成羽天神山と2度目のセツブンソウお花見、その3、陽だまりで休憩
10時6分、三度目の渡渉点に来ました。
こんなに渡渉点が多かったとは記憶に残ってなかったのですが、登山靴にして正解でした。
10時6分、三度目の渡渉点に来ました。
こんなに渡渉点が多かったとは記憶に残ってなかったのですが、登山靴にして正解でした。
セツブンソウ自生地から登山口まではほんの10分もかかりません。
車道沿いに登山口の標識が出ているので、慌てて左折します。
思った通り、車は一台も駐車していません。たぶん、こんな天気の良い日に低山に登るのは私たちぐらいかな?なんて思っていたのですが、念のためPさんがきちんと駐車しました。で、それでよかったのでした。下山した時にはなんと上の駐車場はほぼ満車状態でしたから・・・
2月の第3週末は東京で孫の顔を見てこようと上京していたので、山歩きはお休みでした。
そして、第4週の週末は山仲間のRさんが九州へ旅行に出かけられ、Pさんと私の二人でどこの山へ?と相談です。結局、昨日24日に岡山にセツブンソウ見物を兼ねて山を一つ登ることになりました。岡山のセツブンソウと言っても西の方や東のほう、北のほうでも咲くので、どこで見るかがポイントになります。
結局、Pさんは初めてだったらしいのですが、西のほうの自生地で見ることになりました。
私のほうは2月2日にすでにその近くで見てきていますが、その場所より少し遅れて咲く自生地があって、ここなら何とか咲いているでしょう。山は、何年か前にも登った成羽天神山に登ることにしました。
Pさんが車を出してくれることになったのですがな、なんでも知人の方に成羽に行くなら倉敷インターで下りると一本道だし高速代もあまりかからないと聞いたとか・・・なるほど、頭の中で岡山の地図を思い浮かべましたが、確かに倉敷から北上すれば国道180号経由で高梁には案外近いかも・・・
途中、総社マラソンがが開催されていて渋滞も危ぶまれましたが、時間がずれていたのかがそれほど巻き込まれることもなく無事通過。
天神山登山口を目指して走っていると、のぼりが見えました。セツブンソウ自生地ののぼりです。
先週末は孫の保育園での生活発表会があり、思い切って2泊3日で上京してきましたので、山行はお休みにしました。高尾山ぐらいに登っても良かったのですが、孫たちとのふれあい、旧友たちとの再会を優先させてきました。
今日はそんな中、少し山の空気に触れたくてアオモジの花を見に行ってきました。
1月下旬にも訪れたのですが、まだまだ蕾が固く、やはり開花は2月後半かな?と思っていました。
山道を下って鉄塔迄下ってきたら、あとは車道を歩いても良いし、畑の中の道を歩いても良いし・・・
眼下には須崎湾と菜の花が見えていて、一足先に下られたAさんが登りの途中で出会った単独の男の方と話されていました。
後は山頂目指して歩くだけだと思っていましたが、途中で思いがけずコショウノキの素晴らしく花つきの良い株に出合えました。
蟠蛇ヶ森の山麓には集落があって中腹近くまで人家があるので、車道だの畑の中の道などがあちこちで複雑に交わっています。
今回も車道のような道を歩いていたと思ったら、また畑の中の道を歩くことになりました。
空も青いし暖かいし、のんびりと歩いていきますが、ここ桑田山集落ではもうじき雪割桜のライトアップやらイベントやらがあるらしく、地元の方たちが道の傍らを草刈されています。
山麓ではもう菜の花が満開で、黄色が眩しいばかり・・・
正式にはセイヨウカラシナというものかもしれません。
2月の第二週末は建国記念日を絡めた三連休になっていました。
2月初めの週末の雪の毛無山には山仲間のPさんが都合で参加できなかったのですが、この3連休は3人とも山に行けそうです。南大王のフクジュソウを見たいので、帰りにフクジュソウが見られるようにと最寄りの国見山はどう?とラインで連絡し合ってました。日にちは11日が天気が良さそうです。
ところが間際になって11日の天気が余りよくなく10日は徳島も香川も曇りで、高知だけが晴れのようです。日にちは10日に変更して、行先をどうしよう?と言うことになりました。Pさんに電話して、曇りの国見山ではいくら雪が多くてもぱっとしないし、Rさんと私は前の週にたっぷりと雪を楽しんだので、いっそのこと高知の手軽な山にする?という話が出ました。蟠蛇ヶ森なら山麓の雪割桜がそろそろ咲き始めているかもしれないし、途中でコショウノキの花も咲いていることでしょう。
蟠蛇ヶ森には今まで5回ほども登ってますが、いつもバイカオウレンの花を見た後、ついでに登るという感じなので雪割桜に開花には早すぎて、まだ見たことがありません。、Pさんは菜の花が気になってるようですが、菜の花ぐらいは香川でもすでに咲いているので、高知なら間違いなく咲いていることでしょう。
後はラインに流してRさんさえ良ければ行先変更です。
蒜山SAでコーヒーを飲んだ後は、今度こそセツブンソウ自生地へと向かいます。
ここ2~3年は岡山でも東部のほうに見に行くことが多かったのですが、今回は帰りに立ち寄るので西部の自生地へ久しぶりに向かいました。
もっと近かったように思ったのですが、意外と遠かったです。
日没と競争しながら高速を走りますが、インターを下りたらその辺りは山間部なのですでに日が落ちた後でした。今度のカメラはかなり暗くても撮影できるので、カメラの性能を信じるとしましょう。
車を下りたら急ぎ足で自生地へ向かいました。すると、遠目にも真っ白に咲きあがっているのがわかりました。
小屋まで下ってきて、ブナを見上げたらヤドリギが着生しているのが見えました。
私たちが出発する前にもかなりの人数の方が山頂目指して登られたはずですが、意外にも山頂はほんの数人の方だけ・・・皆さん、白馬山のほうに周回されたんでしょうか?
毛無山だけに登るのだったらそれほど時間がかからないはずなのに、ずいぶん早く歩かれているなと思ったのですが、そういう訳だったんですね。
山頂でお昼にされている方もいらっしゃいます。
尾根に出た途端にものすごく冷たい風が吹いてきたので、これは山頂はてっきり寒いに違いない、早々に小屋に下りてお昼かな?と思っていたのですが、意外にもそれほど寒くありません。もちろん厚手のダウンを羽織っているのですが、寒い時は5分ぐらいしかいられない時もあったのですが、この日は気温が高いみたいです。
尾根がもう近いな~と思う頃から、ブナの大木が出てきました。
駐車場から車道を横断して登山口方面へと向かうと、私たちの直前に出発されたパーティーの人たちも車道を渡ってすぐのところでワカンを装着されています。
Rさんもすでにスノーシューをつけているし、これは私も観念してワカンをつけるとしますか。
ワカン歩行は2年か3年前の比婆山行き以来かな?
四国の山では持参することはあっても、ほぼ使用することはなくたいていはアイゼンのほうが有効です。というのも四国の山は急峻で中国地方みたいになだらかな雪原を歩くことがほぼないからです。
今冬の四国の山は雪が少ないです。
10年ほど前にも雪の少ない時期があって、2月の笹ヶ峰に登っても雪はないわ、寒くもないしということがありましたが、今年もそんな感じです。
1月末に高知で春の花を楽しんだ翌週は今度こそ雪山?
お誂え向きに2月第一週末直前に平地ではたっぷりの雨が降りましたが、これが日本海側ではきっと雪だったことでしょう。天気予報を見ると、珍しく岡山県北も晴れマークが出ています。岡山のセツブンソウも咲き始めてるというし、これは雪の山を楽しんでその後にセツブンソウを見るのがベストかな?
ラインで提案を流しておき、行先はRさんに一任してあったところ、前日2月1日に三平山とセツブンソウはいかが?という連絡が入りました。三平山は以前にも一度行ったけど、スノーシューハイクにはもってこいのなだらかな山で登頂も2時間ちょっとあれば登れます。
もちろん、異存はないのですが、翌2日は気温が高くなるという予報が出ていて、三平山は一か所雪崩がおきやすい場所があるのです。古い雪の上に新雪が積もり気温が上がると表層雪崩が発生します。
まぁ、行先は蒜山インターを下りてからでも決められるわということで、瀬戸大橋を渡ることに決定。ところが、3人のうちPさんが親類に不幸があって行けなくなりました。セツブンソウが見られないPさん、残念でしょうが、また機会はあるでしょう。
結局、2月2日は坂出の某所に6時集合となりました。
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