山に行っている間にも自宅の花が次々と咲きあがっている。
今年の連休は快晴が続いて山行きには絶好だったけど、畑の花たちには水が不足して可愛そうな時期でもあった。今日は久々の本格的な雨で畑の花たちも嬉しそうだ。
4月半ばからティアレアの花が綺麗に咲いている。
primroseさんに05年春頃にいただいた苗からの開花だ。
私も4年ほど前からツボサンゴと言うのを種まきして何度か育てているが、ユキノシタ科の植物だから、花色こそ違うが、雰囲気は良く似ている。
ハナシノブ(ポレモニウム)の仲間は4年程前に初めて種を播いた。
その頃は、まだ園芸種ばかりを育てていて、花はすべて栄養たっぷりの培養土で育てるものだと思い込んでいて、どえらく葉っぱのよく繁った株に育ててしまい、結局、花を見ないうちに夏の暑さと雨でだめにした。
その翌年は市販の苗を買って、何とか開花にこぎつけた。また翌年はカラフトハナシノブの種をいただいて、何とか咲かせることが出来た。
そして今年のハナシノブは白花だ。
島根の花友さんからいただいたヤマエンゴサクは花が終って、そろそろ消え始めている。
消えても地中の小さな球根が残って来年も花を咲かせる。そんところがスプリング・エフェメラル(春の儚い夢)と言われる所以だ。
そのヤマエンゴサクに代って、去年ネット通販で取り寄せたコリダリス・フレクソーサ・チャイナブルーが花盛りである。
ハナミズキがようやく咲いた。この株を購入してから一体何年目になるかなぁ?
少なくとも5年は経っているように思う。
ハナミズキを初めて意識して見たのは、たぶん20代半ばにに旅行したカナダ、バンクーバーでのことだったと思う。ツアーのバスでバンクーバーの町を巡ったときにバンクーバー中がハナミズキの花で溢れていた。英語ではドッグウッドというのだと聞いたのもその時。
オダマキは世界中にいろいろな品種のものがあるようだ。コレクションしている人も多いのではないだろうか。
私とオダマキとの付き合いは比較的浅くて、私の庭で本格的に咲き始めたのはここ3年ぐらいのことだ。花が咲けば必ずといっていいほど、種をたくさんつけるし、種からの栽培もたやすいので、種を交換したり頂いたりりすることが多くなった最近では、急速に種類が増えている。
2年近く前にネットの花友さんからいろいろな花の種をいただいた。
花好きの私もまだ見たことがないような珍しい花の種が多かったが、新鮮な種をいただいたので発芽率もよく、去年の初夏にはいろいろと咲いてくれたのだった。
その中でシンフィアンドラ・ワンネリと書かれた種がありキキョウ科のシンフィアンドラ属のようだ。04年の初夏に種まきしたが発芽せず、確か残っていた種を秋に播いたものが幾つか発芽した。そのうちの一芽だけがなんとか育っていたが、05年初夏にはっと気がつくとナメクジに新芽を食べられてしまって、呆然としたものだ。
しかし、一旦、丸坊主になったがそこからまた盛り返して、今年はとうとう花を見ることが出来た。私の種まき経験の中では開花までが一番長かったと思う(今からセツブンソウやクリスマスローズなど4年がかりで咲くのも出そうだが)
我家にはクレマチスの仲間が5,6種類あるけど、その先陣を切って咲いたのはシロバナハンショウヅルとペトリエイだった。
シロバナハンショウヅルは何度かここでも書いたけど、山で二年前に自生のを見たのがきっかけで、通販で取り寄せたもの。
一般に鳴子百合と呼ばれている斑入りアマドコロが見頃である。
植物学的にはアマドコロの斑入りのものということらしい。
このアマドコロ、とてつもなく丈夫で、04年春早くにに親類から数株をいただいたのだった。
私のところでは初めて植える植物はある程度の株数があれば何箇所かに分けて植えることにしている。その植物に一番適した環境をみるためだ。
青い色がとても素敵なお気に入り花、ヘリオフィラは何度も紹介した。
青空の青みたいな花を咲かせるヘリオフィラはヘリオフィラ・ロンギフォリアという。
ところが、嬉しいことに今年はヘリオフィラ・ミスターブルースカイのほうが咲いてくれた。
ゲラ二ウムは初夏に咲くものだとばかり思っていたが、今年はすでに早々と二種類のゲラ二ウムが咲きあがっている。ゲラ二ウムはフウロソウのことでゲンノショウコや山で見かけるタカネグンナイフウロ、シコクフウロなどと同じ仲間だ。
先ずは04年秋に大和農園から取り寄た、球根ゲラ二ウム、チューベローサム。
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