手短に今年のキレンゲショウマお花見、後半
7月の末に登った剣山ではシカ害のひどさをずいぶん感じました。
昨日は対照的に石鎚山系の山を軽く歩いてきたのですが、石鎚山系ではシカ害はまだましで、ササも元気良く繁っています。久しぶりにそんな元気の良いササ歩きをできるのは、これは幸せなことなんだな~と感じたことでした。
7月の末に登った剣山ではシカ害のひどさをずいぶん感じました。
昨日は対照的に石鎚山系の山を軽く歩いてきたのですが、石鎚山系ではシカ害はまだましで、ササも元気良く繁っています。久しぶりにそんな元気の良いササ歩きをできるのは、これは幸せなことなんだな~と感じたことでした。
7月31日に剣山に去年同様、キレンゲショウマのお花見に行ってきました。
白山などの記録が長引いてしまい、アップがなかなか取り掛かれず、もう記録をかくのもやめようかと思いましたが、思い直して簡単にまとめることにしました。
途中で休憩を一度取った後は、黙々と下ります。
私一人の時もたいていは撮影は登りの時にほとんど済ませ、帰りは下りに専念することが多いですが、この時も同じでした。Bさんは膝を傷められているそうで下りは心配していたのですが、登りと比べてそれほどペースが落ちるということもなく、まずまずのペースで下ります。
行きにも見かけたフガクスズムシソウをもう一度見かけました。行きで見たのとは別の場所です。
後で考えたら、今では新しい二ノ鳥居小屋ができて、小屋の日陰で休憩したらよかったのですが、つい昔からの癖であの辺りはブヨが多かったり暑い場所なので、その手前で休憩するなどという中途半端なことをしてしまいました。
さて、休憩後に歩き始めたのは、まだトラバース個所の終盤辺りです。
歩き始めて間もなく、目の前にアサギマダラがやってきました。
東稜分岐を過ぎると、そろそろ石鎚のお花畑が始まるのです。
去年は出発時刻が遅かったので、この辺りの花はお日様ギラギラで撮影が難しかったですが、この日は出発が幾分早かったので、それほど困ることもありません。
休憩では十分に水分補給をします。
いくら涼しいとはいえ、山登りでは大量の汗をかきますから、意識してポカリ等を摂らなければいけません。
この休憩場所では石鎚の姿が良く見えてきて、遠来のお客様を案内するにはもってこいの天候になりつつあります。
天気の良いときにはトイレの近くから綺麗に見渡せる瓶ヶ森も、出発時には見えていませんでした。
登山口を出発したのは8時12分でした。
土小屋からのルートは最初はほぼ平坦なので、ウオームアップに丁度よく、長い期間山をお休みされていたBさんにはうってつけかもしれません。
7月の遠征に行く少し前に、長年のブログ仲間でいらっしゃるBさんからメールをいただきました。メールの内容は青春18きっぷで四国を訪問するので、登るのに良い山を教えて欲しいというものでした。ちょうど遠征を控えていた時期だったので、7月末頃なら石鎚に案内できますと返信を差し上げました。ただし7月29日は義妹夫婦が帰省してくるので、その前の26日か27日頃が好都合ですと連絡差し上げたところ、7月27日で決まりとなりました。
その頃は確か天気はまだわからなかったのですが、20日頃には四国も梅雨明けするとのことだったので、梅雨明けしてしまえばしばらくは天候も安定することでしょう。
事前の打ち合わせで、Bさんは前日26日に伊予西条まで来られ、駅近くの宿で一泊されるので当日の27日に私が伊予西条の駅まで迎えに行くこととなりました。
さて、私としても約1年ぶりの石鎚行きですし、瓶ヶ森林道を走るとなれば途中で撮影の時間も取られますし、早めの出発が良いと思いましたので、西条駅に6時待ち合わせとさせていただきました。
当日は私の方も4時半ごろに自宅を出ました。
この日は関東方面に台風が来るとのことで、四国も高山の天気はあまり芳しくないかもしれないな~とちょっとだけ心配しながら走ります。
途中でのんびりとお昼ご飯の調達などしていたら、西条駅にギリギリの到着となりました。
登るときはしんどくても高揚感がありますが、下山は消化試合をこなすようなけだるいものがありますね。
それでも周回コースで、登りと葉違う道を下るので、また違った花や違った眺めが出てくるので、そういう意味では楽しい下りでした。
甚之助避難小屋から5分ばかり下ったところで、またまたピンクの花を見かけました。
最初はまたテガタチドリ?と思っていたのですが、よく見ると・・・・
その頃から、登ってくる人たちとすれ違うようになりました。
観光新道と違い、大多数の人は砂防新道から登ってこられるのですね。
それと、翌日の22日から4連休ということで、この日は登山者が多かったのかもしれません。
この時間には室堂周辺にはほとんど人影もありませんでした。
泊まられていた人たちも、きっとどこかのコースで下られていることでしょう。
さて、私たちが下るのはエコーラインにしましょうと、昨日もNさんが仰ってました。
昨日通ってきた黒ぼこ岩まで下ればそこから砂防新道になっているはずなので、エコーラインは少し回り道になるようですね。
方向から言うと、別山方面が良く見えそうな感じです。
しばらく歩いていると、これまた素晴らしい眺めになりました。
こんな眺めを見ると、無口になりますね。
御来光を見に来た人たちは私たちが山頂へと向かっていたときにすれ違ったので、この時間に山頂にいたのは先ほど追い越されて行った2人と、私たちだけです。
百名山でも人気の山の白山に来たというのに、ほぼ貸し切りに近い状態で、しかも晴天。ここでもラッキーでした。
早く展望を見に行こうと、方位板のほうに駆け寄りました。
21日朝は3時半には目覚めました。
周りの人もそろそろ目覚めてごそごそしているようです。
天気が良さそうなので御来光を眺めに行くのでしょうね。Nさんのお話では例年だと御来光が拝めそうな朝は太鼓か何かが打ち鳴らされるそうですが・・・
パッキングを済ませ、身支度を済ませたら軽く食べておきます。
お弁当は前日にすでにもらっているので、下りではそれをいただく予定です。
4時40分、神社の鳥居をくぐって登っていきます。
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