カワラサイコとタカトウダイ
6月下旬とは言うものの、10日ぐらい前にすでに見ていましたが、カメラを持たずに通過すること数回、今日こそはとカメラを持って出かけました。
6月下旬とは言うものの、10日ぐらい前にすでに見ていましたが、カメラを持たずに通過すること数回、今日こそはとカメラを持って出かけました。
夫婦池への下山路はいたるところ苔むした倒木や石があって、まるで日本庭園のような雰囲気です。
登りではクルマムグラを見かけていたのですが、帰りはこんなムグラを見つけました。
山頂標識はこの3年の間に綺麗なものになっていました。
私たちだけの貸切の山頂で、剣山や次郎笈を眺めながらゆっくりとお昼を食べます。
Tさんはもう一度、ツマトリソウを撮影に行くそうで、笹原を少し下って行きました。
剣山さんが目の前に見えたと思ったら、次の瞬間には西の方角に三嶺が見えてきました。
この日は展望はそれほど期待してなかったのですが、思った以上に素晴らしい展望でした。
夫婦池のほとりにはラフォーレつるぎ山が合って、私はまだ泊まったことことはありませんが、剣山を歩いて汗をかいた時など、立ち寄り湯を使わせていただいたことがあります。落ち着いた良い宿のようですよ。
道中の花はまだまだ尽きず、今時分の野山の花をあらかた見られました。
また、アサギマダラが標高1000mを超えた場所にいました。中学時代は夢にまで出てきたチョウですが、今では毎年のようにどこかの山で見ていて、今年はシャッターチャンスもこれで二度目です。
ここのところ、本格的な梅雨空となった四国ですが、1週間前まではまだ晴れの日が多かったのです。
6月16日の夜、山友達のTさんと電話していて、急遽、翌17日の山行きが決まりました。19日からは雨続きの予報なので、17日はその前の最後のチャンスです。
ただし、私は17日は早朝に地区の用事があったので、早出が出来ないため、時間のかかる山には登れません。手軽に行ける山と言うことで、この前から行きたい山の候補の一つに入れていた丸笹山に行くことにしました。この時期ならツマトリソウが咲いているはずです。
Tさんとはいつもの場所に7時半に待ち合わせました。早朝出発と違い、通勤時間帯で通行量も多かったです。
この日はTさんが車を出してくださったので、私は景色を楽しむことができました(^_^;
剣山系の山は高速を利用しないので、まずは県境の三頭トンネルを越え、貞光まで下った後は貞道川沿いに国道439号を南にどんどん走ります。お昼は途中のコンビニで調達です。
岩場の尾根歩きがしばらく続きますが、高度をどんどん上げるので、しんどいことはなくむしろ爽快感すらあります。ただ、岩場に手を置いたらマムシがいたというのでは洒落にもならないので、手を置く場にも目をやりながらの登りです。
道の傍らで黄色い花が見えてきました。
3年ほど前から、山友達のRさんが初夏になると決まって「もう一度、石立山に登ってみたい」と言います。
何でもムシトリスミレが咲くそうで、もう一度見てみたいとのこと。ムシトリスミレなら白馬でいやというほど見ていた私は、ムシトリスミレには特に興味は惹かれないのですが、石立山にはイシダテホタルブクロと言う矮性のホタルブクロやイシダテクサタチバナが咲くことぐらいは知っていますので、それらの花は見てみたいと思っていました。
しかし、6月~7月と言えば生憎と梅雨の時期、おまけに数年前からその時期は東赤石に登ることが多く、7月になったらなったでアルプス行きなどを控えていて、天候とスケジュール調整が難しい時期です。今年もまたRさんと「機会があれば石立に登りましょう」という段取りだったのですが、6月第一週の週末も生憎と四国の山は天気が悪く、那岐山行きとなりました。ところが、今年の梅雨は空梅雨気味で、6月の第二週末はまずまずの予報が出ています。週末を控えた頃、Rさんに携帯メールで「石立に登るならご一緒します」と連絡しました。Rさんもいろいろ思案されていたようですが、直前の7日に決行を決めました。最初は9日にでもと言っていたのですが、天候が8日のほうが良いということで、7日の夜にもう一度Rさんから電話があって、8日に変更です。
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