5月14日は、当初は徳島の山に登る予定だったのが、いろいろあって、変更になりました。
変更になった行先は愛媛の皿ヶ嶺です。
皿ヶ嶺には早い時は3月に行った年もありますが、たいていは4月20日ごろか、5月初旬が多いです。
いろいろな花が咲く皿ヶ嶺ですので、早い時期に来るとスミレやハルトラノオ、コバイモなど早春の花が見られ、5月に入るとヤマブキソウやラショウモンカズラなど、春から初夏にかけてのの花が見られます。
結局、土小屋から岩黒山方面に向かって歩き始めましたが、分岐では尾根道を辿らずにトラバース道を歩くことにしました。
毎年のように、5発下旬に筒上山にゴヨウツツジを見に来るのですが、その頃はトラバース道沿いにはすでにシコクミヤマスミレは葉しか見られないのです。いつか、この場所に咲くシコクミヤマスミレを見てみたいと思っていました。この日は5月半ばなので、運河良ければまだ咲いているかもしれないのです。
歩いていくと。すでに時間が時間なので、下山の方たちとたくさんすれ違います。
こちらはドライブで来ているので、普通の服装にウオーキンシューズと軽装のうえ、遅い時間に山のほうに向かって歩いているので、不審に思われたようでした(^_^;
石鎚スカイラインを土小屋に向かって車を走らせていると、視界にいきなりピンク色が飛び込んできました。
アケボノツツジです。
この日は瓶ヶ森林道を走ってアケボノ見物もありかなとは思っていたのですが、日曜日で晴天となれば、そういう人が多いに違いないと思い、敬遠したのでした。スカイライン方面ではアケボノのことはこれっぽちも期待してなかったのですが、考えてみたら、スカイラインからだってアケボノは見えますよね。
いよいよ、石鎚スカイラインのゲートをくぐって石鎚スカイラインに入ります。
6年ぶりかな?
いやいや、去年は筒上のゴヨウツツジを見た帰り道にスカイライン経由で帰ったので、走るのは一年ぶりです。
路肩が広くなった場所で、いったん、車を停めてみました。
国道とは言うものの、R439同様、酷道とも言われる道は時々離合が不能な場所もあったりで、山登りするものならこういう道は慣れていますが、普通の人はあまり運転したくない道なんでしょうね。
カーブの多い道を車を走らせていたら、水の滴る場所に、真っ白な花が見えました。
5月12日は当初は雨と言う予報でしたが、直前になって天候が思ったより早く回復し、朝から青空が広がりました。
朝に少し用事があって、済ませたら10時前になっていました。主人は朝から出かけてしまい、夜まで帰ってこないというので、登山は無理でもドライブでどこかに行くことは出来ます。
最初は高知にカザグルマを見に行くつもりでしたが、ジャンクション前になって気が変わり、愛媛に行ってしまいました。
それでも、新居浜辺りを走っていた頃は西条で下りてR194経由で高知入りするつもりだったのです。それが、やっぱり高いところrへ行きたくて黑森峠越えをしようという気になりました。
1人でドライブするときは風の向くまま気の向くままに走るのが結構好きです。
それまではすれ違う人もたまに見かけるという程度でしたが、白馬山頂までくると、さすがにカタクリのお花見の人が何人かいます。
去年より人数は少ないものの、私たちが着いてから後も、毛無山のほうから次々とやってきます。
Kさんは休憩も取らずにあちこちでカタクリ撮影されている様子。
連休前半は花の一つも咲いてない石鎚山系の二ノ森だったので、思う存分、花の撮影に没頭したいようですね。
私は?と言えば、とにかくコーヒーでも飲みましょということで、ここまで担ぎ上げてきたテルモスのお湯を出して、コーヒーを淹れます。残り少なくなった500mlのお茶のペットボトルにテルモスのお湯を入れます。気温が上がっているので、冷ましておかないといけません。やはり冷たい水分を1リットル持ってきたほうが良かったようです。
コーヒーとお菓子で一息ついた後、おもむろにカタクリ撮影にかかります。
稜線から200m以上も下ってしまったので、同じだけ登り返さなければなりませんが、皆さんが「良いトレーニングになるよ」と言ってくださったので、ちょっと気が楽になりました。
山歩きで道を大幅に外すというのは久々の大失敗でした。たいていは早めに気づくものですが、このときはブナと花に浮かれてしまっていたのかも?それに3年前に歩いたときに、間違えるようなところは一か所もなかったという思い込みがあったのが油断の元でした。
花が次から次へと出てくるので、なかなか前に進めません。
私と同じで花の撮影のお好きなKさんは、キクザキイチゲが出てくるたびに律儀に撮影されている様子・・・。
私も負けじとばかり、いちいち立ち止まって撮影です(^_^;
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