岡山へダイセンキスミレを見に行く、その3、ようやく登山口へ
標高が少し高くなったせいか、それまでのオオタチツボスミレなどに代わって、周囲にミヤマカタバミなどが出てきました。
何か白いものが見えるので良く見たら、タムシバの花が咲いていました。
標高が少し高くなったせいか、それまでのオオタチツボスミレなどに代わって、周囲にミヤマカタバミなどが出てきました。
何か白いものが見えるので良く見たら、タムシバの花が咲いていました。
歩き始めてすぐに、スミレだのニリンソウだのが出てきて、なかなか進みません。
おまけに林道は新緑が盛りの頃で、これがまた美しいんです。
今年のGWは天候に恵まれました。
今まで二度行っている朝鍋鷲ヶ山~毛無山の縦走をしてカタクリを見たいと思っていたのですが、今年は高松の山友達のRさんが娘さんの里帰りお産のためにしばらく山に行けないようです。Pさんと私の2人ではちょっと無理なので、また来年にしようかと言ってたのですが、5月の第二週末の14日、Pさんから金ヶ谷山と朝鍋鷲ヶ山の周回コースを歩いてみたいと連絡がありました。
その少し前にPさんのお母さんが入院されたので、遠出は無理かなと思っていたので、ちょっとびっくりしましたが、二座だけなら時間もあまりかからないようです。
カタクリはもう終わっているけど、ダイセンキスミレぐらいなら咲き残っているでしょう。
時間もまだ早いので、水ノ元でもう一度コーヒーを飲んでから、花散策をすることにしました。
結局、この日は冷たい飲み物よりも熱々のコーヒーが何よりという一日でした。
I君は結局、卒業してから山に登ることなく亡くなったようです。
いつだったか年賀状に「山の登り方も忘れました」と書いてあったけど、たまに山に登っていたら、今頃はまだ元気だったかもしれない・・・山を歩くことによっていろいろな面で元気をもらっている私にはそう思えて仕方ありませんでした。
S君もまた同じ思いだったようです。
下っている途中、ふと上を見上げるとカツラの芽吹きが始まっていました。
そうそう、この辺りにはカツラの大木があったはずです。
山頂から尾根道を十文字峠に向かって下っているとタチツボスミレが咲いていました。
日当たりの良いところではタチツボスミレが多いですね。
数年前にも4月末の皿ヶ嶺に登ってきたとき、あまりにも寒くてお昼を愛大小屋の中で食べたことがありました。
暖かいと軽いハイキング気分で歩ける山ですが、気温が低い時はやはり小屋のありがたさを痛感しますね。
S君がコンロを出してお湯を沸かしてくれるそうです。
上林峠ももう近いと思われる頃、期待していたシコクスミレの群生が出てきました。
皿ヶ嶺という山は標高は1300m弱しかないのですが、その割に気温なども低めだと思います。今年は特に3月が寒かったせいか皿ヶ嶺の早春の花がまだ結構咲き残っているのでした。
ルイヨウボタンが咲いているのも見られました。
この花が目当てで山に入ることはないのですが、それでも会えると嬉しい花です。
春のお彼岸の少し前のある日、学生時代の山仲間から携帯に電話がありました。普段はメールをしてくるのに珍しい…もしかしたら誰かに何かあったかな?・・悪い予感が的中しました。
昔は私たちの山登りの同好会の幹事長を務めてくれ、卒業後は母校に残り山の同好会の顧問をしてくれていたI君の死を知らせる電話だったのでした。
松山在住のS君には私からすぐに連絡しました。私もS君もI君と一緒に3年の時に知床の山々を歩いた仲間です。遠方での葬儀なので私たち二人ともI君の葬儀には出席できませんでした。
4月に入って、今年も皿ヶ嶺に花散策に行こうと思い、それなら久しぶりにS君と皿ヶ嶺を一緒に歩き、I君の思い出話でもしようということになりました。
5月初めにいつも行っている県境散策…今年も行きましたので、遅くなりましたが記録としてアップしておきます。
山頂には数人の先客の方がおいでたようですが、中には子供連れのファミリーの方もいらっしゃいました。
最近、山で子供連れの方、よく見かけますよね。
家族で山に登る方が増えているとすると嬉しい限りです。
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