クマガイソウ
今まで自生のクマガイソウの花を見たことはありませんでした。
葉っぱは愛媛の山などでも見たことはありますが、もっと早い季節に行くので、花には会えなかったのです。
20日ほど前に、仲良くしていただいている山友達のTさんに「クマガイソウを見に行きませんか?」と誘われました。願ってもないお話です。
ところが、最初に行く予定にしていた連休最終日の6日は雨で行けなくなりました。
そこで、14日(昨日です)に再び、クマガイソウ自生地を訪れる計画を立てました。
今まで自生のクマガイソウの花を見たことはありませんでした。
葉っぱは愛媛の山などでも見たことはありますが、もっと早い季節に行くので、花には会えなかったのです。
20日ほど前に、仲良くしていただいている山友達のTさんに「クマガイソウを見に行きませんか?」と誘われました。願ってもないお話です。
ところが、最初に行く予定にしていた連休最終日の6日は雨で行けなくなりました。
そこで、14日(昨日です)に再び、クマガイソウ自生地を訪れる計画を立てました。
ヤマシャクヤクは今度は下方に見えているので、そこを目指して進むだけです。ただし、ここも足場が良いとは言えず、ザレ場と言えなくもないような場所です。ただ、立ち木が生えているので木に掴まったりすれば何とか行けるという程度です。
30分も歩いたところで、上から二人の男の人が下山してきました。
「上には何か咲いてました?」とお聞きしたところ、「つつじぐらいですね~」とのこと。時間が時間なのでそうゆっくりもしておれないので、この辺で下ることにしました。実際、その辺にくると、花もあまり咲いてないのです。一番花が咲いていたのは登山口付近でした。
その方たちにヤマシャクヤクが咲いているという話を聞きました。
場所は登山口に至るまでの、丁度私が車をとめた辺りらしいです。では、帰りに立ち寄ってみようかな~などと考えながら下り始めます。
登るにつれて、今年はまだ見ていなかった花たちが咲いているのが見えます。
いつもの年だと4月末に一度は皿ガ嶺に登るのですが、ちょうどそのときに見るような花が咲いています。
シコクスミレも咲いています。去年まではスミレの見分けがあまり出来なかったのですが、今年はシコクスミレだとすぐにわかりました。
登山口には4台ほどの車がとまっています。
平日だというのに、なかなか人気のある山ですね。そういう私も2,3年前に県境の山から雲早山の姿を眺めてから、いつか行ってみたいという思いを抱いていました。雲が早く流れるから雲早山という名がついたのでしょうか?名前もどこかロマンを感じさせ、しかも登山口がスーパー林道沿いにあるということも憧れを募らせたようです。
道は大きくカーブして山の斜面を回り込むように走っています。
木陰になるからか、いろいろな花が見え始めました。
小さな沢のそばにタチツボスミレが群生しています。苔のむした岩の上でとてもいい感じで咲いています。今までにもこんな苔むした岩の上でマイヅルソウ、ゴゼンタチバナなどを見たことがあります。植物にとっては環境がいいのでしょう。
「岳人の森」からトンネルまでの道は眺めも良くてとても感じの良い道です。標高900以上はあると思われ、周囲の山々の展望もなかなか良いです。
一方、山側の道路法面は落石防止の金網が張られていますが、その下にはタチツボスミレやフウロケマンなどが咲き乱れています。
去年は確か川辺にキシツツジが咲いていて、近くまで下りようとしましたが、なかなかうまく下りられなかったのを思い出しました。車をちょっとだけ停めて川岸を眺めて見ますが、あのピンクのツツジが見えません。
時期が遅すぎたのでしょうか?
5月9日(昨日です)何とか山に行ける時間が取れそうです。
前日から剣山に行こうか、それとも旭ガ丸、カタクリがまだ咲き残っていそうな赤星山、はたまた落合峠から矢筈山?などとプランだけはいろいろ思い浮かびます。
しかし、平日とあって、末っ子が家を出てから出発する事に決めていたので、早出ができません。結局、前日コインランドリーで洗ってきたコタツ布団などまで干していたので、8時半出発です。おまけに車で走り始めてからしばらくして携帯を置き忘れたことに気付きました。しかし、一旦、山に入れば、携帯はどうせ役立たない事が多いので、そのまま走ります。
徳島、美馬に着いてからお昼調達するためにコンビニに立ち寄った際に、行く先を決定する事にします。この日は末っ子と娘のためのお弁当用にチャーハンを作ったので、ついでに私のお昼用にもチャーハンだけは詰めてあります。
シコクカッコソウのご案内をして、その後、別の花を見ていたときのことです。
案内していた方が、何か小さい花を一生懸命撮影されているようです。何だろう?と思ってお尋ねしたらアケボノスミレを撮影されていたのでした。
今年の春は例年にも増して、山歩きの回数が増えています。
山歩きの回数が増えるという事は、いきおい、山歩きの記録のための記事も多くなり、出会った野草の記録も多くなるということです。
シコクカッコソウの花を今年も見て来ました。
とは言っても、その場所でこの花を見つけたのは去年のことでした。すでに花期が終りかけていたので、あまり良い状態ではなかったのですが、今年は咲きあがったばかりの一番良い状態を見ることが出来ました。
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