山歩き

2006-08-19

キレンゲショウマ咲く剣山その3、登山道の花

剣山スキー場から回り込んで「ラフォーレ剣」手前まではガスが嫌に濃くてライトをつけて走ったが、見ノ越には9時5分に到着。リフトの駐車場には思惑通り、車も少なそうだ。お盆休みも終盤で台風が来ているというので、敬遠する人が多いのだろう。しかもお盆を過ぎるとキレンゲショウマ目当ての人はほとんどいなくなるのだ。

いつもなら見ノ越手前で剣山と次郎笈が良く見える場所があるのだけど、今日は展望もさっぱりダメ。

山靴に履き替え、ザックを背負ってリフトに乗り込んだのが9時20分ぐらい。

Rさんがリフトのチケットを往復で買っていたので私も往復で買う。

リフトに載ること15分で標高1420から1750の西島まで運んでくれる。

リフトに乗っている間、展望があるときは三嶺などの山々を見るが、展望がないので傍らのリョウブの木や、下の草原に咲いているオトギリソウなどを見る。8月はいつもリョウブが咲いていて甘い香りが漂う。オトギリソウがずいぶんたくさん咲いていて、まるでタンポポが咲いているようだ。

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2006-08-17

キレンゲショウマ咲く剣山、その2、道中の花②

見ノ越に行くまでに剣山スキー場を経由するが(勿論夏場は営業はしていない)、ここまでにヘアピンカーブが第一から第七ヘアピンまであって、その間に標高は800から1200ぐらいまでに上がる。

途中に何箇所か、やはり野草の咲くポイントがある。

ピンクの綺麗な色が視界に飛び込んできた。

クサアジサイだ。7月初めの大川山散策ではまだ咲いてなかったが、ヤマアジサイに少し遅れて咲くようだ。

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キレンゲショウマ咲く剣山、その1、道中の花①

剣山にキレンゲショウマを見に行くようになって、今年で5年目になる。

キレンゲショウマは開花の早い年は7月末でも見られるが、今年は一体に開花が遅そうだったので、お盆過ぎに行こうと思っていた。

野草友達のRさんも一緒に行きたいということで、双方のスケジュール調整して当初は18日と決めていたのだけど、台風接近で急遽予定を早めて昨日(16日)の剣山行きとなった。

因みに去年のキレンゲショウマの記事はこちら

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2006-08-11

剣岳の思い出

とある掲示板で剣岳の画像を見せていただいた。

あれは大学2年のとき、その年の夏合宿は北アルプスで称名の滝~大日平~剣沢~剣岳ピストン~立山~薬師というコースだった。6泊だったか7泊だったか、記憶もはっきりしない。

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2006-08-05

3年ぶりの東赤石山、その7、下山

13時5分。下山開始。

天候は回復したようで、空がますます青くなってきた。

う~~ん、あと1時間回復が早かったらな~、と思うがこればかりは仕方ない。

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3年ぶりの東赤石山、その6、赤石山荘

八巻山から赤石山荘への下りではたくさんの人が登ってくるのにすれ違った。

ここまでは登山口からのコースタイムが3~4時間なので、朝、登山口を出発した人たちが、丁度着く時間だ。中には10人以上ものパーティーもいる。しかし、剣山などはリフトがあるものだから下手をすると団体バス一台分の50人近いパーティーが通りかかったりしてうんざりするけど、ここ東赤石は普通に山歩きする人しかいないので、たいていは2,3人や4,5人のパーティーが多い。

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2006-08-04

3年ぶりの東赤石山、その6、岩場歩き

お腹がいっぱいになって、もう少しピークでゆっくりしていたいなと思ったけど、末っ子が「寒いから、そろそろ歩こう」と言う。前々日に大急ぎで速乾性のTシャツを買ったのを着せているのだけど、真夏はさすがに登りで汗だくになって、山頂ではガスが流れているぐらいだから、その汗で体が冷えるのだ。家で凍らせてきたスポーツ飲料もなかなかとけず、ゴクゴクと飲み干すことが出来ない。期待していた展望も今ひとつのようだし、それではということで11時55分、出発。ここまでで、飲みきった水分はお茶500mlとスポーツ飲料300mlぐらい。

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2006-08-03

3年ぶりの東赤石山、その5、ロックガーデン

最後の登りは垂直距離にして50mほど。

いよいよお目当のオトメシャジンが目に付き始めた。

3年ぶりに見るオトメシャジンだ。

オトメシャジンはここ東赤石山の固有種で、私の図鑑にも記載がある。キキョウ科ツリガネニンジン属。蛇紋岩地に生え草丈は低く、葉は線形で長さ3~8センチ、幅1~3ミリで互生する。花序は総状となり、花冠は長さ1センチほどで、花柱は突き出る。分布は徳島県、愛媛県とある。

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2006-08-02

3年ぶりの東赤石山、その4

登山道の傍らで休憩しているものだから、何組かのパーティーの人たちが前を通り過ぎていく。「オトメシャジンは東赤石山の固有種のはずなのに高知の山にも咲いていたとか・・・」などという登山者の会話が聞こえたりする。

末っ子に「後どのぐらい?」と訊かれ、「1時間ぐらいでは」と適当に答える。

じっとしているとブヨやスズメバチなど虫が付きまとってうるさい。特に末っ子は虫に好かれるのか「虫が鬱陶しい」というので、虫除けスプレーを吹きかけるように言って渡す。またまたスズメバチが警戒して飛んできたので、そろそろ歩き始める。10時55分。

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2006-08-01

3年ぶりの東赤石山、その3

沢にかかった橋を渡るとすぐに、道は二手に分かれる。

左は赤石山荘に至る道で、右は直接東赤石山に向かう道。赤石山荘経由の道は3年前に登りも下りも利用したが、結構きつい登りで、末っ子が歩かずに苦労した記憶がある。違う道も登ってみたいので、ここは右のコースを選ぶ。休憩しているときに2パーティーほどが通り過ぎたが、どちらのパーティーも右コースに向かったようだ。

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3年ぶりの東赤石山、その2

道はしばらくは瀬場谷沿いを巻くようにつけられている。

分岐から先は3年前に歩いた道なので記憶もはっきりしている。少し歩くと八間の滝があるはずだ。と思う間もなく滝の轟々と流れる音がし始めた。

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2006-07-31

3年ぶりの東赤石山、その1

前回、東赤石山に登ったのは、ほぼ3年前の2003年月8月1日。

東赤石山は新居浜市の南に位置する赤石山系の盟主とも言える山で、標高1707m。橄欖岩:からなるこの山はオトメシャジンなどの固有種が多いことでも知られる四国ではちょっと有名な花の山だ。

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東赤石方面。一番奥に聳えるのが恐らく東赤石山だと思う

6月初めに西赤石に登った折り、東赤石の雄姿を目にして、もう一度登りたいと考えていた。本来は7月30日に野草友達のRさんとその知り合いの方々と登る予定が、天候のせいで予定がずれて7月29日になった。29日は私は都合が悪く、末っ子に訊いたら、30日なら夏期講習が休みなので登ってもいいという。

画像は帰りの道中、金砂湖付近から撮影した。

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2006-07-24

北岳に登る、その13、広河原へ

休憩しているとヘリの音がやたら聞こえる。大樺沢上空辺りを飛んでいるが、どうやら物資を小屋に荷上げしているらしい。3連休を控えて、山小屋にも人が押し寄せるので、食料や水を大量に上げる必要があるのだろう。

ここからまだ1000mの下りが待っている。下りだから楽だと思っていたが、最近は下りのほうが足に負担がかかるので、気合を入れて下らねば・・。

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2006-07-23

北岳に登る、その12、下山

肩の小屋で、すでにパッキングしておいたザックを引き取り、いよいよ下山にかかる。

7時40分、出発。バスの時間までには4時間半ほどあるが、まずまずというところだろう。

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北岳に登る、その11、展望

最終日の14日はあまり眠れぬまま、4時過ぎになった。周囲の人たちもそろそろ起き始めている。外もうっすらと明るくなり始めたので、起きだして外に出てみる。

雨は降っていないが、やはりガスがかかっている。

5時には、朝食の用意が出来たことを小屋のおじさんが知らせにきた。気圧が低くて水加減を多めにしてあるのか、昨日も今朝もご飯が柔らかめ。朝から丼ごはんだけど、山に入るとお腹が空くので、しっかりと全部食べた。

外にもう一度出てみると、昨日よりは視界が利く。後は下るだけで、12時20分のバスまで時間は十分あるので、晴れても晴れなくても、もう一度ピークまで登ることにする。先輩のOさんに「登ります?」と訊いたら、今日は登られると言う。去年と違って、高山病の頭痛が今年は出てないそうだ。それではと、バッグに例の如くペットボトル、チョコレート、地図を入れて5時半に出発。

夕べ同じく肩の小屋に泊まった人たちの大多数は大きいザックを背負ってピークを目指している。恐らくこの後、間ノ岳や塩見岳方面に縦走するつもりなのだろう。間ノ岳に行く途中に綺麗なお花畑があるそうだ。

風は前日よりもきつくてちょっと寒いが、予定通り6時10分に山頂に着く。

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