春の三嶺を登る、その6、北西尾根を諦める
三嶺山頂に登る前に、先ずは避難小屋の中でお昼休憩することになりました。というか、後で山行計画書を見たら、最初から11時55分~12時25分まで避難小屋で昼食と言う予定になっていました。
ここのところ、きちんとした計画に沿って歩いたことがないので、久しぶりにこんなきっちりした計画書を見たように思いました。
三嶺山頂に登る前に、先ずは避難小屋の中でお昼休憩することになりました。というか、後で山行計画書を見たら、最初から11時55分~12時25分まで避難小屋で昼食と言う予定になっていました。
ここのところ、きちんとした計画に沿って歩いたことがないので、久しぶりにこんなきっちりした計画書を見たように思いました。
先ほどから徳島の山では御馴染みのミツマタの木が時折見えているのですが、どれも花が終わっていると思っていたら、標高1000mを越えたらまだ綺麗に咲いている株がありました。
高い山に登ると、季節を遡ることになり、麓ではもう咲き終わってしまった花が、登るにつれ、まだ咲いているのが楽しみですね。
車を北西尾根の取り付きにデポしに行って下さった二人が帰ってきました。
高知の方たちは山岳会の方たちなので、歩き始めの前に準備運動としてラジオ体操をされるそうで、ちゃんと伴奏つきで体操を始めます。私たちも一緒に数十年ぶりのラジオ体操を遣りましたが、意外と覚えていてびっくりしました。その後、それぞれ自己紹介をした後、いよいよ歩き始めます。
山歩き復帰後は、気ままな一人歩きか花散策主体の歩きがほとんどで、きちんとした山岳会の歩きについていけるかどうか、はなはだ不安ですが、花が咲いているときは撮影させてくださいとの旨を事前にお願いしました。
オーダーはリーダーのYさんの後に高知の女性2人、そして私、Tさん,Rさん、高知のAさんという順序です。歩き始めは8時25分でした。
高知の方たちとの集合場所であるいやしの温泉郷で少し待っている間に高知の方たちが到着されました。この日はいやしの温泉郷から三嶺に登った後、北西尾根を下ると言ういわばバリエーションルートを歩く予定です。
そのため、車を、北西尾根の取り付きにデポする必要がありました。高知のパーティーのYさんと香川側からはRさんとで、車をデポしに行ってくれました。
今年の冬は石鎚に2度、毛無山に一度登った後、春に入ってからは島根の大江高山に上ったぐらいで、山らしい山にも登っていませんでした。
そんな折、山友達のRさんからGWの後半に三嶺に登りませんかというお誘いのメールを頂きました。高知の方たちと合同で登ると言う計画のようです。
三嶺には去年の秋に初めて登ったのですが、春の三嶺も良さそうなので、参加させていただくことにしました。幸い、その頃には特に予定もないはずです。
結局、5月6日に、高知からはリーダーのYさんと女性が3人、香川からは山友達のRさん、Tさん、私の3人が参加して、7人で登ることになりました。
トクシマコバイモは日本に自生するコバイモの中ではいちばん最近になって見つけられた種類です。
縁あって、徳島の方に06年に自生地に案内していただきました。
今年もその珍しいトクシマコバイモを見ることができました。
セトウチウンゼンツツジを香川の山で最初に見てから、もう何年が経ったでしょうか。
いちばん最初に見たのはもう6,7年も前のことになると思います。
車で走っていて、小高い場所にイチリンソウを見つけたので、よく見ようとして近づいたら、白い小花をいっぱいつけたツツジの木があったのです。その後しばらく、名前がわからなかったのですが、シロバナウンゼンツツジと教えていただきました。そして、その後に、名前がシロバナウンゼンツツジからセトウチウンゼンツツジに変わったと教えていただきました。
カタクリとショウジョウバカマはどちらも全国区の山野草です。
北は北海道から南は九州まで全国で咲きます。とは言え、ショウジョウバカマは昔、山登りをしていた頃に、尾瀬を始めとして、あちこちの山で見て知っていましたが、カタクリは名前は知っていても、昔は見たことがありませんでした。
ユキモチソウは四国に住んでいて山歩きをする人間にとっては、毎年、どこかで出会う植物です。私自身、山歩き復活した最初の頃、10年ばかり前のことですが、剣山に行く道中で毎年のように見ていたものです。
その後も、実にいろいろな場所で見ています。今年は4月標高300mもないような場所で見かけましたが、そのときはまだ芽が出て間もない頃でした野で、きちんと見たとは言えません。
きちんと見たのは、もっと標高の高い山地でのこと、4月も下旬のことでした。
セリ科やシソ科の花も難しいですが、ユリ科の地味系の花もいろいろあって難しい花ばかりです。
特にナルコユリやアマドコロ、ミヤマナルコユリといった花はなかなか見分けがつかず、散策を始めた頃は悩みの種でした。
この辺りの低山で、春先によく芽吹きの姿を見かけるのがアマドコロだとわかったのはつい2,3年前のことです。
今年は例年より野草の開花が遅れており、そのために、いつもだと4月末は標高1000m以上の山に行くことが多いのですが、今年は高い山には連休後に繰り出すことになりそうです。
そのために、例年になく4月下旬になっても低山を歩く時間がありました。
こういうときこそ、いつもなかなか見られない花を見ようとばかり、低山に出向きました。
目的の花、一つ目はイブキシモツケでした。
フキヤミツバという植物の名を知っている方は、相当な野草好きと言えるでしょうね。
かく言う私も、つい4,5年前まで知りませんでした。
06年のGWの頃、徳島の山で初めて見かけ、撮影してきました。その後、いろいろ調べ、てそれがフキヤミツバという珍しい花だということを知りました。
そのフキヤミツバに今年は5年ぶりで会うことが出来ました。
4月下旬もちょこちょこと散策はしていたのですが、山登りと言うほどのものはしませんでしたので、花別にまとめようと思います。
まずはイチリンソウです。
イチリンソウも県内の山はいうに及ばず、山に入れば結構目にする花です。
今年は四国で見るよりも一足早く、4月10日に島根で見ましたが、やはり四国のイチリンソウもアップしておくべきですよね。
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