雪山の翌週は高知の山で春を先取り、その4、山頂でまったり
後は山頂目指して歩くだけだと思っていましたが、途中で思いがけずコショウノキの素晴らしく花つきの良い株に出合えました。

後は山頂目指して歩くだけだと思っていましたが、途中で思いがけずコショウノキの素晴らしく花つきの良い株に出合えました。

蟠蛇ヶ森の山麓には集落があって中腹近くまで人家があるので、車道だの畑の中の道などがあちこちで複雑に交わっています。
今回も車道のような道を歩いていたと思ったら、また畑の中の道を歩くことになりました。

空も青いし暖かいし、のんびりと歩いていきますが、ここ桑田山集落ではもうじき雪割桜のライトアップやらイベントやらがあるらしく、地元の方たちが道の傍らを草刈されています。
山麓ではもう菜の花が満開で、黄色が眩しいばかり・・・
正式にはセイヨウカラシナというものかもしれません。

2月の第二週末は建国記念日を絡めた三連休になっていました。
2月初めの週末の雪の毛無山には山仲間のPさんが都合で参加できなかったのですが、この3連休は3人とも山に行けそうです。南大王のフクジュソウを見たいので、帰りにフクジュソウが見られるようにと最寄りの国見山はどう?とラインで連絡し合ってました。日にちは11日が天気が良さそうです。
ところが間際になって11日の天気が余りよくなく10日は徳島も香川も曇りで、高知だけが晴れのようです。日にちは10日に変更して、行先をどうしよう?と言うことになりました。Pさんに電話して、曇りの国見山ではいくら雪が多くてもぱっとしないし、Rさんと私は前の週にたっぷりと雪を楽しんだので、いっそのこと高知の手軽な山にする?という話が出ました。蟠蛇ヶ森なら山麓の雪割桜がそろそろ咲き始めているかもしれないし、途中でコショウノキの花も咲いていることでしょう。
蟠蛇ヶ森には今まで5回ほども登ってますが、いつもバイカオウレンの花を見た後、ついでに登るという感じなので雪割桜に開花には早すぎて、まだ見たことがありません。、Pさんは菜の花が気になってるようですが、菜の花ぐらいは香川でもすでに咲いているので、高知なら間違いなく咲いていることでしょう。
後はラインに流してRさんさえ良ければ行先変更です。

小屋まで下ってきて、ブナを見上げたらヤドリギが着生しているのが見えました。

私たちが出発する前にもかなりの人数の方が山頂目指して登られたはずですが、意外にも山頂はほんの数人の方だけ・・・皆さん、白馬山のほうに周回されたんでしょうか?
毛無山だけに登るのだったらそれほど時間がかからないはずなのに、ずいぶん早く歩かれているなと思ったのですが、そういう訳だったんですね。
山頂でお昼にされている方もいらっしゃいます。
尾根に出た途端にものすごく冷たい風が吹いてきたので、これは山頂はてっきり寒いに違いない、早々に小屋に下りてお昼かな?と思っていたのですが、意外にもそれほど寒くありません。もちろん厚手のダウンを羽織っているのですが、寒い時は5分ぐらいしかいられない時もあったのですが、この日は気温が高いみたいです。

尾根がもう近いな~と思う頃から、ブナの大木が出てきました。

駐車場から車道を横断して登山口方面へと向かうと、私たちの直前に出発されたパーティーの人たちも車道を渡ってすぐのところでワカンを装着されています。
Rさんもすでにスノーシューをつけているし、これは私も観念してワカンをつけるとしますか。
ワカン歩行は2年か3年前の比婆山行き以来かな?
四国の山では持参することはあっても、ほぼ使用することはなくたいていはアイゼンのほうが有効です。というのも四国の山は急峻で中国地方みたいになだらかな雪原を歩くことがほぼないからです。

今冬の四国の山は雪が少ないです。
10年ほど前にも雪の少ない時期があって、2月の笹ヶ峰に登っても雪はないわ、寒くもないしということがありましたが、今年もそんな感じです。
1月末に高知で春の花を楽しんだ翌週は今度こそ雪山?
お誂え向きに2月第一週末直前に平地ではたっぷりの雨が降りましたが、これが日本海側ではきっと雪だったことでしょう。天気予報を見ると、珍しく岡山県北も晴れマークが出ています。岡山のセツブンソウも咲き始めてるというし、これは雪の山を楽しんでその後にセツブンソウを見るのがベストかな?
ラインで提案を流しておき、行先はRさんに一任してあったところ、前日2月1日に三平山とセツブンソウはいかが?という連絡が入りました。三平山は以前にも一度行ったけど、スノーシューハイクにはもってこいのなだらかな山で登頂も2時間ちょっとあれば登れます。
もちろん、異存はないのですが、翌2日は気温が高くなるという予報が出ていて、三平山は一か所雪崩がおきやすい場所があるのです。古い雪の上に新雪が積もり気温が上がると表層雪崩が発生します。
まぁ、行先は蒜山インターを下りてからでも決められるわということで、瀬戸大橋を渡ることに決定。ところが、3人のうちPさんが親類に不幸があって行けなくなりました。セツブンソウが見られないPさん、残念でしょうが、また機会はあるでしょう。
結局、2月2日は坂出の某所に6時集合となりました。

午前中にたっぷり撮影したというのに、陽射しの加減がちがうので、午後もまた、たっぷりと撮影しました。

山頂を少し北側へ下ると木の間から見えてきたゴルフ場はグリーンフィールゴルフ場とのことです。
地形図をプリントアウトした時に、清宝山の北側になだらかな場所が広がっていると思ったのはここだったようです。
そして、少し移動したAさんから「見えてますよ」との声。
「え?」何が見えてるの?と思ったら、待望の石鎚山系でした。

分岐から少し登ったら、また分岐らしきところに出ました。
山頂へは右手の道を行くのらしいですが、Aさんはなぜか左へ・・・
そこには素晴らしい展望が待っていました。

バイカオウレンを心行くまで楽しんだら、そのまま山歩きに移行します。

高知の山仲間の方に、早くからバイカオウレンなどのお花見の時期はご一緒しましょうとお願いしてありましたところ、今年は花の時期が随分早そうとのことです。
1月の第三週の週末はRさんが家族旅行でお留守だし、花の見ごろも1月末辺りかなと思い、第4週の週末に行こうということになりました。天気予報を見てみると26日は荒れるようで、27日なら何とか回復しそうなので27日決行とします。今回は直前まで息子や孫が帰省していたので、高知の山仲間の方への連絡はRさんが担当してくれました。すると、有難いことに、高知の山仲間のAさんが下見までしてくださったのです。
当初は私が車を出すつもりでしたが、前日の26日に高速高知道はかなり雪が降ったようで通行止めになったとのこと。私の車ではとても行けそうにないので、Pさんに車出しをお願いしました。高知のAさんとは南国の道の駅で9時に集合となりましたが、早めに行って道の駅でモーニングをいただくことにしたので、大野原の某所には7時集合です。

Pさんが帰りに展望台に寄りませんか?と言うので、寄ってみることにしました。
いつも一ノ森から歩いて来る時はここを通りますが、山頂とはまた一味違う眺めが見えるようです。

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