今年もタカネバラに会いに、その2、アワモリショウマ
瀬場の橋のところで、いつものごとく休憩を取りますが、登山口で会ったご夫婦が後から登ってこられるだろうと思っていたのですが、やってくる気配がありません。よほどのんびりと出発されたようです。
たぶん咲いているだろうと思っていたヤマアジサイが綺麗でした。
瀬場の橋のところで、いつものごとく休憩を取りますが、登山口で会ったご夫婦が後から登ってこられるだろうと思っていたのですが、やってくる気配がありません。よほどのんびりと出発されたようです。
たぶん咲いているだろうと思っていたヤマアジサイが綺麗でした。
ここ5年ほど、6月末頃になるとタカネバラを見に東赤石に登っています。
私の中ではタカネバラとゴヨウツツジ、キレンゲショウマ、この3つの花は、毎年、見に行かずにはおれない花なのです。
去年見たから今年はもういいということはありません。
それと標高差1000mの登りは大変ですが、登ったという充足感があるのも良いものです。
ところが今年は例年になく梅雨前線が活発で、なかなか行けずにいました。たまたま天気のよ良さそうな日は用事があったりと、うまくいきません。
週間予報を見ていたら今週は5日ごろがかろうじて雨ではなさそうなので、5日に登ろうと思っていました。それが4日の朝、普段通り起きて、普通に家事をこなしていたら、青空の気配・・・。慌てて愛媛東部の4日の詳細な予報を見てみたら、午後3時ごろまでは天気がもちそうです。逆に予定していた5日は雨予報に変わってるではありませんか。
時刻は8時近かったのですが、まだ高速の通勤割には間に合うと思い、東赤石に登ることを決断しました。
私は初めての山に登る際も、ルート状況などは問い合わせたりしますが、事細かに調べることはあまりしません。
というのも、あまり入念に調べて、自分が歩くルートがわかりすぎると実際に歩いたときの感激が薄れるからです。
今回も数日前に問い合わせをして、山頂の雪の様子やアイゼンが必要かどうか、マイカー乗り入れできる日などは尋ねましたが、それ以上のこと(どんな花が咲いてるか?)などはほとんど調べませんでした。
この日、登る段になって、標高差を見てみたら、河原の坊から山頂までの標高差は900mほどです。まずまずの登りですね。私自身は標高差1500mぐらいまでは登れると思うのですが、数十年の間山歩きから遠ざかっていた先輩たちにはちょっときついかも、ですね。
もともとAさんとKさんは山頂まで無理なようであれば、途中で私を待っているからとも言われていたのですが、バラバラの行動も気が進まないし、できれば全員で山頂を目指したい・・・・。
そんなことを考えながら、いつもよりゆっくりゆっくり登って行きます。
山頂では、ゴヨウツツジを見に来たいといっていた高校時代の友人や、10日前に岩黒まで一緒に登ったMさんにゴヨウツツジの写メを送ったりしていましたが、帰りの道中が長かったことを思い出し、そろそろ下山しなければと重い腰を上げました。
下山を始めたのは13時30分です。
何とか16時までには土小屋に下っていたいものですが、さてさて?
筒上山の尾根の基部に着いたのは10時58分のことでした。
筒上方面に登る人はたいていトラバース道を利用するようですが、私はゴヨウツツジの時期だけは尾根道を登ることにしています。
この尾根道の取りつき付近でもゴヨウツツジが咲いているはずなので、早速、トラバース道を少しだけ歩いてチエックしてみました。
5月29日、去年よりちょっと早い時期でしたが、ゴヨウツツジを見てきました。
ここ7年のうちでゴヨウツツジを見に行ってないのは2年だけ。そのうち2010年は娘が5月末にハワイで結婚式を挙げたため、行けなかったのです。つまり、私にとっては、毎年見たい花のナンバー5に入る花です。
ほんとなら6月に入ってからのほうが見頃だろうと思っていたのですが、週間予報を見ると5月の第5週は後半から天気が良くありません。高校時代の友人で何年か前に一緒にゴヨウツツジを見に行ったことがあるHさんにも3日の日曜なら連れて行ってほしいと言われてたのですが、他の事情もあったりで29日決行にしました。
今回は撮影中心の山歩きになるので、単独も良いだろうと思っていたのですが、まさにこの日の撮影枚数は半端ではありませんでした。天候も快晴と言うほどではなかったのですが、写真を撮るにはまずます良い陽射しに恵まれたようです。
トラバース道は思ったよりスミレが多くて、スミレの道と言ってよいほどでした。
これまで何度か歩いていますが、時期が少し早いだけで、こんなにもスミレが咲き残っているものですね。
でも、見られるかと期待していたシコクミヤマスミレは今回も花は終わっていて、葉っぱだけはたくさん見ることができたのでした。
丸滝小屋で10分ほど休憩した後、土小屋へと帰ることにしました。
今までこちら方面へ来るときは最短でも筒上ぐらいまでは登っているので、こんなに早く帰り始めるのはほんとに珍しいことです。
帰りは行きとは違い、トラバース道を利用します。
トラバース道を歩き始めた途端、スミレが咲いていました。
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