子どもの頃、我家の家の前には小さな用水があって、そのほとりには薄紫色のスミレが咲いたものだった。何時の頃からか、そのスミレが咲かなくなり、淋しい思いをしたものだ。そのせいか、車で走っていてもスミレを見つけると、すぐに車をとめて座り込んでスミレを眺めたくなる。
今のところ、我家にはスミレが5種類ある。あ、訂正、まだベニツルスミレが咲いてないので全部で6種です。
一番古いの、といっても3年前に最初に1ポット買い求めたのはヒゴスミレだった。
そのヒゴスミレのポットにはこぼれたね発芽が随分あって、双葉が株元からいっぱい芽を出していたのも購入した動機だった。その中になんとベニツルスミレが混じっていたというわけだ。
そして花友のアッキーさんに種をいただいたスミレが昨日開花した。
所用で隣町に出かけた。
2月の始め頃から「雛人形展」と書かれた看板が、道の片隅に置かれてあるのは気付いていた。
それは隣町の資料館の前で、4~5年前にもその雛人形展を見たことがあったのだった。
最近は雛人形があちこちで展示されるけど、たいていは3月初めで終るけど、ここは旧暦の雛祭りまでということなのだろう。町立の資料館だから勿論入館は無料だし、今日は時間にも余裕があったので、立ち寄ることにした。
あれは何年前だろう?
リビングの北側にある芝生庭の北側と東側に小さな花壇を作ったのだった。
それまでも花は畑にも中庭にもいっぱい咲いていたが、それは外に出て見に行かねばならず、リビングの掃き出し窓からいつも花が見えるといいだろうなと思ったのだった。
主人の友人の一人にブロックやレンガを扱っている人がいたのでレンガを少し分けてもらって並べただけの簡単な花壇。
帰りがけに山桜が咲いているのに気付く。
登り道では気付かなかったのに・・・。山に登るとそういうことがよくある。
平野部ではソメイヨシノどころかうちの早咲きの陽光桜すらまだ咲いていないというのに、一足早いお花見が出来たのは嬉しい。
ケスハマソウは2月に一度様子を見に来たのだった。
この花はミスミソウと違って葉が常緑なのだそうで、確かに寒い時期だったのに葉っぱは青々としていて株の元気な様子が確認できてほっとしたものだ。
その時にも去年より群生が広がっていると思ったが、今日もそれをあらためて実感した。
昨日までの晴天はどこへやら、さすがに曇りがちな一日だったが、今日も山に行ってきた。
まずはウグイスカグラとフデリンドウの様子見と思ったのだが、残念ながらどちらもまだまだだった。その代わりスミレの花と例のクスノキ科の黄色い花をたっぷりと楽しむことが出来た。
初めて出会ったのはミヤマスミレ。標高400ぐらいの場所かなあ?
濃い紫色の美しいスミレだ。
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