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歩き始めは11時です。この大生口登山口には駐車場がちゃんと整備されていて、全部で10台ほどの車が置けそうです。
駐車場から一旦、車道を後戻りしたら、すぐに沢を渡ります。丁度頃合の石を置いてくれてあるので、幅5mほどの沢は簡単に渡れます。対岸に渡ると緩やかな勾配の登り道になっています。登山口のところにマムシ注意の看板が立っていて、おまけに絵まで描いてあります。自然と目が下ばかり向きます。3年程前まではマムシの心配など全然せずに山に登っていたのに、最近は妙に気になって仕方ないです。
9月25日は県内の大滝山という山に登ってきました。メンバーは山友達のTさんと野草友達のRさん。前日までは徳島の大川原高原に行く予定だったのですが、前夜はものすごい雨でよく25日の予報も徳島では午前中まで雨と雷予報が出ていました。これに対して香川は曇りのち晴れです。急遽、行き先変更です。やはり雨の中の歩きは避けたいということで、二人も同意してくれました。
一年前に大滝山でいろいろな花を見ているので、近場といえども花は期待できそうです。
集合はTさんの家の近くの薬局に9時ということになりました。
当日は出発までには雨も上がり、予報が当たりそうです。途中でまずRさんをいつもの場所で拾い、Tさんと合流しました。今日の運転手は私です。
滝の姿をひとまず撮影したら、お昼にします。
私は山歩きのお昼はコンビニのおむすびとだいたい決めています。しかし、男性の方たちはほとんどと言ってよいほど、皆さん、ガスコンロを持ってきますね。今回もS君、Fさん、それぞれがプリムスを持参でラーメンを作り始めました。水は滝の水を汲んでくればいいので、その点は楽です。
女性はその点、炊事は毎日やっているので、山に来てまで煮炊きをしたくないという人が多いですね。それでも10月~4月の寒い季節はラーメンは作らずとも、暑いコーヒーを飲みたいので、プリムス持参ということになります。
そうこうするうちに、20代の若い男性二人が滝に登ってきました。なんと、カメラは当然ですが、三脚まで担いで登ってきたのです。滝ファンの方でしょうか?三脚を立てると、ずーっと撮影しています。
七釜からしばらくは川の左岸の岩の上を歩きます。岩の上にはアワモリショウマが生えていますが花はとっくに終わっています。6月に来ればきっと花も綺麗なのでしょうが、その頃は梅雨時なので沢歩きは増水のために危険が伴います。
白いセリ科の花が見えてきました。
堰堤を9時10分に出発します。しばらくは川の左岸に沿って歩きます。10分も歩かないうちに右岸になにやらブルーシートが巻かれてあるのが木の枝からぶら下がっているのが見えました。そしてその辺りから踏跡が上に向かってついています。S君の指示でその踏跡を樹林の方へと登ります。どうやらここから沢を高巻きするようです。最初は少し登り気味に樹林の中を歩きます。その後は踏跡は沢の上方50m辺りを沢に平行してついているような感じです。途中、倒木があって、下と上に迂回路の踏跡がついているようで、S君の指示で上を巻きますが、えらく時間を食ってしまいました。ようやくもとの踏跡に戻ってきたところ、下を迂回するのが正解だったようです。
他にも滑りやすい岩の上をトラバース気味に進んだり朽ちかけた丸太の上を渡ったりと、しっかりした道を歩くのに比べるとちょっと手間取ります。もともとは面河渓の遊歩道だったのが、通る人も少なくなったので、整備されなくなったため、荒れているということです。
8時10分頃、目指す展望所駐車場に着きました。
とまっている車は4,5台というところでしょうか。身支度を整え、山靴に履き替えます。そのとき、60代ぐらいの男性が近づいてきて「御来光の滝に行かれるんですか」と訊かれました。道がちゃんとついているかどうかも訊かれました。S君は「道はちゃんとした道ではないし、ルートも不明瞭な個所があるので、行くのはあまりお勧めはしません」と答えています。
先週初めに、学生時代の山仲間S君から、御来光の滝に行く予定ありとのメールをもらいました。私は特に滝巡りの趣味は持ち合わせないのですが、去年5月に笹倉湿原~筒上山に登る際、スカイラインから「あれが御来光の滝で、登ることが出きるよ」ということはS君から聞いていました。植物に詳しい方が同行されるそうで、また、春にナスビ平へのカタクリお花見山行でご一緒したNさんも参加されるらしいとのことで、行ってみようという気持ちになりました。
帰宅してから、御来光の滝について検索して初めて、「日本の滝百選」というのに選ばれた滝だと言うことを知りました。。それにしても通常の山歩きなら最近は筋肉痛は出ないのですが、珍しく今日は筋肉痛で参りました。岩の上を歩いたり、登山道も通常の山道ほどこなれた道でなかったからかも知れません。
山頂付近には小さな池があります。しかし、今年は8月からこっち、9月半ばまで、ほとんど雨らしい雨が降らなかったので、干上がっています。去年もこの池で見たヘラオモダカなどが咲いているかどうかが心配でした。
今年は8月から猛暑が続いていましたが、9月に入っても10日頃までは焼け付くような陽射しが続いていました。
今週に入ってからようやく朝晩が涼しくなり、過ごしやすくなりました。去年、ミヤマウズラをたくさん見かけた低山に今年も行きたかったのに、暑いうちはなかなか足が向かなかったのですが、やっと行って来ました。花の時期には遅そうですが、さて?
山友達のTさんに寒風山での写真が出来たので、写真を渡したついでに二人で低山に向かいます。
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