5月上旬に見た花、その3、ウツギ4種類
5月に入ると、ウツギの花が一斉に咲き始めます。
3月4月はクスノキ科の仲間やコバノミツバツツジ、サクラ、マルバアオダモの花ばかり見ていたのが嘘のように、ウツギが咲き出すのです。
季節の不思議を感じますね。
5月に入ると、ウツギの花が一斉に咲き始めます。
3月4月はクスノキ科の仲間やコバノミツバツツジ、サクラ、マルバアオダモの花ばかり見ていたのが嘘のように、ウツギが咲き出すのです。
季節の不思議を感じますね。
セトウチウンゼンツツジを香川の山で最初に見てから、もう何年が経ったでしょうか。
いちばん最初に見たのはもう6,7年も前のことになると思います。
車で走っていて、小高い場所にイチリンソウを見つけたので、よく見ようとして近づいたら、白い小花をいっぱいつけたツツジの木があったのです。その後しばらく、名前がわからなかったのですが、シロバナウンゼンツツジと教えていただきました。そして、その後に、名前がシロバナウンゼンツツジからセトウチウンゼンツツジに変わったと教えていただきました。
今年は例年より野草の開花が遅れており、そのために、いつもだと4月末は標高1000m以上の山に行くことが多いのですが、今年は高い山には連休後に繰り出すことになりそうです。
そのために、例年になく4月下旬になっても低山を歩く時間がありました。
こういうときこそ、いつもなかなか見られない花を見ようとばかり、低山に出向きました。
目的の花、一つ目はイブキシモツケでした。
3月ともなると、野草だけでなく樹木の花も次々と咲き出します。
今年の冬の寒さはツバキ類の開花も遅らせました。ツバキが春の花であることが、今年ほどはっきりと身にしみたことはありませんでした。
いつもですと、冬の初めから咲き出す我が家のツバキも今年は3月になってから驚くほど咲き始めました。ご近所のツバキも同じですね。
山のヤブツバキも今年はほんとに冬の間は花を見せてくれませんでしたが、今回ようやくヤブツバキの花をまともに見ました。
今年も何度か様子見に行ったアオモジの咲く場所にも足を運びました。
三度目の正直?それとも四度目の正直かもしれませんが、今度こそ咲いていました。
前日の19日に、石鎚からの帰り道の高速で、新居浜辺りの山すそに山肌を染めるようにアオモジが見事に咲いているのが見えたので、香川のアオモジも見に行かなくてはと思ったのです。
樹木の花もまっだ咲いてないかとばかり思っていましたが、ダンコウバイがあちこちで黄色い花を見せてくれました。
クスノキ科に多い春先に黄色い小さな花を咲かせる仲間ですが、その中でもダンコウバイはいちばん大きい花を咲かせると思います。
3月7日、今年何度目かのアオモジの様子見に行きました。
前回訪れたのは2月上旬のことで、仙台在住の親友が帰省していたので、彼女と一緒に来たのです。彼女はアオモジの花が好きで、このアオモジは仙台でも切花として売られているそうですが、一度、自生の姿を見てみたいと言っていたのです。
そのときは、まだ花芽が固くて咲いていませんでしたが、今回は咲き始めていました。知らない間に季節は進むものですね。
ところが、その仙台の親友が、今は石巻で被災して救助を待っています。
県境の山にはクロモジも多いですが、沢筋に多いのがアブラチャンの木です。
野草を見始めて日が浅かった頃、クロモジ、シロモジ、アブラチャン、ダンコウバイの区別がつかずに困ったのも今は懐かしい思い出です。
このクスノキ科の花たちはどれも愛らしい花芽をしています。
6月半ばに県境の山にドライブしたのは、ほんとはヤマボウシの花を見るためでしたが、ヤマボウシの花はあまり咲いてなくて、その代わり、ドウダンの花がまずまずで咲いていました。
ドウダンも何年か前はもっと見事でしたが、今年はあまり花つきが良いとは言えませんが、それでも見頃に訪れたのは間違いなさそうです。
山に行くと、小さな可憐な花に惹かれる私ですが、一方で、樹木に咲く花にも興味津々なのです。そのせいか、最近、自宅にもやたらと花木を植えるようになってしまい、そのうち、家中が鬱蒼とした木立に埋もれるのではないかと案じています(^_^;
冗談はさておき、6月の散策で見かけた樹木の花をご紹介したいと思います。
先ずは6月に山で見かける代表とも言うべき、ウツギの仲間です。
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