登り始めのころは人もまばらだったのが、時間が経つにつれて家族連れや若者のグループなどが後ろから歩いてきてどんどん追い越します。小学生を連れたグループもあって、さすがに東京の山は若い人が多くて活気があります。
急坂が一段落したところで、日当たりの良い場所に出てきました。
何か咲いているかと思ったら、タチツボスミレの紫色があちこちに見えていました。
3月の第二週末に東京で学生をしている末っ子の様子を見てこようと、上京してきました。
末っ子のところに行くのはこれが3度目ですが、今まではせわしなく行って直ぐに帰ってくることが多かったのです。
今回は9日と10日はまるまる東京にいました。川崎の息子の住んでいる寮も見てきたかったし、新大久保で住んでいる甥っ子のところにも赤ん坊が生まれたというので、赤ちゃんの顔も見てきたいと考えていました。しかし、末っ子は京王線沿線に住んでいるので、高尾山に行くには良い機会です。
私自身学生時代は東京に住んでいたのですが、高尾山の名前ぐらいは知っていてもハイキングには行ったことがなく、最低でも一泊2日の山にしか登ったことがなく、高尾山には登ったことがありませんでした。
登るのは他の用事の都合も考えて、10日の午前中に登ることにしました。
前日9日は3月とは思えないほど暖かい日で、川崎の息子のところに行ったら半袖だったのには驚きましたが、バス野中も冷房が入っていたのです。上京に際しては冬物しか持っていかなかったので、帰りに慌てて春物の綿のシャツを買いました。上衣だけは春に山に行くときに良く使うウインドブレーカーを持っていたので、綿のシャツの上からウインドブレーカーと言ういでたちです。足元はいつものウオーキングシューズ。
ここまで来たのだからと、教えられたとおりに左に坂道を登って行き、コテージの間を縫うようにつけられた細い坂道を車で上がっていきます。近道だと教わったのですが、一度では曲がりきれず、ハンドルを切り返さなければならないようなカーブを数度曲がったら、ようやく林道らしき道に出ました。
どうやらこの林道沿いに雨ヶ森の登山口があるようです。
きょろきょろしながら走っていると、路肩が少し広くなったところに、登山口の道標がありました。
5月中旬に県内のヤマシャクヤクを見に行きました。
ヤマシャクヤクにはちょっと遅かったのですが、代わりに綺麗に咲いていたのがアケボノスミレです。
この場所に咲くアケボノスミレを見たのは4年ぶりか5年ぶりでした。
ヒナスミレはナガバノタチツボスミレやシハイスミレみたいにどこででも見られるスミレではありません。
香川では少し標高も高めのところに咲くようです。
先日、見に行った場所では残念ながら花が終わっていたのですが、その後たまたま出向いた場所で見ることができました。
今年はスミレも絶好調で、車を走らせていると、車道の端にスミレが行列しているのを良く見かけます。
思わず、車を停めたいのをがまんしてるんですよ。
ヒメスミレはさすがに道端で行列しているのはあまり見かけず、私がヒメスミレを見かけるのは少し野山の雰囲気を残した場所です。
このヒメスミレは山間部の墓地で咲いていました(^_^;
シハイスミレは変異の多いスミレで、特に葉はいろいろな変異が見られます。
今回も同じような場所を歩いてみたスミレでも、いろいろな葉が見られました。
香川では特にコンピラスミレと呼ばれる、葉の中央に白いラインが入るシハイスミレも良く見られます。
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