初めての大山ユートピア、その3、シラタマノキの花やクサボタン
展望台から下りて、先へと歩きだそうとしたその時、道路法面に何やら白いものが見えました。
これは数年前に栗駒山で見かけたシラタマノキみたいですね。
雨のためにスマホ撮影中だったのですが、これはスマホ撮影では無理かなと思い、慌ててザックから一眼を出して撮影します。この後もずっと雨が降りましたが、カメラにビニール袋をかぶせての歩行となりました。
展望台から下りて、先へと歩きだそうとしたその時、道路法面に何やら白いものが見えました。
これは数年前に栗駒山で見かけたシラタマノキみたいですね。
雨のためにスマホ撮影中だったのですが、これはスマホ撮影では無理かなと思い、慌ててザックから一眼を出して撮影します。この後もずっと雨が降りましたが、カメラにビニール袋をかぶせての歩行となりました。
神社横の登山口から登り始めてどれだけも歩かないうちにヤマジノホトトギスが咲いているのに出会いました。
ヤマジノホトトギスと言えば香川の山にも咲きますが、7月に咲いているのは見たことがなくて、たいていは8月末頃にツルリンドウやツルニンジンといっしょに見かける花です。
秋の花が7月中旬に咲くなんて、大山では秋の訪れも早いということなんでしょうか?
7月の海の日の連休辺りは、例年なら北アルプスなどへ遠出をしている時期です。
ところが、今年は7月に入ってから、息子が帰省したり、月末には娘と孫が帰省したり、その間にもいろいろな野暮用があったりと、遠出をするのが億劫になり、取りやめることにしました。山野草などを多く育てるようになったこともあって、その水遣りが心配で長期の留守が難しくなったというのもあります。
そんな訳で、今まで何度も誘っていただいていたのに、アルプス行きのせいで行くことが出来なかった大山ユートピアのお花畑に行くには、今年は絶好のチャンスです。6月に三ノ沢を案内していただいたYさんに連絡したところ、前の週に下見をしてくださいました。お話を伺うと、それまでは大山でも花の開花が1週間ほど早かったのが、ここにきてユートピア辺りのお花畑の開花は例年並みになってきたそうです。
それでも少しは咲いているだろうと、Pさんと出かけることにしました。
ただし、海の日の連休のどこで出かけるかですが、18日は台風の影響があって天気が悪いので、19日か20日になります。当初は20日に予定していて、20日ならばPさんのご主人のMさんも同行される予定で、コースもMさんのご希望の川床~大休峠~野田ヶ山~ユートピアを考えていました。
若い女の子たちが八巻へと向かったのを確認してから、私たちも少しだけトラバース道沿いの花を見に行くことにしました。
私はカメラが少しでも濡れないよう、持参していたポンチョを着用しました。
デジタル一眼は雨にはとても弱いのです。
赤いヤマアジサイに次いで、今度はピンクのシモツケの花が出てきました。
これもタカネバラを見に来たときにはまだ花芽だったものです。
山の花って一度には咲かず、次々と時期をずらして咲くようになっているので、全部見たければ時期をずらして何度も来ざるを得なくなってるんですね(^_^;
梯子場を登り切って、尾根をぐるっとまわりこむと、休憩場所はもうすぐです。
沢の近くの休憩場所までは少しだけ下るのですが、雨の多い時期は良く滑るので、気を付けて下らねばなりません。
7月の第2週末は2週間ぶりにRさんも山歩きに参加できるとのことですが、11日の土曜日はPさんが予定が入っているそうで、12日にどこかに登りましょうと言うことになりました。
この時期は、石鎚にも花がまずまず咲いているそうですが、アルプス遠征を控えているRさんやPさんにとってはトレーニングも兼ねて少しロングコースを歩いたほうが良いかもしれません。私は今年の7月はアルプス行きは見合わせることにしたので、RさんやPさんの行きたいところへお付き合いすることにしました。花もやっぱり見たいねということで、瀬場から赤石山荘方面に登り、天気が良ければ八巻~石室越~前柄赤石~西赤石~日浦と縦走しましょうと話がまとまりました。
この時期はタカネバラは終わりだけど、シコクギボウシが咲いてるはずだし、オトメシャジンも咲き始めているようです。
縦走するなら車が2台必要なので、日浦に5時集合と決め、高松からはRさんが日浦に直行、私はPさんを豊浜SAで拾ってから日浦に向かう手はずにしました。
瀬場を遅くとも5時半にはスタートするつもりです。
今年はいろいろな花が咲き始めるのが早く、スズサイコを見に行ったとき6月末にも、すでにユウスゲの花の咲き跡を見ていました。
7月に入ったらユウスゲが咲くというのは今までにもわかっていたので、久しぶりに青空が広がった7月10日、青空の下で咲くユウスゲが見たくて暑い中を出かけてみました。
このときの山はほとんど人に会うことtのない歩きでしたが、途中、単独の女性とすれ違いました。
この方が笠菅峠の駐車場に先に車を駐車された方のようで、ササユリの咲き具合をお尋ねしたら、中央峰辺りがいちばん見事とのこと。ならば、中央峰までは行ってみないと・・。
一寸展望がひらけた場所に出たら、そこにもササユリが咲いていました。
近寄ろうとしたら、大きなヘビがいて、思わず後ずさりしてしまいました(^_^;
その後、ヘビが草むらの向こうに消えたのを確認してから後ろを振り返ったら、アカモノの実がたくさん実っていました。
林道終点にもうすぐ着くという頃、車に追い抜かれました。
確か、この林道は一般車両は走れないと思っていたのですが、作業車かな?
林道終点に私たちが着くと、案の定、何か作業をされると思しきおじさんたちが車から降りていました。お話を聞くと、登山道の草刈作業だそうです。ご苦労様です。
そのおじさんたちが仰るには「今年はクマの目撃情報が二件ほどあるから気を付けて登りなさいよ」とのこと。
あれまぁ、そういえば中国地方の山にはクマが多いらしく、この前の駒ノ尾山でも皆さんクマ鈴をつけていたのに、私たちはこの日もクマ鈴を持参していません。仕方ない、鈴に負けないぐらい、賑やかに喋るしかないですね。(^_^;
登り始めは9時16分でした。
中津明神でワタナベソウを見た翌週は「どこへ行く?」とPさんとああでもないこうでもないと相談しました。
石鎚には夏の花が咲きだしているらしいですが、土小屋~石鎚は平凡だしなどと言っているうちに、Pさんのご主人のMさんが権現越~黒岳を案内してくださるというので、すっかりその気になって、飯野山にトレーニングで登ったりしていました。ところが、前日3日にお天気の最終確認をしたら、四国の山はどこも雨のようです。雨の中を歩くのはつらいので、少しでも雨が降らなさそうな山を調べたら、岡山県北の山なら大丈夫そうです。
そうと決まれば、中津明神山のササユリがまだ咲いてなかったので、4日の土曜日に岡山の泉山にササユリでも見に行きましょうと言うことになりました。
中津明神山では去年もワタナベソウを見ていたのですが、今年は丁度見頃に訪れたらしく、去年よりもたくさん花を見られました。
登りは一応、登山道を登ってきたので、下りは車道を下ることにしました。
見晴しが良いので、車道歩きとは言え、気持ち良いものでした。
去年、中津明神山を訪れたときにもイブキトラノオがたくさん咲いていて驚いたものですが、青空のもとで見るイブキトラノオは一段と素晴らしいですね。
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