初めての白山、その10、室堂到着
黒ぼこ岩を通過したらすぐに、弥陀ヶ原と言われるだだっ広い眺めに変わりました。
弥陀ヶ原と言われる場所は立山にもあって、室堂も立山にもありますね。どちらも信仰の山ですから信仰に関連した名前が付けられているようです。
黒ぼこ岩を通過したらすぐに、弥陀ヶ原と言われるだだっ広い眺めに変わりました。
弥陀ヶ原と言われる場所は立山にもあって、室堂も立山にもありますね。どちらも信仰の山ですから信仰に関連した名前が付けられているようです。
馬のたてがみ辺りがいちばんお花畑の見事な場所らしいです。
眺めも最高で、ここで青空に出合えたことは本当に運が良かった・・・・
私たちはほんとに運が良かったようです。
暑い時にはガスが出てきてくれて暑さをしのげたし、その後、お花畑に差し掛かった時に晴れて青空が出てきてくれたのですから・・・・
殿ヶ池避難小屋は標高2050あって、これでもう石鎚の標高は超え、前々日に登った那須の茶臼岳1915mも超えました。病気をする前の2018年に登った苗場山も標高2145mで、その前の2017年には槍ヶ岳に登りました。ですから、私にとっては白山は久しぶりの高山なのです。
避難小屋では下ってきた方と少しお話しましたが、ここから上は花が素晴らしかったとのこと。テガタチドリなんかは200株ほど咲いてましたよということで、期待に胸が高鳴ります。
水分補給だけ済ませたら、13時10分に避難小屋を後にしました。
私は岩場に咲く花がどうも好きなようで、岩場に咲いているのを見ると撮影せずにはおれません。
ササユリのピンクとニッコウキスゲの黄色に感激していたら、今度は濃いオレンジ色が見えてきました。
高い山であの色は、もしかしたら・・・・・・
近付いてみるとやっぱりそうでした。
しばらくの間、キャーキャー言いながらササユリの大撮影会をしました(^^;)
でも、もくもくと湧きあがる雲を見ると、早く登らなくちゃという気になり、さて、これから気合を入れて尾根道を登るとしますか。
トラバース道のような道を歩いていると、いきなりというか唐突にササの中にニッコウキスゲが咲いていて驚きました。
観光新道へと足を踏み入れた途端、クサボタンが咲いているのに気づきました。
7月19日、岐阜羽島駅近くのホテルに着いたのは19時半ごろだったでしょうか。
チエックインを済ませ、部屋に入るなり、電話がかかってきました。発信元を見ると、なんと岐阜在住の先輩であるYさんからでした。Yさんとは2年の夏合宿で同じパーティーでした。たまたま5年ほど前に槍ヶ岳からの帰りだったか黒部五郎からの帰りだったかで,駒ケ岳SAから突然電話を差し上げたことがありました。それ以来のことなので、びっくりしました。
聞けば、Yさんは那須にご一緒したMさんと同期なのでグループラインで私が白山に登ることを知って、電話を下さったらしいです。「おまえ、明日は白山に登るんだって?明日は雷雨注意報が出てるから気をつけろよ」と・・・そう仰るYさんは白山にはまだ登られてないそうで、「なんじゃそれ」と思ったのですが(^^;)Yさんも膝を傷めてらっしゃるそうでそのせいでしょうか。その後、白山を案内してくださる愛知の花友達のNさんに電話します。結局、ホテルに20日早朝の4時半に迎えに来ていただくことになりました。
ホテルではコインランドリーで山のウエアなどの洗濯をしたので、なかなか忙しかったです。出入りするたびにマスクをしたり外したり・・・カメラのバッテリーの充電も夜の間に済ます予定です。その日の朝も3時半起きだったので、夜は比較的ぐっすり眠ったようです。
20日朝は4時前に目覚ましをセットして起床しました。いろいろと支度をしていると、4時15分にNさんから「もうホテルに着きました」という連絡があって、慌てました。急いで顔にファンデーションを塗って、バッテリーの充電器を引き抜き、荷物の中に放り込みます。これがこの後の痛恨のミスの元でした。
ホテル入り口を出てすぐのところで待っていてくださったNさんの車に乗り込みます。Nさんとお会いするのは何と10年ぶり?調べたら2009年6月にタカネバラの咲く東赤石をご案内して以来、12年ぶりだったのでした。その時の記録はこちら
Nさんは重い一眼を首からぶら下げてあの東赤石を周回したのですから、ずいぶんタフな方だな~とは思っていましたが、カメラは今も重い一眼のままなのだそうです。
挨拶して車に乗り込んだら、ホテルのすぐ近くにある岐阜羽島インターに乗ります。
この日は北陸道経由で白山登山口まで向かうそうです。
北陸道では南条SAで一度休憩しただけで、福井北インターで中部縦貫道に乗り換えます。勝山インターで下りたら、後はナビの指示通りに走りますが、日本海側は車が少なくて走りやすいですね。
峰ノ茶屋付近も、月曜日だからか人は少なめです。
朝早い時間帯だからかな?
たぶん、三斗小屋温泉に来られる方は普通はこの道経由で来られるという道を、私たち3人は帰りに歩きました。
一部、登り返しもありますが、おおかたは遊歩道みたいな道のようです。
温泉神社からほんのちょっと下ったところに三斗小屋温泉がありました。
その後も、テガタチドリが草むらの中にいくつも咲いているのを見かけました。
これだけ咲いているとありがたみがないよね、などと罰が当たりそうな話をしながら歩きます。
お昼を食べたら、熊見曽根を隠居倉方面へと歩きます。
最初は下っていき、その後隠居倉まで登り返しがあるようです。
出発は12時40分。
あとは三斗小屋温泉まで2時間もあれば着くことでしょう。
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