今年初めての東赤石へ、その12、下山
権現越からの下りも、これで5度目ぐらいになり、そのうち4度は単独で下っているので道もかなりわかってきました。
去年まではこの下りの途中で寄り道してオオヤマレンゲを見ていたのですが、今回はすでに山荘付近でオオヤマレンゲの綺麗な花を見ているので、下りに専念します。
権現越からの下りも、これで5度目ぐらいになり、そのうち4度は単独で下っているので道もかなりわかってきました。
去年まではこの下りの途中で寄り道してオオヤマレンゲを見ていたのですが、今回はすでに山荘付近でオオヤマレンゲの綺麗な花を見ているので、下りに専念します。
権現越へと下る道は結構急な道ですが、道の傍らでハンショウヅルが目にとまりました。
2年前にもっと下のほうで見かけて喜んだのですが、なぜか去年は見つけることが出来ず、がっかりしたのです。もしかすると、2年前に見た株は今年も見なかったので、すでに枯れてしまったのかも知れません。
どちらにしても、ここで見ようとは夢にも思わず、これも嬉しい出会いになりました。
トラバース道をかなり東に歩いてきて、もう稜線伝いの道と合流も間近と思われました、。
何気なく後を振り向いた目に、タカネバラのピンクが飛び込んできました。「ウソ~」こんなラッキーなことがあるんだろうか?
慌てて、後戻りして岩の上によじ登ります。タカネバラはイワをバックに咲いていたのです。
赤石山荘でお昼を食べようと思い、そちら方面に進んでいると、なにやら白い花が見えてきました。オオヤマレンゲです。
登山道沿いに1株育ってるんですね。
私はこちらのコースは滅多に登らないので、今まで気付きませんでしたが、まだ木が若いようですから、今年になって初めて花を咲かせた若い株なのかもしれません。
東赤石に登るときは休憩場所をたいてい決めています。
ここ、第一渡渉点ではたいてい二度目の休憩を取ることにしています(もっとも、こちらのコースを登ることは私にしては珍しいですが)
第一渡渉点に着く前から、その付近にヒメレンゲが群生しているのが見えていたので、着くなり撮影です。
この時期の東赤石は花が多いので、平日に来ても誰かしら歩いているものですが、この日は誰にも出会いません。瀬場谷で休憩している間にも、通り過ぎる人も皆無です。雨がちの週の中で貴重な晴れ間の一日だと言うのに、意外ですね。
毎年、6月になるといつ東赤石に登ろうか?と考えます。
去年は今までで初めて6月上旬に登ったのですが、そのおかげでキバナノコマノツメやユキワリソウを良い時期に見られました。今年は花がずいぶん遅れていて、20日過ぎでもキバナノコマノツメも咲いているようです。タカネバラにはまだ早いと思いますが、下見ぐらいにはなることでしょう。
問題は天気ですが、今年の6月はまともな梅雨でよく降ります。予報を見ると6月第4週は23日と24日しか晴れマークが出ていません。週末は避けて23日に登ることを週初めに決めました。
高松の山友達のRさんには石立山に誘われていたのですが、Rさんが登れる週末は雨の予報が出ているので、今回も単独で登ることにしました。この時期の東赤石は例年単独で歩くことが多いです。
山道沿いにちらほらとツマトリソウが咲いていたのも途切れてしまい、二ノ森付近にしか咲いてなかったのかな?と思い始めていたとき、またしてもEさんの声が聞こえて後戻りです。
綺麗な色のツマトリソウがあるということです。
11時42分、一ノ森との分岐までやってきました。
この日は一ノ森へ行く予定はないので、ここでお昼休憩にします。
自宅で5時半ごろ朝食を食べてきたとは言え、すでに6時間経ってますから、お腹がペコペコです。すでに3時間以上歩いていますし・・・。
穴吹川源流を渡っていて、目にとまったのがネコノメソウの仲間です。
盛んに走出枝を出しているので、ツルネコノメソウと直ぐにわかりました。
春先に見るときはまだ走出枝を出してないので、タチネコノメソウなのかツルネコノメソウなのかいつも悩みます。
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