雑感

2004-12-23

全集本

dsc000321dsc0000817年末と言うので、相変わらず大掃除中です。
今日は午後から来客があるというので、久しぶりに洋間の大掃除をしていたよ。あまり使わない部屋なので、ついついいろいろなものを置いてしまい、その片づけがちょっと大変だった。息子などドラムのセットまで置いてるしね(^^;)

私の書棚もこの部屋においてあるんだけど、独身時代に買った本で、大事なものや愛読書だったものは持ってきてあるんだよね。
整理していたら、こんな全集があったよ。筑摩書房の世界文学体系、これは大学3年の頃から少しだけ買い求めたもの。値段は1300円だけど、当時の貧乏学生には結構な値段だったかも知れない。
左隣に並べてある小林秀雄全集は奥付を見ると、昭和53年発行となっているから結婚もしてから買ったのかなぁ?
大学4年の頃は今から思えば欝状態がひどかったんだけど、彼の本で元気をもらったものだよ。

今はこんな全集本を買うなんて流行らなくて、私ももっぱら村上春樹の小説ぐらいしか読めないけど、いつの日にかもっと時間が出来たら、全集本を読破してみたいなぁ。

画像右上部が私の愛蔵本。下に見えるのは高松のギャラリーで買い求めた明の茶碗やベネチャングラスのボトル。
一時期、こういうものが好きだったんだよね。今は器類は滅多に買わないけどね。
あ、それでも、今日、白磁の普段使い出来るお皿を5枚頼んでいたのが、焼けたからと、連絡があったよ。

画像左は最近寄せ植えにしたビオラたち。他にも5種類ほどの花を植え込んでいるけど、どれも、私が種から育てたものだよ。
テラコッタの鉢は私にしてはすごく張り込んだもの。

2004-12-22

障子貼り

113dsc0006620日を過ぎるといかにのんびりやの私でも、さすがにエンジンがかかってきた。
毎日、一ヶ所ずつ掃除を重点的にやっている一方で、今日はあまりに暖かだったので、午後から急に思い立って、居間の4枚の障子貼りをすることにした。何しろニャンコが4匹だから障子もひどいものである。


先日、うちに遊びに来たYさんがいいことを教えてくれたのだった。というのは古い障子紙のはがし方で、Yさんによると、水をつけた刷毛で障子の桟をびしょびしょに濡らしておくと、しばらくすると綺麗にはがれると言う。その通りにやってみたら、ほんとに今までの苦労は何だったんだろう?と思うほど、あっけなくはがれた。

今まではホースで水をかけながらたわしでこすったり、障子はがし液なるものをつけてはがしたり、それでもうまくはがれないし、辺りは水浸しになるし、水で体は冷えるわと散々だったんだよ。目から鱗とはこのことだね~、ほんと。

その後急いで、といっても銀行だの郵便局だのに行って、夕飯の買い物して、HCで障子紙と糊、カッターなどを買い込んで帰宅したのは4時45分だった。日没が近いけど、障子が全部なくては寒くてかなわないので、急いで貼り始める。糊を容器の中で薄めて、刷毛につけて先ず、桟の部分につける。最後に周囲の部分につける。巻いてある障子紙を斜めにならないようにうまく端に合わせて転がしていくと、糊がぴったりとくっついて簡単に貼れた。紙も薄手のよりも少し厚手のほうが貼りやすいようだ。後はカッターで枠に沿って、余分な紙を切っていくだけ。あ、つき過ぎた余分な糊も勿論ふき取るけどね。4枚の障子はそんなわけで1時間ちょっとで貼れたよ。

去年までは大変な作業と思っていた障子貼りが今年はあっという間に出来上がって、ちょっと嬉しくなったなぁ。


画像右は今日貼ったばかりの障子。手前は先日、高松で買い求めた信楽の徳利に畑の水仙を入れてある。
画像左は今日の帰宅時の夕日。

2004-12-17

和の美?

dsc000089dsc000066年末だから、あまり好きではない掃除も一部屋ずつ片付けている。
火曜日には友人が来たので、南側の和室に通すことにして、この部屋を掃除した。

昨日はお天気がよかったので、久しぶりに茶室の窓やにじり口を開け放して風を通した。
夏まではここを納戸代わりにしていたのを、法事を機に片付けて畳替えもしたんだよね。
そうしたら、その後締め切っていたのと、今年の秋は雨が多かったのとで畳が湿ってしまって、一部、カビまで生えていた(^^;)
昨日と今日の2日間、昼間の2時間ほど開け放したら、少しは乾燥したようだ。

私は茶道具を見たり茶花を育てるのは好きだが、茶道そのものにはあまり興味はない。
でも、こういうすっきりとした空間は見る分にはとても綺麗だと思う。
若い頃にはあまり好きではなかったお寺に惹かれるのも、年代的なものなのかな?


画像右は茶室の中から土蔵を見たもの。
左は座敷西側にあるトイレの廊下の壁。ベンガラなのかな?
昔の建物はそれなりに綺麗なものだね。

2004-12-12

再会

dsc00008510日に仙台から高松に里帰りしていた親友が、今日は仙台に向けて帰っていった。
10日、昼過ぎに高松空港に迎えに行って、その日は彼女と夜の10時まで一緒に過ごした。

こんぴらで今日まで公開されている伊藤若冲の花丸図と根付を観るのが帰省の目的だったらしい。
10日の夜は瀬戸内の魚が食べたいと言う彼女の希望で市内の魚介料理のお店に。
二人でカウンターに座って4時間半も食べて飲んで喋って、ほんとに「楽しかった。

18の頃からの親友だけど、お互いに子育てがほぼ終って、またこんな風に飲みながら楽しいときが過ごせるなんて最高だね。
女性にとってもいい時代が到来したものだと思う。

今日は見送ってきたけど、学生時代から彼女の実家に泊めていただいたりして私のことを知っているお母さんが、わざわざ待ち合わせの場所まで来てくださってた。昔気質の律儀なお母さんだから、娘がお世話になったというので挨拶に来てくださったらしい。

私もすごく懐かしかったよ。7年前にお父さんが亡くなられて、仏前にお参りさせていただいた以来かなぁ。

2004-12-08

初めての訪問

dsc000271dsc000261この春から山によくご一緒しているYさんが、彼女の友達の家に連れていってくれるというので、お言葉に甘えて行って来た。
さすがにこの年になると、新しい友達はどんどん出来るという訳にはいかないけど、それでも新しい出会いがあったり、お付き合いが深まることもあるんだよ。

今日、お宅にお邪魔したOさんとはYさんと讃岐富士に登ったときに一緒に登った人で、気さくそうな人柄と、私と同じで山にずっと登られている人というのでお近づきになりたかった。面と向かってお話するのは今日が初めてみたいなものだったけど、すごく楽しくて、あっという間に3時間が経ってしまったよ。いろいろな山の本や山の花の本も見せてもらったしね。

ご夫婦で車を飛ばして登山口まで行くそうで、今までに北アルプスにも4~5回は登っていると言う。私がまだ登っていない槍ヶ岳にも登頂しているそうで、ちょっぴり羨ましかった。でも、剣岳にはまだ登ってないそう。北海道の黒岳に登った時は行きはフェリー利用で帰りは車を走らせて四国まで帰ってきたそうな。途中青森だの小岩井牧場だので何泊かしながら楽しんで帰ったそうで、そういう旅は私の憧れだなぁ。
私もいつの日にかそんなゆったりとした山旅がしたいものだね。それまで、今の体調を何とか維持しなくちゃね(^^;)

画像は12月に入ってもまだまだ庭で綺麗に咲いている、無名の薔薇。

2004-12-04

続けるということ

dsc00012dsc00029何日ぶりかなぁ?雨が降っている。
冬の雨にしては本格的な降りかただ。

今週は遊びも仕事もめいっぱいという状態だったので、今週に入って初めてゆっくり出来たような気がする。
お歳暮もまだ出してなかったので、お昼過ぎに出してきた。ついでに義妹宅に届け物があったので放り込んだ。
その後、千葉の先輩宅にビオラなどの苗と水仙を送ろうと思っていたのだけど、余りに雨がひどくなったので、明日送ることにする。
スコップやクワを出して長靴を履いたついでに、まだまだ残っているビオラやネモフィラなどの定植をすることにした。
乾燥しているときは後の水遣りが大変だからね。これだけ降っていれば、植え替え後も恐らく水遣りは1週間はしなくて済むかな。
私の花作りはなるべくローメンテを心がけている。でないと、息切れしてしまって、毎年お花を楽しむことはとても出来ない。

実際、主人の同級生の女性で、5年程前にえらくガーデニングに凝っていた人がいて、主人だけでなく私にまで、是非、庭を見て欲しいというので、その方のお宅にお邪魔したことがある。なるほど100坪ほどの庭には芝生が植えられていて、バラがそこかしこに咲いていて、いかにもお金をかけた庭だなぁと感じた。その方には後で、イギリスに花を見る旅に行かない?と誘われたほど。
ところが半年ほど前にばったりと某所でその人に会った。「お庭は今はいかがですか?」と尋ねたら、「他の用事が忙しくなってしまって、実は庭弄りも最近してないの」との返事。続いて「庭は時間や心に余裕がないと出来ませんね」と仰っていた。

花との付き合いは人との付き合いに似ているかも知れない。
私は花も処分はしないけど、今まで友達になった人とはずっとお付き合いが途切れることなく今も続いているのが、取り柄といえば取り得かなぁ・・。

画像はうちの土蔵の模様。土蔵の手前にはアオキが植わっていて、アオキの赤い実を撮影していて、ついでに撮影してみた。
この土蔵は20年近く前に大規模な修繕をしたんだけど、今はもうこういう漆喰を塗れる職人さんも少ないかもしれないね。
左はまだまだ咲いているホトトギスの花。

2004-12-02

こんぴらさん

DSC00021kouyoudsc000100一昨日の大滝山に続いて、昨日は金比羅さんに行ってきた。
今年は遷座祭の年に当たるそうで、それを記念して奥書院に描かれた伊藤若冲の花丸図が125年ぶりで公開になっているんだよ。
11月中は団体バスで全国各地から見学の人がきたようで混み合っていたそうだけど、昨日は12月、しかも月初めとあって、人もそれほど多くはなく、ゆっくりと見られた。

こんぴらさんは有名な海の神様だけど、それでも10年ほど前は町はにぎわっているとは言えなかった。
それが今は温泉も掘って大々的な宣伝もしているせいか、町も綺麗になって地元の人間としては少し嬉しいかなぁ。

お目当ての若冲の絵は近くで鑑賞できるようにと、襖に描かれた花の絵を4枚だけ外してあって、間近で見ることができた。
普通ならガラス越しでもおかしくないけど、畳の部屋で落ち着いて鑑賞できるんだよね。
40種類の花のうち名前がわからなかったのは」「ブッソウゲ」だけだったよ。これはハイビスカスみたいな花だから、きっとアオイの仲間なんだろうね。ひまわりも描かれてあって、ひまわりが江戸の昔からあるなんて、ちょっと驚きだった。

2時半から見始めて、6館共通券を買ったけど、うち5館を見ることができた。10日には仙台から友人がこれを見るために帰って来るそうだけど、また一緒に見に行こうと思っている。

下りは石段ではなくて裏参道を通ったら、思いのほか紅葉が綺麗でなんだか得をしたような気分になったよ。

2004-11-27

懐かしいもの

dsc000102dsc000088dsc00007ものはあまり捨てないほうかも知れない。

特に、思い入れの深いものはなかなか捨てられない。花でも一旦植えて、我が家のコになったものは、滅多なことでは処分しないよ。
それで、お隣からもらったミントが雑草以上に繁ったり、一度植えたマロウが林立したりと、時々とんでもないことになる。(^^;)

実家の母も物持ちがいいというのか、押入れの上の天袋に私や弟の中学時代の参考書や問題集まであって驚いた。
あれは何を探していたんだろう?たぶん、山関係以外の独身時代の写真をまとめてあったのを探していたのだと思う。目的の写真はとうとう見つからなかったけど、その変わりに古い手紙や葉書、雑誌などが出てきたよ。
私たちの若い頃はまだまだ文通と言うものが盛んで、何かあると手紙や葉書を書いたものだね。悩んでいた後輩の男の子からの便箋5枚もの手紙も出てきて、驚いた。もらった当人はそんな手紙のことすっかり忘れていたからね。
でも、その後輩にとっては、手紙を出すだけで何か自分の中でふきれたものがあったのかも知れないね。

大学時代、お金はなかったけど、それでもたまに買っては眺めていた「山と渓谷」。これも東京を引き上げるときに捨てずにもって帰ったんだなぁ。なんだか○十年タイムスリップして、しばらく、ページをめくってみた。

その都度その都度、夢中になるものは変わる。今はネットと言う便利なものがあるけど、少し前まで何かを調べたかったら、それは本を見るくらいしかなかったものね。だから、山の雑誌や園芸の雑誌、骨董関係の雑誌、いろいろ残っている。

お金と時間の無駄と言えばそれまでだけど、それも今の私を形作っているものだからね。

画像右は大学時代に所属していた山の同好会の会誌。不定期に発行されているけど、私の手元には7冊ほどある。中には後輩の滑落事故の特集の入った、見るのが辛い一冊も。
中央は70年代に愛読していた「山と渓谷」他にもまだ実家には残っていると思う。
左は10年程前に愛読した「BISES」いわゆるガーデニングブームの到来に一役買った雑誌だろうね。
この雑誌はほぼ創刊号から愛読して3年ほど見ていたけど、今では私の花に対する考えが少し変わったので、もう見てはいないよ。

2004-11-24

野鳥の季節だね

dsc00033dsc000311dsc000361秋になるといろいろな野鳥が庭に遊びに来る。

野草の名前はここ4年で随分と憶えたような気もするけど、野鳥となると自信はない。
4年前に名前のわかる野鳥なんて、たぶん、5種類ぐらいしかなかったに違いないね。

2年前に近くの川に自然観察に行って、初めて、カワセミを見たのが、野鳥に少しなりとも興味を持つようになったきっかけかなぁ。
早春から晩秋にかけては山や野にはいろいろな花が咲くので、花の好きな私は花に夢中になる。
それが晩秋になり、初冬にもなると、流石に野草も少なくなり、急に野鳥が目に付くようになる。

10月に中庭のシブガキが実をつけたら、自宅の庭にも今年はムクドリとメジロがよく遊びに来ているよ。
ムクドリとメジロはなぜかよく一緒に見かけるね。もしかしたら何か特別な関係があるのかもしれない。去年はよく遊びに来ていたツグミは今年はまだ一度しか見ていないけど、特徴のある鳴き方をするから、今年は声でわかるかなぁ。

そういえば、何年か前にはキジバトもよくギンモクセイの木に巣をかけていたけど、猫を飼い始めたら、たまに遊びに来るだけになって、淋しい。

今朝もぼんやりと柿の木の上に広がった空を見ていたら、トンビが何回か旋回していた。普通はもっと上空を旋回するものだけど、今日は割合低い場所で旋回していたので、姿がはっきりと見えたよ。同じ場所をぐるぐると回るのではなく、少しずつ園がずれていくのがわかる。鳥にも群れで行動するものと単独で行動するものがいて、なぜか一羽だけでいるものは、私の仲間に思えてしまうんだよね。

画像右はベルベット感が増してきたビオラ・ブラックジャック。
中央は野草だけど好きな花なので1,2本だけ畑に抜き残してあるイニホオヅキの白い花。
バックはサルビアコクシネアの赤い花。
画像左は、今日、畑に出たら、畑のお隣の家まで近づいてきたジョウビタキ君。可愛いモデルになってもらったよ。

2004-11-23

今日は赤い花

dsc000225dsc00021dsc00018dsc00017昨日は白い花を書き上げたので、今日は赤い花を。

今咲いてるピンク系や赤い花・・サルビア・コクシネアのコーラルニンフ、鳥が運んできたピンクのランタナ、ダイアモンドリリー、ニコチアナ、ヒャクニチソウの濃ピンク、あ、それにチェリーピンクも赤だなぁ。

今日は仙台の友人にビオラなどの花苗を送ったよ。彼女には私が困ったときや混乱したときにいつも相談に乗ってもらっている。
私とはまた違った見方が出来る人で、「あ、こんな風に考えればいいんだなぁ」とか「そう考えると楽になるんだな」などと、話していると目から鱗です。

仙台への荷物に入れたのは讃岐うどんの他には、ビオラ3種類、ポレモニウム、オダマキ、ヘリオフィラ、カスミソウ、ゲラニウムなどの苗のポットを20ポットほど。

寒さに強そうなものを選んだつもりだけど、ヘリオフィラは屋外で越冬は無理かなぁ。今度電話しとかなくちゃ。

あ、でも、彼女にここのURLを教えたんでした。(^^;)

仙台のYさん、読んでる?
画像は左からダイアモンドリリー、トレニア、ニコチアナ、ランタナだよ。
流石に見頃はどれも過ぎてしまったjけどね。

2004-11-15

芸術の秋

DSC00029taremakuDSC0002myhusyaDsc00019kougeitennこの春まで私のところに勉強に来ていた女の子から、10日ほど前に携帯メールが入った。
今は高松の某高校の美術科に通っている女の子だ。

この子は頭も良かったが、どうしても美術がやりたいということで、親の反対を押し切って
美術科に進んだ。たまにメールをくれたり、会ったりするけど、目が輝いているからたぶん
今やっていることが彼女には合っていたんだろうな。

メールは文化祭への案内で、彼女の絵も展示されていると言う。
それはぜひとも観にいかないとね、という訳で、昨日の日曜日に行ってきた。
今までにもこの高校に進んだ生徒もいたけど、私がこの高校の校門をくぐるのは初めてだなぁ。
美術科は別の校舎になってて、4階が展示場になっているらしい。
展示場の前で、彼女に会って、作品を教えてもらう。

どの作品も私が想像していたよりうまくて、驚いてしまったよ。
絵も音楽も嫌いじゃないけど、そこそこにしか出来ない私には羨ましい限り。
こういう才能があるって、きっと、一生、楽しいだろうなぁ。

そのままデパートで買い物をして帰ってもよかったけど、なんだかすっかり芸術づいてしまって
近くの高松市美術館に行ってみた。
ここは地下が駐車場になっていて、デパートや商店街で買い物をするにも、ここに駐車すると便利なんだね。
嬉しいことに、丁度、「ミュシャ展」をやっていたよ。
時間も3時だから丁度いいかな?

チケットを買って中に入る。
入場者もそれほど多くも少なくもなくいい按配だ。
ミュシャについては美術に疎い私が語ることは何もないけど、1時間半後に出てきたときは、まるで絵に
酔ったようにうっとりしてしまったよ。
山もいいけど、たまには芸術も悪くないよね。

左二枚はミュシャ展の様子、右は文化祭の様子。

2004-11-09

想ふ

DSC00013tenninndsc00013悲しいとき、花を見る。

嬉しいとき、やっぱり、花を見る。

もの言わぬ花。

さて、私は、今、悲しいのか?

それとも嬉しいのか?

静かに、自分の心に訊いてみたよ


画像は もう10年ほど前に種から育てたテンニンギクの子孫です。
毎年、こぼれ種で、真夏と厳冬期を除いて、年中畑で咲いてくれます。

2004-11-06

無名の薔薇

dsc00003この家に私が嫁いできたときから庭に植わっていた木々や花たち、毎年咲いては楽しませてくれる。
そんな一つにこのピンクの名もない薔薇がある。
四季咲きなのだろうか、毎年、春がいちばん見事に咲くが、今年は何故かこの秋も深まった今、きれいに咲き始めたよ。
香りも良くて気に入っている。

2,3年前までは近くに大きな木があったので、その陰になって、あまり綺麗に咲かなかったけど、木を切ったら、途端に
よく咲くように・・。
普通の薔薇は消毒だのなんだのと難しいけど、この無名の薔薇は何もしなくとも咲いてくれるのがいい。

薔薇と言えば、小5の時に父方の祖母に連れられて、近くの、(と言っても距離にして4キロはあったろうか)、お寺の春市に
行ったことがあるが、そこで祖母に買ってもらったのがこれとよく似たピンクの薔薇の株と金柑の株だった。
その後しばらく実家に、どちらも植わっていたが、私が大学のときに家を増築することになり、なくなってしまったらしい。
余談だが、このお寺は四国88ヶ所の札所になっているお寺で弥谷寺という。当時は春市が立つと、近隣の農家の人たちが
苗や植木を買いにきて賑わったという。今はその春市も廃れてしまったようだが・・。

子どもの頃から父について野山を歩いていた私は、いくら歩いても音を上げなかったので、祖母が良くこんな風に
歩いてあちこちに連れて行ってくれたものだ。昔は今みたいに普通の家には車はなかったしね。

今朝はこのピンクの薔薇を少し切って、久しぶりに芝生でコーヒーを飲んでみたよ。

2004-10-30

ソバ畑

dsc01008朝、起きてみると、予報どおり雨。
畑に出て花をチエックしたら、一ヶ月ほど前にピートバンから育苗箱に上げたパンジーや
ビオラが案外大きくなっている。
ここのところ仕事や遊びが忙しくてチエックをサボってたんだっけ。
自宅の敷地内は10月に入ると倉庫の建物の陰になって、日当たりがよくない。
だから、ピートバンで本葉が4枚ほ出たら、育苗箱、に植え替えて、後は畑の日当たりのいいところに
放り出しておく。
育苗箱の底には赤玉、その上にマグアンプをぱらぱら、そして、ここ4年ほど決めている培養土を
どさっと。植え付ける本数は苗の大きさにもよるけど、1箱に50本ぐらいかなぁ。
今日はそのうちパンジー、アプリコット・シェードとビオラアンティークシリーズの品種を定植した。
小雨だから、条件はいい筈。定植後の水遣りも必要ないしね。
一仕事終えて、買い物に出た。
義妹宅に寄ろうと思って、いつもと違う道を走ったら、真っ白なソバ畑が目に飛び込んだ。
讃岐はうどんが有名だからソバは少ないけど、それでも山間部ではソバ畑が意外とある。
でも、この市内でこれだけの真っ白なソバ畑は珍しいね。

携帯画像はあまり綺麗じゃないので、去年、徳島との県境で見かけた赤そば畑の画像をアップするね。
ピンクのソバ畑も綺麗だったよ。

2004-10-23

デジカメ

qklsh0039私の愛用のデジカメはソニーのサイバーショット。購入したのは2001年の1月。

カメラはそれほど好きでも嫌いでもなく、中学~大学までは父のペンタックスをちょくちょ借りて撮影するぐらいのものだった。
子供が生まれてからも全自動カメラ程度しか持ってなくて、人物を写すだけならそれでもことが足りていたしね。

本気でマクロ機能のついたデジカメが欲しいと思い始めたのは、やっぱりネットで花の画像を見せてもらってからかなぁ。
自分で育てた花を記録したいと思ったのが動機。それまでのバカチョンでは接写が出来ず、つまらない花の画像しか撮れないんだもの。
たまたまとあるサイトで知り合いになった方が野鳥の撮影をしてらっしゃるセミプロのカメラマンみたいな方だった。
フォトアルバムをアップしたのもその人のアドバイスだし、デジカメを購入するにあたって助言のメールをいただいた。
花を撮影するならマクロ機能が必須であること、パソに取り込むなら一眼レフよりもデジカメにしたほうがいいこと。
手ぶれをしないために、ある程度の大きさがあったほうがいいこと。などなど。
カメラについてはド素人もいいとこだったから、このアドバイスがなければ、とんでもないカメラを選んでいたかも知れない。

忙しさの落ち着いた2001年の1月のある日、サイバーショットが私の愛機となった。
あれから3年9ヶ月、一体何枚の画像を撮ったろう?夕べ、お風呂の中でちょっと計算したら、たぶん5万枚は撮ってるだろうなということに。
勿論、没になったのも数知れずだけど、一枚一枚の画像はたぶん今でも撮影したときの状況を思い出せる。
特に山で撮ったものは、その時の天候、情景など一瞬のうちに思い浮かぶ。
記憶力は年々低下の一途をたどっているというのに、これだけは不思議。
こうやって使い倒した私のサイバーショットだが、撮影はちっとも不具合なところがないのに、パソへの画像の取り込みが出来なくなった。
たぶん、USBケーブルを差し込むジャックが磨耗したのだと思う。運の悪いことにメモリースティックの取り出し口まで開かなくなった。
これだけ使ったんだから、仕方がないといえばそれまでかな。

修理のことを聞くついでに、新しいカメラもチエックしないといけないようだ。なんだか辛い(^^;)
画像は、仕方なく携帯で撮影した今朝のシュウメイギク。

フォトアルバム
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