恐らく今日は出会えるだろうと楽しみにしていたのはアオイスミレ。
近くの低山でもタチツボスミレやシハイスミレなどは咲くけど、アオイスミレだけはやはり少し山っぽいところに行かなければ咲いてないように思う。
今年は2月末からついこの前までほんとに用事が多くて、山に行けない日々が続いたが、今日はようやく久々の散策。とはいっても銀行に寄らなければいけないし、末っ子のお昼も作っておかなくてはいけない。なんだかんだで、山方面に着いたのは11時半頃だろうか。
あちこち見てまわりたい場所が幾つかあるのだけど、ユキワリイチゲは午後からのほうが開いて入り確立が高いので、先ずはお山を先に。
2月に一度来たが、雪のためにほんの3合目止まりだった。
今日、先ず目に付いたのはシロモジの花。
野草観察もこの春で6年目に入った。
狭い県内を6年間も車で走っていると、大体、どこに、何時、何が咲いているかがおぼろげながらわかってくる。この時期、路上で観察できるのは中央分離帯や道路端で咲いているスミレなどだ。所用で毎年スミレが咲いている場所を走ることになった。
この前通った時にはスミレの花は全然見当たらなかったのに、今日はちらほらと咲いている。車をとめて早速撮影する。
春にはいろいろなものが新芽を出す。
山野草しかり、宿根草しかり。
そして、クレマチスも春は新芽を出す復活の季節だ。(冬咲きや常緑のは別として)
ところがルリオコシやシロバナハンショウヅル、ペトリエイ、ラヌギノーサ系のクレマチスがどんどん新芽を出してくる中で、モンタナ・ルーベンスだけが何故か新芽を出さず、古いツルは茶枯れたままだった。
前にも書いたけど、最近は原種系のチューリップがマイブームで、ここ2,3年というものライラックワンダー、クルシアナクリサンタ、タルダなどミニチューリップを良く植えている。
この原種系チューリップの良いところは、特に何もしなくても翌年も咲いてくれるところだ。
2月19日の記事でも書いたが、去年の秋に島根の花友さんからヤマエンゴサクの鉢をいただいた。といっても頂いたときには鉢の表面には何も見えてなくて(当たり前だけど)2月初めまで日陰で管理していた。2月10日ごろに日向に出してきたところ、エンゴサクの芽出しが始まった。それと同時、あるいはそれよりも前だったか、同じ鉢の中にエンゴサクとは別の葉っぱが出ていた。一つは細長くてヒメヒオウギみたいな葉っぱだったが、もう一つはタガラシか何かだろうかと思っていた。しかしタガラシにしてはあまり大きくならないな、などと不思議に思っていた。
タツタソウは山野草愛好家の方がよく育てている野草だが、私は今まで実物を見たことがなかった。3月初めにたまたま開いた通販のサイトで、オオバナエンレイソウ、タツタソウ、ヒマラヤエンゴサクなど好みのものが何種類かあったので、園芸種の種とともに注文したのだった。
昨日でようやく雑用もあらかた終わって、植え替えをしてやろうと芝生庭にポットを取りに行ったらいつの間にか開花していた。
3月に入ってからというもの、法事の準備やその他、用事が立てこんでいて、山にも行けず、庭仕事も思う存分には出来なかった。
昨日でその野暮用も一段落ついたので、夕方は思い切り庭仕事に励んだ。
先ずは昨日初めて顔を見せてくれたネモフィラ・クレオパトラ。
畑に行くにはわが家の納屋のような場所を通りぬける。
納屋といっても農家ではないので、倉庫の一画を私が園芸用の用土や鉢等を置くスペースにしている。初夏に掘り上げて植えることの出来なかった水仙の球根もかなりある。
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