45年ぶりに苗場山へ、その13、早朝の小赤沢散策
翌5日はぐっすり眠ったおかげで、5時半には目覚めました。
民宿の朝食は8時にお願いしてあったので、外が明るくなり始めたころに、ウインドブレーカーを羽織って散歩に出かけました。
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翌5日はぐっすり眠ったおかげで、5時半には目覚めました。
民宿の朝食は8時にお願いしてあったので、外が明るくなり始めたころに、ウインドブレーカーを羽織って散歩に出かけました。
さすがにもう登ってくる人もおらず、下山する人に追い越されるということもなく、とにかく下りで転倒するなんて言うことのないように、細心の注意を払いながら下ります。
山頂から下っている際に、遠くに横一直線に見えた峰々ですが、特徴的な形をしていて、それが槍ヶ岳や穂高であることはすぐにわかりました。
同行の広島のご夫婦に「槍と穂高が見えてますよ」と伝えると、驚かれましたが、感動されてました。
木道を歩いていると、行く手にうまい具合に単独の男性が下ってこられました。
五合目辺りはぬかるみがひどくて、とても地べたには座れないので、乾いていそうな石や木を探してその上に腰掛けて休憩します。
登りなので汗も少し書いたので、水分補給もしてチョコレートや飴など行動食も摂ります。
私は朝食用に買ってきていたサンドイッチをまだ食べてなかったので、それもここでいただきました。
たまたま同行されることになった広島のご夫婦は、今までにもロープウエイ利用での谷川岳など、どちらかというとあまり歩かなくても良いような山ばかりに登られているそうです。驚いたのは前日の3日は、広島のご夫婦も栂池自然園を散策されたそうで、違うのはご夫婦は前夜は野沢温泉に泊まられたそうですが、こちらは長野市内で泊ったことだけですね(^^;)
車に忘れてきたスマホを取りに行こうと駐車場を歩いていると、地際に何やら白い花が咲いているのが見えました。
あれまぁ、ウメバチソウではないですか。
翌4日の天気予報は居酒屋さんのTVでもチエックしましたが、その後もスマホの天気予報サイトなどでも何度か確認します。4日はスマホの目覚ましを5時にセットして、起きたらまずは天気予報のチエックです。すると、前日に出ていた予報よりも予報が良くなっていて、雨の心配はなさそうです。
雲りときどき晴れみたいな感じです。
ホテルのほうは前日に料金を精算してあったので、5時半にはチエックアウトします。
山の天候は気まぐれです。
ちょっと前まであれほどガスに覆われていた稜線が、なんだか晴れてきそうな雰囲気です。
プチ周回してきて道標を見たところ、「浮島湿原」という文字が見えました。
展望湿原というのもあるようですが、ガスがかかってきて展望は望めそうもないので、浮島湿原へ行ってみるとしましょうか。
ロープウエイ駅で降りると、まずは栂池自然園のビジターセンターというところを目指すらしいです。
ビジターセンターまでは5分~10分というところでしょうか。
ブログ仲間のぶちょうほう様からカシバードによる山座同定のメールをいただきましたので、アップさせていただく思います。
まずは栂池のゴンドラ乗り場付近からの眺めです。
特徴的な稜線は不帰の嶮だったのですね。
大学4年の夏合宿で針ノ木から入り白馬~朝日と縦走しているので、この辺りは歩いているはずですが、台風前で展望に恵まれず、どのような山を歩いているのかさっぱりわからなかったという山域です。ここ15年ほどで歩きなおした鹿島槍付近と白馬近辺は山をこの目でしっかり見えているので、まだ記憶に新しいです。
万年雪が残っていたのは唐松岳直下の唐松沢だったようです。
ゴンドラから眺めた山々は白馬三山だったようです。
白馬杓子は白馬岳から2009年に眺めていますが、稜線上から眺める姿と山麓から眺める姿とでは、また違うものですね。
山に登れなくなったら、山麓から山々を見上げてみたいものです。
山の名前や雪渓の場所がわかり、すっきりとしました。
ぶちょうほう様、ありがとうございました。
ゴンドライブは標高1500mぐらいまで上がっていくらしいのですが、途中から紅葉真っ盛りの木々の上を通過するようになりました。
その後はひたすら北陸道を北上しました。
時間が時間なので、この日は栂池自然園に行き紅葉を楽しむことにしました。
親不知海岸なども大学2年の夏合宿で、私たちの山岳会は一斉に北アルプスに入った後、下山後に親不知海岸で集中し、テントを張ってキャンプファイヤーなどした思い出があるので、懐かしいところですが、ぐっと我慢します。
結局、糸魚川インターを下りたのは9時半ぐらいだったでしょうか。糸魚川を車で通過するのは初めてです。2009年に蓮華温泉から白馬に登った時は松本で後輩を拾った後、平岩駅まで北上してきましたが、今回は糸魚川から南下します。
毎年のように夏に行っている北アルプス。
それが今年はお盆前まで晴れた日が続いたというのに、そんな年に限って娘と孫が7月下旬からお盆まで帰省してきました。その後はご存知のように台風や雨の日が多く、すっきりしませんでした。9月中旬に昔の山仲間とともに狙った水晶行きも悪天候のため中止に。その後、9月は野暮用が入っているうえ天候も安定せず、なかなか出かけられず・・・10月に入ってようやく時間ができました。
問題は天候ですが、この時点で台風25号がすでに発生していましたが、今度はどうやら6日ごろに日本海を通過するらしいとのことで、週半ばぐらいはそれほど影響もないようです。
10月ともなれば、北アルプスの標高3000m級は一人で行くには厳しいので、以前からもう一度行ってみたかった秋の苗場山を目指すことにしました。詳しいことはのちほど書くことになると思いますが、苗場山には学生時代に不思議と秋ばかりに3度も登っています。標高も2000mちょっとでそれほど危ない場所があるわけでもありません。宿も平日ならば、一人ぐらいはその日に手配できるでしょう。前日の1日は銀行の野暮用があったので、出発は2日からと決めました。とはいえ、2日は主人がゴルフ&飲み会だったのですが、主人が帰宅した夜の8時に家の用事などを主人に申し伝えた後、出発でした。
車には2泊程度できる大きめのザックと、日帰り用のザック、靴は登山靴、簡単な山も歩ける靴、運転用のスリッポンの3足。山から下りた後に立ち寄る予定の東京在住の娘宅と息子宅用に新米15キロ、香川産のシャインマスカットの大房2つ、孫たちの秋冬用の衣類、娘のところに予備の布団がなかったら困るので、薄手の布団を1組、その他の山用の装備(ガスコンロやコッフェル等)などなど、積み込みました。
なおも山頂目指して歩いていると、背の高いボクチが見えてきました。
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