きこまれて歩きやすいです。
さすがに、古くから登られている笹ヶ峰ならではと納得しながら登って行きます。
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